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騎士令嬢は掴みたい  作者: まつまつのき
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世界について

〇世界

貴族と剣、魔法、精霊の世界

神様という概念は無く精霊信仰

全ては大いなる精霊王パテル、大いなる精霊女王マーテルによって作り出された。

教会は存在するがこの二柱を信仰するものである。

万物に精霊が宿り、精霊の力がなければ草木は枯れ果ててしまうほど精霊は重要な存在。

この世界には“魔力”というものが存在しているが、それを作り出すことはマーテルでしかできない。

マーテルは創り出すもの

パテルは破壊するもの

という位置づけである。

この二柱以外に地水火風光闇の精霊がいる

魔法は全ての人間が使える。

貴族、庶民関係なく使えるため貴族は貴族の学校で庶民は庶民の学校で魔法の使い方を習う。

稀に魔法を使えない者がいる。

魔法が使えない代わりに“魔力”を素手で触れることができる。

魔法が使えないと判断された者は土の国の魔法技巧師によって造られたアクセサリー型の“人工魔力集積機”を身に着け必要最低限の魔法を行使できるようにされる。


〇RPG「ヒストリアシリーズ」について

ヒストリアシリーズは3部作であり、騎士令嬢は掴みたいの世界は2作目。

1作目「ヒストリア~異世界の来訪者と世界の厄災~

異世界に呼ばれた少年が“マーテルの愛し仔”と呼ばれる少女と元の世界に戻るために旅をする物語。RPG要素強め。

2作目「ヒストリア~光と闇の聖女~」

光の聖女と呼ばれる少女が闇の精霊を取り戻す物語。恋愛要素が強め。

3作目「ヒストリア~光の聖女と終焉の獣」

光の聖女が光の精霊王と共に世界を救う物語。

主人公が事故に遭った時点で3作目は発売前。

1作目と2作目の世界は同じだが、直接的な関りはなく2作目よりも大昔の話。

3作目は2作目の1年後の世界となっており、光の大精霊ルート、トゥルーエンド後の世界の話だ。


1作目と3作目はバッドエンド、ノーマルエンド、トゥルーエンドが存在しているがそれぞれ一つずつで各キャラクターエンドはないが、2作目は女性を対象にしているため各キャラクターにバッド、ノーマルエンドが存在し、トゥルーエンドが1つ存在する。


〇2作目のルートについて

2作目の攻略キャラクターは以下の通り。

第二王子ノヴァ・アウルム・アルガリータ

第三王子インベル・アウルム・アルガリータ

公爵子息ウェリタス・コラルリウム

伯爵子息クラース・アルゲント

光の大精霊


推奨する攻略順は

第二王子→伯爵子息→第三王子→公爵子息→光の大精霊


光の大精霊ルートは他全てのノーマル及びバッドエンドを解放後に攻略可能となる。


〇ルート内容について

[共通ルート]

