表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/6

田中雄志、現役シスター。

一応初投稿です。

しぇんどうじゃん食べたい。

♱               君の選択は              ♱

???「ッ、■■■さん‼」

君が叫ぶ。

僕よりそいつを選ぶのかい?

僕じゃなかったのかい?

僕の為にこっちに来てくれよ。

もう僕には、君の赦しも救いもいらないのだから。


■■■「──の結晶。???もみたいよね?」




♰              残業中の懺悔              ♰




「はっはっはー‼」

元気よく声を出す。だが何一つ喜んでやいないさ。


「おれにすくいがない~リセルシスター(僕の天使)すくいたまえ~」

残業中の僕にはリセルシスター(僕の天使)の顔が浮かぶ。


リセル(僕の天使)はあるアニメのシスターだ。

アニメなんて僕は興味もないが、

アニメ好きの仕事の同期(退職済み。抜け駆けしやがって。)から勧められた。

『シスターのエレナはその最強な力でしあわせになる。』、通称『エレしあ』というものだ。


題名はどこにでもあるものだが俺は引き入れられた。

題名から考えられない壮絶な展開。是非全世界のやつに見てほしいぜ!


そして『エレしあ』の中でも大ハマりしたのが、

()()()()()()()()()()”!

主人公ではないが、エレナの妹だ。ちょーかわいい。

エレナの癒し的位置だ。

好きだリセル!!(唐突)


しかも天才的に才能がある。エレナほどではないが、何でもできる。


だが僕には仕事もできないし、僕にはなにもない。

おっとこういう話もリセル(僕の天使)の前では懺悔かな?ははは‼

ははは、はあ。仕事終わんねえ。


電話記録・メール・謝罪報告などの文書をまとめて報告書にする。

一ミリも一マイクロ(マイクロの使い方あってんの?)もつまんねえ仕事だ。

「誰かの怒りを言葉にして、報告書公開。儲けが減って、負のループってやつ?」

なにが楽しいんだろう。あ、そうだ、


()()()()()()()()


俺は会社を辞める勇気もないが(社長がくそ怖えんだよ。)、

強制的にやめることができる。


()()()()()()()()()()()()


大嫌いだ、『エレしあ』みたいな世界がいい。


“シスターがいれば幸せな世界がいい。”=『エレしあ』


何を考えてもリセルか『エレしあ』にしか頭がいかないのだよ。



この時一つ感じたのは一つ。“夕焼け”




♰              気が付けば。              ♰




本当に気が付けば、橋の上だった。

そうやって会社を抜けてきたんだっけ。

カゲロウがチリチリと僕を焼き付ける。


ここで一つ物申したい。


こういう橋の上で自サツするときって、

雨じゃないか?嵐だ、嵐がいい。

悲しみを表わすじゃん。

まあ、僕が死んで悲しむやつなんていねえよな。


でも、こういう時にゲリラ豪雨降らねえのかな。



はい、最後まで『エレしあ』思考です。


()()()()()



橋から落ちていく。走馬灯もない。

最後に見えたのは幻覚でほしくない、橋の上にいる笑っている『エレしあ』の“エレナ”。

僕を見ているのかい?エレナ。

もう、おわる…



この時一つ感じたのは一つ。“水色”


────


■■■「この時からでしたんですね…!」




♰              よくある展開              ♰




???「ぁ──丈──?」


ん?


???「ほら坊ちゃん。大丈夫か?」


坊ちゃん???


僕「僕は大人だぞ?」

???「頭を打っているようだ…」

僕「僕は正常だ。至ってな。」


???「エレナ様。この方、頭を打っているようで…ここには病院もないので…」

僕「えれn!?」

???「こら!坊ちゃん!エレナ様を呼び捨てするんじゃない!」


エレナ「いいのですよ、笑。私はエレナ・フローレンス。エレナとお呼び?」

僕「嘘お!?もしかして『エレしあ』のエレナ・フローレンス!?」

エレナ「…?えれしあ?」


ふう落ち着けこれは夢だ!そ…うだ


僕「僕は…死んだんだ。そうなんだよ、自殺して逃げた…僕は」

エレナ「落ち着いてください!あなたは今生きているのですよ‼」


僕「生き…てる…?」

エレナ「こういう時は物理的に…失礼致します!!」

大きく僕の背中を叩く。

僕「いっっっっっつ!!!」

めっちゃ痛いじゃねえか!

