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戦国カラオケにようこそ  作者: 黒猫ルナ
1/1

お客様、ダイナミックな入店はお断りします

高らかに鳴る法螺貝や怒声。一体何事かとカラオケ店のドアを開けると、私は即座にドアを閉めた。


「……嘘でしょ?」


もう一度確認の為、ドアを開ける。――そして閉める。


緑がいっぱいで目に優しい自然が広がっていた。


「……店長は夜だし……うーん」


私、吉川三恵は現実逃避することにした。


――部屋掃除してたら元に戻るかしら。


数時間後、部屋はピカピカになったもののお客様が来ない。


「色々ヤバイよね」


階段を掃除して、次は何をしよう。と考えていたその時、


ガッシャーンとまるでトラックが突っ込んできたような音。


「?!」


せっかく掃除したのに誰だよ、こんちきしょう


「む?何だここは?」


……店長この店、何時から映画の撮影ロケ地になったんすか?


どうやら甲冑来た人が馬ごと突っ込んだらしい。……えぇ。ドアが見るも無惨な姿になってますよ。


吹きっさらしになったドア。私の頭の中で、修繕費と言う文字がよぎったのは言うまでもない。


「殿、ご無事ですか!?」


従者と思われる人が、馬ごと入って来た。


「…………とりあえず、馬から降りて怪我の手当てしませんか」


私は、半分麻痺し始めた頭であれこれ考えながら、言葉を発した。


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