物語の始まりはフロースが学園に入学するところから始まる。

学園内に知り合いがいるアウローラが案内役となり、共に学園内の施設や授業についての説明が入る。

学園内の案内の際に光の大精霊を除く全攻略対象と知り合う。

クラースはアウローラの婚約者として、第二王子と第三王子はクラースの友人として、公爵子息はフロースが聖女であることに興味を示して出会う。

ルミノークスとも再会するが、彼女はフロースに対し冷たい態度を取り取り巻き達とどこかへ消えてしまう。

アウローラは最初の仲間として同行し、その後学園で事件が起こる。

学園内で切り付けられたという事件が発生する。

その特徴から聖女二人が狙われているのではないかという噂が立ち、フロースは攻略対象達に自分を身代わりに犯人を逮捕することを思いつく。

フロースの協力の元事件の犯人の少年が拘束され、共に事件を解決したことにより絆が深まる。

犯人の少年は貴族にうらみがあったと供述する。

その後騎士団の拘置所から行方不明になってしまう。

ここから攻略対象全員が仲間に選択できるようになる。

攻略対象と授業や課外活動を共にして夏休みに差し掛かるころ再び事件が発生する。

アウローラが学園内で惨殺されてしまう。

その隣にはあの事件を起こした少年が原因不明で死亡し横たわっていた。

前日までフロースと一緒にいたというのに死んでしまった彼女にフロースは悲しみ攻略対象が慰める。

アウローラのお葬式の後、フロースはアウローラから精霊についての本を譲り受ける。

本にはメモが挟まっておりメモには「少しでもフロースとルミノークスの力になれば」と書かれていた。

ここの部分で泉に向かうのだが、攻略対象と一緒に行くと光の大精霊は現れない。

一人で行くと光の大精霊ルートになる。

葬儀の数日後、突如として光の守護が薄くなり、周辺の魔物の狂暴化が起こる。

光の大精霊ルート以外ではここで光の大精霊が現れ協力を仰ぐ。

光の国に闇の大精霊が暴走状態でいるらしくその魔力の乱れにより守護が薄まっているという。

すると聖女を殺そうと魔物が学園に襲いかかってきた。

学園の生徒、騎士団、先生による学園を守る戦いが起こる。

ここからルート分岐で、誰と一緒に行動するかによって分岐する。


[第二王子ルート]ゲーム内においては王子様系

騎士団と共に前線で戦う。

剣の腕がいいということでノヴァは善戦するが、フロースを庇い重傷を負う。

ここでフロースは彼を助けたいと“聖女の祈り”を発動させ周囲の人間の強化及び傷の手当てを行う

その後犠牲は出たもののなんとか魔物を退け闇の大精霊の気配は消えた

事件後光の大精霊から話を聞いてアウローラを殺した犯人がもしかしたら何か握っているかもしれないと犯人の素性を洗う

アウローラが何かを掴んだということも考え、フロースとバディを組んで調べる

それを良く思っていなかったルミノークスがフロースに嫌がらせをしてくる

「王子に媚びている」と言われてショックを受けるがそれをノヴァが「彼女の傍がいいから俺が傍にいるのだ」と言い放ち、ルミノークスに冷たく当たる。

ルミノークスの株がだんだん下がり、学園において肩身が狭くなってしまった彼女。

事件の全貌が解明されつつあるその時、闇の大精霊が再び学園に現れる。

現場に駆けつけてフロースは驚愕する。

闇の大精霊をルミノークスが自分自身の体に取り込み、学園の皆を襲っているのだ。

フロースは何とか鎮圧する、しかし、闇の大精霊はルミノークスから離れていかない

光の大精霊に聞くが手立てはないと言われるが、諦めずに何か手を考えるが自我を取り戻したルミノークスが首を左右に振る。

彼女は自分の思いを吐露した後微笑んでフロースに言う

「わたくしを殺して」

そうすることにより暴走した闇の大精霊と共にルミノークスが死ぬ。

ルミノークスは誰かに騙されたことを仄めかし、フロースは泣きながらルミノークスの胸に剣を突き立てて抱きしめる

謝るフロースにルミノークスは抱きしめ返しながら呟く

「悪いのはわたくしだから」

事件後フロースはノヴァと共に学園の立て直しとルミノークスのお墓参りをする

そこでノヴァと共にこれから彼女に恥じないような聖女の務めをしていくことを決意する

ノヴァは“聖騎士”として恋人としてフロースを守り抜くと誓うのだ。


[伯爵息子ルート]ゲーム内においては正統派騎士系

遊撃隊として戦う。

婚約者が死んでしまったことにより自暴自棄になっているクラース

魔物へと突貫し傷を顧みずに突っ走る

それをフロースはそれを補助するが途中フロースを庇って重傷を負う

ここでフロースは彼を助けたいと“聖女の祈り”を発動させ周囲の人間の強化及び傷の手当てを行う

その後犠牲は出たもののなんとか魔物を退け闇の大精霊の気配は消えた

クラースはフロースにお礼を言うが素っ気ない態度を取る

心配になったフロースはクラースを気に掛ける

事件後さらに一人で鍛錬を重ねて自分自身を痛めつけるような行動を見るに堪えずフロースは口を出す

「放っておいてくれ」とクラースは突き放す

学園内に騎士団が出入りし、アウローラの事件を調べているようでそれにクラースも助力している

フロースも手伝いを申し出るがクラースに断られフロースは独自で調べるようになる

「光の守護を弱めることが可能なのか」という疑問が思い浮かぶ

光の大精霊に話を聞きに行くとここで始まりの厄災について教えられる

始まりの厄災の跡地へ行くことを仲間に相談するとやめろと言われたがフロースはこっそり一人で行ってしまう

フロースはそこの魔物に追い詰められるがそこへクラースが登場し助けられる

怒るクラースに、アウローラは自分の友人であり、彼女を大切に想っていたのは貴方だけではない、それに今のクラースの姿をアウローラが見たらどう思うかと言い、クラースは学園に帰る道中アウローラを助けられなかった自責の念を語る

