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2024 俳句ノート

羊羹の

作者: 名無しのオプ=アート

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羊羹の切り口冴えて(かん)削る


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 コンビニエンスストアでも売っている小分けされた羊羹を食べたのですが、角と辺が丸まっていました。


 刺身もそうですが、羊羹も角が切り立ったものを頂くと、春夏秋冬を問わず、とても嬉しく思います。



 そして、厳寒に鉋をかけるような羊羹を頂いたことを思い出しました。


 勿論、それは練り羊羹です。



 つぶ羊羹も、栗羊羹も、芋羊羹も、水羊羹も美味しく頂くのですが、冬を削る切り口を見せる羊羹は、練り羊羹でなくてはなりません。


 「今宵の羊羹は血に飢えている」という具合に、日本刀のような羊羹が食べたい。



 さだまさしが言ったかどうかは知りませんが、「羊羹は、厚く切りすぎてもいけない。薄く切りすぎてもいけない」と思います。


 発作的に一本齧ってしまう衝動というのも、人の(さが)だと思いますが。


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