痛い…そうだ、生きてる。どうしてなんだろうか。

そしてここは…、


見える景色すべてが腐敗している…

『エレしあ』のウ゛ェルム村の景色に見える!


村人「ねえ!エレナ様!マラが発生したわ!!」

エレナ「急ぎでしょうか?」

村人「いや、まだ発生しただけです。」

僕「マ…ラ…?」


たしかマラって『エレしあ』の作者曰く、

“”ass of Latent Affection(潜在感情の集積)”の略で“Ma-La”って呼ばれる

とか言ってたな。


村人「君、マラを知らないの?」

エレナ「ふふ、若いですものね、教えますよ。」


エレナ「ウ゛ェルム村はこの世界で唯一シスターがいない町。

シスター(私達)がいないから、村は腐敗していってるの。

だってこの世界には“マラ”が存在するから。


マラは沢山の人々の思いの集まりから生まれる。

嫌な思いからいい思いまで。

そのマラはいい思いでも、嫌な思いでも時間が経てば怪物化する。

だからシスター(私達)がそのマラを怪物化する前に水晶化してしまうの。


だが怪物化した場合、シスター(私達)がこれもまた対処する。つまり戦闘よ。」


マラの説明…。『エレしあ』の設定と完全一致!!!!!!!


僕「ということは…本当に『エレしあ』の世界に…来た…のか…?」

夢なんだろうか、夢でなくてほしい…。


???「おいおい大丈夫かよ…坊ちゃんよ。」

ウ゛ェルム村の…この人は…、

僕「僕を坊ちゃん呼び…ウ゛ェルム村のグレイおじさんの子供への愛称!」


グレイおじさんは優しくウ゛ェルム村の用心棒だ。


グレイおじさん「おう…そうだが?」

エレナ「急に頭が治りましたか?」


僕「そのバカにしっぷり、エレナだ!」

エレナ「ダメです、また頭がバカに戻りましたわ~‼」


村人「あの…そろそろ…」

エレナ「少し喋り過ぎましたわね。私は仕事があるので失礼します。」

グレイおじさん「おう、エレナ様いつもありがとな。」


エレナはウ゛ェルム村にシスターがいないと心配し、

よくこのウ゛ェルム村に来ている。




僕「…エレナがどっかいってしまった…。」

エレナが行ってしまったから、

そろそろ触れていなかった坊ちゃんの件を確認するか。


僕はずっと座っていたため、立ってみる。

僕「うわあ!!!」

…幼児…化……してる…僕…。


色々あり過ぎて理解できていなかったことが思い出した。しかも最重要ぐらいの。

エレナがいるということは?

リセル(僕の天使)がいるのか!?!?!?



僕「会いに行きたい…」


リセルは僕の天使でいて、最強で、あのエレナが溺愛している。

あの笑顔、あの微笑み、あの美貌。頭もいい。優しさ100%。純度MAX。

もうリセルは神なのかもしれない。

そして神は人間を導く!僕を導いてくれリセル!


つまり会うしかない!


因みにリセルは原作でウ゛ェルム村に来る描写はない。


僕「ここにいても会えない…でも、もし本当にこの世界(エレしあ)なら──」


だが“シスターになる”ことで、シスターのリセルに会えるだろう。


ウ゛ェルム村にはシスターがいない、

だったら助かるんじゃないか?


そう思ったら、もう行動していた──。



この世界はすべてに優しい。

それは“シスター”がいてくれるから。


だがこのウ゛ェルム村には“シスター”がいない。

だからマラによって荒れていくんだとも。


でも僕がいればなんとかなろう。

一歩踏み出して大声を出した。


僕「今日から僕がシスターだ。敬いたまえ?」





♱     一般人『田中雄志』。多分シスターになります。     ♱ 




アニメを見ない雄志は、アニメあるあるが『エレしあ』あるあるとよく言っています。

ところでしぇんどうじゃんどこ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