フロースも同じ想いだと話し、2人は協力することとなった

騎士団と協力し情報を集めながら行動しているうちにその真っ直ぐさにクラースは惹かれるようになる

アウローラのことがあり一歩が踏み出せないまま時が過ぎていく

“聖女の祈り”をフロースが発動させたことによりルミノークスが偽物の聖女ではないかという噂が流れていた

フロースがそれを否定する前にルミノークスが行方不明になる

数週間後、戻って来たルミノークスが学園の皆に怨嗟の言葉を吐きながら襲っている。

その体には闇の大精霊が取り込まれていた。

ルミノークス死亡までは他と内容が同じだが、ルミノークスは死ぬ直前アウローラの事件について話す。

闇の大精霊は人為的に“暴走”したこと、アウローラがその犯人を知っていたこと。

事件後フロースはクラースと共にルミノークスのお墓参りをする。

もう一個行きたいところがあるとアウローラのお墓参りもする。

そこでクラースと共にこれから彼女に恥じないような聖女の務めをしていくことを決意する

クラースはアウローラに謝りながら“聖騎士”として恋人としてフロースを守り抜くと誓うのだ。


[第三王子ルート]ゲーム内においてはクール系

騎士団魔法部隊と共に戦う。

魔法を使い周辺の魔物を一掃するが、インベルは観測手からの報告により前線が後退し始めていることを知る。

フロースに協力を仰ぎ共に前線を出る。

ノヴァと共に前線で戦うが、魔物の毒の一撃を受けたことによりインベルの赤い瞳による魔力の暴走状態となる。

魔物は一掃されたがインベルは暴走状態のままノヴァと一緒に止めるがインベルの強さにノヴァが押し負ける

フロースがインベルとノヴァを助けたいという想いにより“聖女の祈り”が発動

インベルは意識を失い、周囲の人間の傷が治る

医務室でフロースとノヴァがインベルの目覚めを待つ

フロースがノヴァに先程の事を聞くが、話してくれなかった

インベルが目を覚ますとフロース達に謝る

ノヴァがそこでクラースとウェリタスに呼ばれて退出

インベルは「怖い思いをさせた」と謝り、独りにしてほしいと頼む

フロースは頷き、退出

後日インベルの様子が気になったフロースはインベルと話をしようとするが避けられる

何回かそれが続き、インベルを捕まえて話を聞く

赤い瞳の事を話され、フロースは「でもその瞳綺麗だと思う」と伝える

インベルは照れて笑い、避けていたことを謝る

そこへ光の大精霊が登場、インベルの暴走状態について見解を話す

闇の大精霊の暴走状態と似ていたという話をされる

ノヴァに話を聞きに行くと彼はアウローラの事件を調べているうちに大精霊についてアウローラが熱心に調べていたことを教えてくれた。

アウローラの家に行くと事件のヒントになるならと快く部屋の中を見せてくれた

彼女の部屋には大量の精霊に関する本と聖女に関する本が並べられている

葬儀の際に貰った本をヒントに聖女の事、始まりの厄災の事、大精霊の事を纏められている1冊の本と最近起こっていることの関連をメモしたノートが発見される

そこには犯人の候補が書かれていただろうページがあったのだが、破り去られていた

仲間たちと共に事件の関連を調べていると学園内にフロースが聖女の力を利用して男たちを誘惑しているという噂が流れる

ルミノークスを筆頭にフロースを良く思っていない令嬢が嫌がらせをしてくる

見かねたインベルが「彼女は大切な人だ」と公の場で言い放ち、アウローラの為に尽力していることを話す

ノヴァとインベル、ウェリタスもそう証言し、インベルは「君も聖女ならばもう少し思慮深い発言をするべきだ」とルミノークスに冷たく当たる。

ルミノークスの株がだんだん下がり、学園において肩身が狭くなってしまった彼女。

事件の全貌が解明されつつあるその時、闇の大精霊が再び学園に現れる。

(その後の展開は他と同じだが、犯人らしき人物の独白が入る)

