2話
やっとゲームをプレイします。
「じゃあ、最初の広場でまた会おう」
聖がそういって、ヘッドギアを被る
これを被ればSHO の世界に行くことができる。さぁ俺も行くか
ー<skill hunt online >ー
『ようこそ。今からキャラメイクを始めます』
頭の中に響いたのは女性の声
キャラメイクつまり俺のアバターをつくる初期設定のようなものか
目の前にパネルが浮かぶ
『名前を入力してください』
名前か、どうしようかな可夜に本名は止めろって言われたし
いつも使ってるのでいいか
えーと【ムツラ】っと
なにかってすばるは、別名六連星らしいから。深い意味はないよ
次は顔か・・・めんどくさいし今のままでいいか・・・あっ髪の毛長くしよ
俺、軽く癖毛だから伸ばせないんだよな
さすがゲーム、肩にかかるくらいまで伸ばした。もちストレートで
体型もいじらなくていいか
次は武器かぁ
うーんどうしようかな・・・まあ気楽に
格好いいし槌にするか
んでアビリティは確か5個選べばいいんだよな
初期アビリティ
アイテムボックス
採取
剥ぎ取り
通信
翻訳
アビリティ
槌の心得
筋力強化
近距離武器職人
錬金術
感知
っとこれでいいか
目指せ戦う親方さん
これで最後か
『では、skill hunt online の世界で
お楽しみください』
目の前が光
ポーンと頭に音が響いた
『オリジナルアビリティ【職人肌】をてにいれました』
んなんだ
気づくと俺は石畳の上に立っていた
始まったか
・・・ゲームの世界か
あんまり現実と変わらないな
とりあえず自分の姿を確認してみる
やばい安定の初期装備だ。
物凄ください、インナーに皮らしきジャケット、皮らしき短パンそしてなぜ両方茶色?わからないなぜスタッフは、初期装備を必ずださくするのかが
ピピピーと頭に音が響いた
ん?メール?可夜からか
SHOと携帯を無線でつなぐことによってSHO内でもある程度使えるようになっている。
『昴にぃ、掲示板前にいるから早くきて』
んーと辺りを見渡す・・・あれか
あのこっちに手を振ってるダサ装備軍団か
スタッフに悪意を感じるな
「昴にぃ早くー」
妹様からの呼び出しか
俺は仕方なく駆け寄った
「結構早かったな。」
金髪の一番背の高い男・・・聖が話しかけた
「まああんまり顔いじってないからな」
「髪の毛長くしたの?」
赤髪の女の子?・・・可夜ですよねー
「あぁ顔の代わりに変えてみた」
「似合ってるじゃん、ニシシ」
「と言うかまず自己紹介しましょうよ」
茶髪のー、秀だな
ん?自己紹介?
「そうだな、俺は聖でキャラ名はミヤな」
「僕は秀介でキャラ名シュウです。よろしくお願いします。」
「私は可夜よ、キャラ名はルナよろしく~」
なるほど自己紹介とは本人とキャラ名の紹介か
「俺は昴、キャラ名はムツラよろしく!!」
「最初は、買い物でもいくか、」
「「「オー!!」」」
SHO は、ところどころにスタッフがやらかしてます(笑)、次も戦闘はないと思います。