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誘拐

さぁ、朝ごはんを食べたら出発です。

今日はしっかりと食べて……お腹鳴りませんように。


うら若き乙女としては恥ずかしいんだよぉ!


フレアとユピィは私の肩に乗っています。

私の髪を掴んで落ちないようにバランスをとっている姿…すっごく可愛い。


ジョーとバイロンさんも私を見てニコニコしています。これでコスモとマーゴも加われば完璧なのにぃ。


うんうん、わかってます。

何かあっても連絡がつくように、それぞれ側にいるんだよね。

でも、ちらっと思っちゃうのは自由だよね。


昨日のうちに買い物も済ませたし、後は出発するだけ。

ジョーとバイロンさんが宿屋で用事を済ませている間、隣の空き地の花畑で花冠でも作りましょう。


ジョーとバイロンさんに色とりどりの花冠を作りましょう。フレアやユピィ、コスモとマーゴにも作りたいけど、花冠が飛んでいるように見えるから駄目だよね…残念。


ジョーとバイロンさんが出てきたらすぐにわかるように空き地の真ん中辺りに座って花摘を始めたら、後ろから鼻と口を布切れで押さえつけられました。


息しちゃ駄目だぁーーー!


意識が薄れていく…………。








誰かの話し声がする……。

「うっ…………。」


「おい、ケイ。大丈夫か?」

あれ?バイロンさんの声がする。


「ケイ、もう大丈夫だからな。」

ジョーの声はいつもいい声だなぁ。


ゆっくり目を開けると二人の顔とフレア、ユピィ、コスモ、マーゴの心配そうな顔が見える。


あぁ、助かったんだ。


「まだ薬が効いているから、まだ寝ていて。」

「後で胃に優しいもの食わせてやるから。腹が鳴る前にな。」


ジョーはいつも優しい。

バイロンさんはいつも意地悪…。

ホッとしたしたら眠くなってきちゃった。


詳しい事は起きてから聞けばいいよね。

とにかく眠い。



二人ともちゃんと教えてくれるかな?





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