事件後フロースはインベルと共に学園の立て直しとルミノークスのお墓参りをする

そこでインベルと共にこれから彼女に恥じないような聖女の務めをしていくことを決意する

インベルは“聖騎士”として恋人としてフロースを守り抜くと誓うのだ。


[公爵子息ルート]ゲーム内においては色男

後方支援をする。

次々と大怪我をした生徒たちが運ばれてくる。

ルミノークスも手伝っているのが確認できる。

ウェリタスが必死に治癒魔法などを使うが間に合わない。

死んでいく生徒たちを見てフロースはアウローラの死を思い出す。

ここでフロースは皆を助けたいと“聖女の祈り”を発動させ周囲の人間の強化及び傷の手当てを行う

その後犠牲は出たもののなんとか魔物を退け闇の大精霊の気配は消えた

医務室で騎士団医療班の手伝いをしている。

フロースも何か手伝うことがあればと話しかけると、公爵子息からもう一度あの力を見たいと言われる。

フロースが要望に応えると公爵子息が満足したと言ってお礼を言う。

以降、ウェリタスがフロースによく話しかけてくるようになる。

ある日の夕方歩いていると誰かの視線を感じる。

だがその後ウェリタスが現れ、自室まで送ってくれるということが何度も続いた。

流石に何かおかしいと思い、公爵子息に尋ねる。

彼は笑顔で「気にしなくていいよ」というが気になるフロースはわざと夕方遅い時間に出歩き、視線を感じた直後物陰に隠れつつその視線を感じた場所へと戻った。

そこには血まみれで絶命している男と血まみれのナイフを持ったウェリタスがそこにいた。

彼は戸惑った表情を浮かべて、フロースに薬品を嗅がせる。

フロースは気絶し、目が覚めると自室だった。

次の日ウェリタスに話を聞こうとするが学園内のどこにもおらず、授業をサボって彼を探しに行く。

彼が好きだと言っていた学園内にある温室、美しい花々が咲き乱れるその場所に行ってみた。

温室の管理人の女性に尋ねると、ここにいると言い女性は気を使い退出し二人きりに。

そこで公爵家とは一体何か、自分の仕事と役割、先程の男についてをウェリタスは話す。

「仕事はいつも同じで誰に見られても構わなかったのに、君に見られるのだけは何故か嫌だった」

君の隣にいられないと学園を去るつもりだとウェリタスは話し、フロースはそれを止める。

フロースの説得の末、ウェリタスは学園に残ることを決意。

フロースは秘密を絶対に漏らさないと約束をする。

死んだ男は聖女を狙うグループの一員で、もしかしたらアウローラの事件に関与しているかもしれないと調べる。

光の大精霊に昔から聖女を狙う人物についてを話を聞くと“厄災”についての話をされる。

仲間全員で話を聞いて、聖女の本当の役割を知る。

公爵家にも文献が残っていると全員で公爵家の文献を読み漁り、禁術魔法や聖女を狙う一団の記録を見つけ出した。

事件を追っているとある日学園にいるとルミノークスの友人がフロースに尋ねて来た。

「昨日からルミノークスが帰ってきていないのだけれど何か知らない?」

いやな予感がして全員でルミノークスを捜索し始める。

手がかりを見つけ、フロース達は学園の外れにある石造りの建物に辿り着く。

中に入ると傷だらけのルミノークスがそこにいて、フロースが助け起こそうとするが拒否される。

彼女はフロースへの恨み言を口にしながら、時折怯えたように謝りながら姿を消して、それの後を追う。

学園から轟音がしてそこへ行くとルミノークスが周囲の生徒に襲い掛かっていた。

(その後の展開は他と同じ)

事件後フロースはルミノークスのお墓参りをする

これから彼女に恥じないような聖女の務めをしていくことを決意する

そこにウェリタスが現れ、ルミノークスを守れなかったことを謝り、花を添える。

ウェリタスは自分の役割を全うしながら恋人としてフロースを守り抜くと誓うのだ。



[光の大精霊ルート]

