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バイロンさん

「コンスタンスさん、お世話になりました。」

挨拶が終わったら出発です。


「ケイ、もう行くのかい?」

「はい、先を急いでいますので。 ナディアさんとお幸せに。」


これからの旅は、お馬さんに乗って行けるので、楽チンです。

でも、お馬さんの上はこんなに高かったんですね。

高所恐怖症でなくて良かったぁ。


馬の背に乗って、まずはバイロンさんと、精霊の紹介をしてもらいました。


白い服を着た女の子は、氷の精霊で名前はマーゴ。

人見知りが激しいのか、あまり視線が合いません。

まぁ、慣れてきたらユピィと3人で女子トークができたら嬉しいな。


バイロンさんは、ここ『クサミラ王国』で第3部隊の隊長をしているそうです。お偉いさんですね。


因みに、第1部隊は近衛隊、第2部隊は王宮警護、第3部隊が市街地警護をしているので、第3部隊が一番人数が多いんだって。


そこの隊長さんなんだぁ、偉いんだぁ、すごいなぁ。でも、こんなに仕事から離れて大丈夫なのかな?


聞いてみたら「国王陛下直々の命令で、軍資金も国から貰ってきているから安心してね。」って言われました。

無一文だったから安心しましたぁー。


バイロンさんには笑われたけど、お金がないのは不安だよ……。


後は疑問が出たら聞くという事になったんだけど、その時バイロンさんは「まだ小さいから無理しないでね。」と言ったのぉ!

やっぱり、やっぱり私って子どもだと思われたのね!


面倒なので、年齢は自分から告げない事にしました。まぁ、聞かれれば教えましょう、って感じですね。

因みに、バイロンさんは私より50㎝程高く、年齢は28才、若い隊長さんだね。


馬の背に揺られて気持ちよくなっちゃって、うたた寝しちゃいました。


やっぱり私ってお子さま?




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