表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/106

ホコホコ、うーん

2人の精霊術は、思いの外早くお願いすることになりました。

というのも、街道に出る事はできたのですが、暗くなってしまい、道の脇で野宿をすることになったのです。

食べる物は100均で買ったお菓子をポリポリと、飲み物はこれまた100均で買ったマグカップに水の精霊術で飲み水を出して貰い空腹をしのぐ事ができました。


マグカップを買った私、エライ!


ところがいざ寝ようとすると、夜になり気温が下がったようで、寒くて寝られないのです。


フレアに燃やしてもらった焚き火だけでは寒かったので、そこにユピィがそよ風を吹いてもらい温風にしてもらいました。やったね2人の合体技! 


温風でぬくぬくしていると、疲れていたのであっという間に睡魔に襲われ、夢の国へ旅立ってしまいました。





次の日の朝、精霊術をあんな使い方をしたので「申し訳なかったなぁ」と、思っていたら、2人の機嫌がめちゃくちゃ良くてちょっぴりビックリ。

「ママの役に立てて、とっても嬉しいの。」と、爽やか笑顔で言われると、胸がホコホコしてきます。


2人に掛ける言葉はやっぱり

「昨夜はありがとう。おかげでゆっくり眠れたわ。」

これだよね。


益々胸がホコホコしてくる。


何故だろう、胸がホコホコするたび何かが引っ掛かる。ホコホコ、うーん、ホコホコ、うーん…。

『ぐうーーーーーっ』

お腹空いた。

取り敢えずわからない事はおいといて、このお腹の虫を静かにさせなきゃ。


私は空腹を満たし、東に向かって歩き出しました。

因みに、精霊はマナを取り込みエネルギーに変えて動いているので、ご飯を食べたりしないんだって。

やっぱり精霊は神秘的だなぁ。


さぁ、頑張って第一村人見つけなきゃ。



今日中に村、見つかるかな?





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