「4月9日」3
鍛錬が終わった。
感想を述べよう。
きつすぎる。
今日は2000回も腕立て伏せをさせられた。
なんでも筋トレは魔術を使う集中力を養うため必要らしい。
明日はスクワットだそうだ。
はあ……俺、何でこんな学校に通ってるんだろう。
あっ100万Gのイベントのせいだったか
そんなことを忘れるくらい疲れてしまった。
寮に帰る。
あっ説明が遅れたな。
この学校、厳しいっちゃ厳しいが寮は最高でね。
出される料理がとても美味い!!
個室も豪華でベットもふかふかで寝心地がいい!!
それだけが救いようだな。
さっさと飯食って風呂入って寝るか。
「あっお前は!!」
後ろから声がした。
振り返ると
カオスがいた。
「見つけたぞ!! 近藤武夫!!!」
うわあ。
また最悪な展開だよ。
今日は厄日だな。
「僕ともう一度勝負しろ! お前をコテンパンにしないと気がすまない!!」
嫌です。
その旨をカオスに伝えると。
「現実でコテンパンにされるのとバーチャルでコテンパンにされるの、どっちがいい?」
と聞かれた。
ちなみに言い忘れてたが
この学校ではVRBSでの決闘で魔術を使うことは許可されている。
が
現実世界で必要なとき以外に魔術を使うのは処罰対象になる。
その旨をカオスに伝えると
「ちっ! 覚えてろよ!!」
と舌打ちして去っていった。
どうやら俺はあの戦い以来、ずっとカオスに目の敵にされてるみたいだ。
でもあれは挑発に乗ったカオスが悪いんだし、別に俺目の敵にされる必要なくね?
うん、される覚えはない。
あいつが馬鹿だっただけだ。
とりあえず厄介物が去っていったところで、
こうして俺のマジリティでの初日の生活が終わった。
って初日から鬼畜すぎません!?




