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「4月9日」1

 4月9日。

 とうとう学校に行く日になっちまった。

 どうしよう。

 だりぃ。

 休んじまおうか?


 いや。

 そんなことしてても無駄だな。

 特別魔法軍事学校マジリティ。


 この学校の校則は厳しく。

 ずる休みとかする生徒には重い罰を与えられるようだ。


 仮病ってことにしようとも思ったけども

 この学校のシステムは最先端で

 仮病を使ってることもすぐバレてしまうらしい。

 どういうシステムか気になるが

 知ったところでどうしようもないだろう。

 

 仕方ない。いくか。


 ということで俺は寮から学校に登校することになった。


 重い足取りで学校に向かう。

 俺のクラスは1-C組。

 クラスはF組まであって

 1クラス50名ほどの生徒が割り当てられている。


 ちなみに授業は自分でカリキュラムを組み

 好きな授業を受けられるという完全に自由な制度らしい。

 ただ、残念ながら授業を受けないという選択肢は無い。

 そうすれば強制的にどの授業を受けるか決めさせられるようだ。

 要はさぼれないってことだな。


 あとVRBSヘルメット。

 これも必須らしい。

 何か生徒に大事な情報を送るのに必要なんだとか。


 もちろん忘れたら処罰の対象になる。


 ほんと、嫌な学校だなあ。


 1-C組に着いた。

 しかし、ここまで来る間に

 俺を見た周りの生徒はざわついていた。

 まあ一応1位を取った人間だからな。

 目立つことも仕方ないだろう。


 俺は1-c組のドアを開ける。


「あっ暫定1位の近藤武夫さんじゃないですか!! ちーっす」

「油人間」


 俺がドアを開けた瞬間。クラスの皆は大爆笑の渦に包まれていた。

 完全に馬鹿にされてるな。


 しかし、このままではマズイな。


「どうも、私が暫定1位の油人間です」

「ギャハハ、認めてやがるし」

「皆さんよろしく頼みます。いえーい!!!」

「お前結構面白いな」


 よし、掴みはばっちりだ。

 別に馬鹿にされてるのは慣れてるからな。

 こんな感じでノリに乗っとけばクラスで浮くこともないだろう。


 チャイムが鳴った。

 チャイムが終わった瞬間。

 このクラスに教師らしい人が入ってきた。

 担任の先生か。


「今日からこのクラスの担任になることになったイリアル・ベルツタイナーだ。」


 見た感じ結構な堅物だ。

 その雰囲気に飲み込まれるかのように周りの生徒は静かになった。


「この学校に来るのはほとんどがエリート。だが」


 そのセリフを吐いた瞬間。イリアルの顔は険しくなった。


「所詮は魔術師の卵にすぎない」


 イリアルが話を続ける。


「皆、必死に鍛錬をして立派な魔術師になるよう心がけるように! 以上だ!」


 こうしてホームルームは終わった。

 立派な魔術師ねえ。

 一応俺も魔術は使えるがこの学校のエリートに比べれば微々たるものでしかない。


 でもあれだよ?

 カオスに勝ったのは実力だよ?

 俺の挑発に乗ったカオスの負けだ。


 


 さて、今日の全ての授業を終えたわけだが

 わけわからん。

 雷魔術の授業とか受けてみたんだが

 ほとんど理解できなかった。

 唯一分かったのは

 雷魔術の雷撃サンダーボルトは空にある雲を利用しないと発動できないこと

 だから雷魔術師は建物内部などの戦闘や雲が何一つ無い晴天では結構不利になるそうだ。

 ただ、上級者になると雲を利用しなくても自分の内部から電撃を発することが出来るらしい。


 まあこんなところだ。

 さて、疲れたし寮に帰ったらもう寝よう。


「ん?」


 VRBSヘルメットが鳴った。

 何だろう?

 とりあえず俺はヘルメットを被る。


「武夫様、至急職員室へお越し下さい」


 職員室?

 何か大事な用なのだろうか?

 

 俺は職員室に向かうことにした

 が

 職員室って……



 どこだっけ?

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