表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/106

魔法

「取り敢えず、この草原を南下すると街道に出るので、東へ進んでください。そんなにかからずに他の精霊たちが助けとなる者を連れて来ると思います。」


えっ、助けがくるの? 嬉しい!


「それではママ、加護をお受けください。」


ハピィはそう言うと私にはわからない言葉を紡ぎだした。

『*¢§◎▽☆#∇∽‡*』

私の回りに赤、紫、青、緑、白、黄、黒の7色が現れてゆっくりまわっている。

そのうち頭の上に集まり、金色の光へと変わり、私に降りそそいだ。


キラキラした光を手に取ろうと手のひらを差し出すと、光は肌に触れた瞬間、吸い込まれるように消えてしまった。


「ママ、これで私たち精霊の力が使えるようになりました。」


「えっ、魔法が使えるの?」


「魔法も使えますが、私たち精霊の術は魔法とは少し違います。」


魔法とは人が体の回りにある魔法の元となるマナを自分で集め、放つ事で使えるもの。

だいたい3人に1人の割合で魔法を使える者がいるんだって。思ったより少ないな。


精霊術は、人が願いそれを精霊が叶えることにより使えるもの。

これは精霊の加護が必要で、国に数名しかいなくて、1人に精霊が1人ついて、その精霊の術しか使えないんだって。精霊術が使えるだけで凄い事なんだ。

だから私が『全ての術を使える事は秘密にしてください。』と、ハピィたちに何度も何度も念をおされました。


ふぅーっ、なんか凄い物を貰ったみたいだなぁ。


色と種類は、赤が火の魔法、紫が風の魔法、青が水の魔法、緑が土の魔法、白が氷の魔法、黄色が癒しの魔法、黒が闇の魔法で、精霊の服も属性で分かれているんだって。


ふぅーっ、ちゃんと使えるかな?




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