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光沢と輝き

作者: 歌川 詩季
掲載日:2026/08/10

 いろんな属性、てんこもり。

 光沢なんてもんは

 つらの皮 一枚に塗りたくるか

 鱗や殻の一層をこすりあげるかすれば

 こと足りる


 だけど輝きってのは

 その内側よりもさらに奥にあって


 闇を喰らいながら燃えさかる炎や


 静謐(せいひつ)(たた)えながら

 乱反射を見せる水面(みなも)


 不自由の壁に囲まれながら

 隙間を縫うように踊るつむじ風


 暗雲の鎖に(つな)がれながら

 (いまし)めを断ち切って

 地上へと舞い降りる稲妻


 あるいはそれらにも似た

 高まりや したたり

 うねりや ほとばりなんかが

 かたちを結び磨きあげられることによって

 はじめて 目にする者の魂をもつらぬく

 光をはなつ輝きとなるのだ



 つらの皮 一枚だとか

 鱗や殻の一層のはなしでは

 けっしてない

 氷属性は入れられませんでした。

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