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旅人が恐れることの一つは金欠だと思う。僕たちはお金を持っているけと、お金を持っていない。今まで誰でも思いつかなかった。

要するに、大金持ち歩いていると、崩せないことだ。100万ポンド紙幣を非識字者の靴磨きに渡しても受け取れてくれない。この街をやってきて初めて社会科の勉強になった。

「ドラゴンに変身して街を焼いたら?」

「しないって」

「じゃさミミックが行商人に小銭を寄せてきたら?」

「盗賊団になったらモンスターのキャリアに汚名をそそぐだのん」

相変わらずの犯罪脳魔女に、相変わらずのセールスドラゴンに、相変わらずの早期退職ミミックか。李白の「抽刀断水水更流」を思い出したら、3人の関係にバランスを保ちたいから、自分からの影響を少なく与えたい。

「じゃドラゴンが自分の肉を切って村人に売ってみ」

「なんで?」

「益生菌ってそんないいもの?油を落とすこともできる?その益生菌を自分でも使っていたら証明せよ」

「証明するわ!」

ヤ〇ルトに関わったら引っかかりやすいだね。どれだけ洗脳されるのかよ。

キノコをなるべく肉に近い味と調理するレシピのある所は、大体動物を大切するところだと思う。お肉はなかなか手に入れない貴重な食材だからこそ、最後まで動物を殺さない。うん、筋が通る。

まあ体を売ったことも、お金を手に入れるに一つの手段だと思う。ギャグマンガのようにモンスター肉を切って…

だけど、ドラゴンの肉を味わったことのない村人にとって至難の業だ。


僕がミミックと魔女の2重通訳に頼って、やっと早帰りして飼った鳥をしゃべらせたい肉屋さんから露店のスペースを借りてきた。

「興味がわいたな。でもひとまず味わいたい。切ってくれる?」

シェフ模様な服を着ている男が慌てず騒がずにトングで、もなかちゃんの切った肉に掴んで、しげしげと見て、取り留めなく数秒間ふらふら揺らして、やっと肉のスライスを露店のつくえに戻した。

「ちなみにこれはもと戦士の剣で再び鋳造したものだから、いいあぶらは付着しやすい」

男が朗らかな顔でトングを僕たちに向いて左右に振った。

「あなたがた、■■の露店を見張ってあげなくともいいんだよ。露店を閉めてからついて来て。この肉がいかなる料理を作れるのを見せてあげる」

「でもお客さん…」

「私のかんにまかせなさい。この街のほかの人間じゃいつまでも来ないんだ。彼らは、ただならオオカミ腐肉を食っても平気だから。以前ここより何十倍も盛んだ街で大きいレストランで総料理長をやっていた私でしか、この肉の価値がわからないんだから…ついでに魔女さんの帽子も貸して」

男が魔女の被った帽子を裏返して、アナスタシアの汗のかいた結晶を薬指でこすって、口に入れた。

「最悪…」

魔女は気にしないのに、ドラゴンが眉をひそめた。

「まあ人工甘味料を発明した人もこんなことをしていたから別にいいじゃん。結晶を舐めることは偉大なる発明にも繋がるから。」

「でも…」

「ヤ〇ルトカロリーハーフも使っているのだろう?人工甘味料」

「ぐぅぅぅ…」

もなかちゃんはヤ〇ルトの悪口を言えない。

「今さらだけど、ヤ〇ルトってお酒の話し?」

「魔法薬だろうが…」

ブッブー!どっちも不正解だけど、この甘酸っぱい飲み物を異世界人魔女と異世界人ミミックに説明する義務はない。

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