・・・・No Date


〇世界の国

火の国→1年通して常夏の国であり温泉街が有名な国。

    牧畜は出来ないが、独自の果物と武具の輸出が主な産業。

    武具職人が多いため職人が多い。


水の国→1年通して温暖な気候で大きな水路がある国。

    農業に特化し水が綺麗なため水を使った加工品が主な産業。

    街並みが美しいため観光客が多く、バザールが有名。


風の国→穏やかな風が吹き季節によって気温の落差が激しい国。

    美しい森林が国の大半を占め、果物やその加工品、花、牧畜が主な産業。

    薬草園があり新しい薬草の開発や身体強化薬や傷薬の開発の研究所が存在する。


土の国→草木が少なく岩山の多い国であり穏やかな気候だが雨季がある。

    岩山が多いため発掘や宝飾品の加工、効果付与が主な産業。

    錬成や技工士が多く、宝飾品店が多い。


光の国→緩やかな気候で明確な四季があり中央国と呼ばれ世界の中心国となっている。

    穏やかな気候で産業はオールマイティである。

    大きな研究所があるため他国から留学に来る人も多い。


闇の国→白夜と極夜を繰り返す雪の国。

    厳しい環境故に作物や牧畜は必要最低限である。

    代わりに氷産業、漁業、魔物素材の収集が主な産業であるため、ギルド本部が設立されている。


〇魔法について

地水火風光闇といった属性を持ち、以下の力を行使できる。

攻撃→個人の魔力の強さによって威力が異なる。火属性が得意。

防護→個人の魔力の強さによって強度が異なる。全属性が得意。

作成→個人の魔力の強さによって品質が異なる。地属性が得意。

強化→個人の魔力の強さによって段階が異なる。風属性が得意。

治療→個人の魔力の強さによってできる症状が異なる。水属性が得意。

操作→個人の魔力の強さによって精度が異なる。闇属性が得意。

解除→個人の魔力の強さによってかかる時間が異なる。光属性が得意。

空中に漂う魔力を使用し、行使できる精霊王が使える固有魔法の型落ち版である。


〇属性について

精霊王が創り出した世界を構成する要素。

地水火風光闇とあり、それが一つでも欠けると世界が崩壊する。

明属性、暗属性に2分される。

明属性は天空マーテルに関係する属性、水、風、光がそれにあたる。

暗属性は大地パテルに関係する属性、地、火、闇がそれにあたる。

水と地、風と闇、光と火は魔法効果を増強し一歩間違えると暴走を起こしてしまうため相性が良くないとされている。

水と火、風と地、光と闇は魔法効果を減退させてしまうため組み合わせとしてはよくないとされている。

水と闇、風と火、光と地は相性が良い。

明属性と暗属性内であれば相性は良い。


〇光の国の国内施設

*国立騎士専門学校

騎士になる為の学校。教育学校2年から専攻できる。在学期間は3年。


*国立魔法士専門学校

魔法士及び魔法研究者になる為の学校。教育学校2年から専攻できる。在学期間は3年。


*国立帝王学専門学校

貴族の家業を継ぐために知識を深めるための学校。教育学校2年から専攻できる。在学期間は3年。


*国立教育学校

貴族は15歳からの義務、庶民は10歳から通うことができる。

入学金は必要だが、授業料や学校内施設の使用は生徒ならば無償で利用できる。

入学条件は18歳以下であること。

上の3つの専門学校を2年から専攻できるのだが、教育学校のみを受講することもできる。

ちなみに専攻する際はその学科のテストを受け合格しなければならない。

受講年数の限度は、貴族は3年で庶民は8年だが限度までいた生徒はいない。

庶民の15歳までは教室に先生が来るが、15歳以降は気になる授業がある教室に行くタイプ。

教育学校時代は、貴族棟、一般生徒棟と別れているため混在するのは専門学校に行ってから。


〇騎士団について

騎士団は主に治安維持を目的とした光の国独自の部隊。

魔物討伐を主に行う討伐部隊が5つ、城下町の治安維持を行う部隊が2つ、他に遠征部隊が3つ、魔法部隊が2つ。

騎士団の中で“第一部隊”は騎士団内の成績上位の者を集めたエース部隊で、何かが起こった場合に駆り出される部隊となっている。“第一騎士団”の通常業務は城下町周辺の魔物討伐や治安維持、そして司令塔のような役割も持っている。

1つの部隊は12人構成+5人の医療班となっている。


〇過去の聖騎士

聖騎士という存在は初代聖女を守り、傍に居続けた騎士を周囲が”聖騎士”と呼んだことから始まった。その後、聖女の功績と彼のこれまでの行いを鑑み、世界共通の認識として、聖女を守る存在を”聖騎士”と定めた。

聖女が何処に誕生するかは完全にランダムである。各国にその国を守っている属性を込めた剣が存在し、聖女を守る専属の騎士”聖騎士”にその剣が与えられる。

その剣は初代聖騎士が持っていた剣が砕けたものであるという話もあるが、その過程については伝わっておらず、その剣がどのような材質でどのように造られたものかは不明である。



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