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GG9.草狩り

 ちょこっと動くよ。大丈夫、サキッチョだけだから。えっ短い。はい、そのとおり。


「これ以上近寄ると向こうに気づかれるかもですがどうしますか」

「そーねー捕虜とか囚われてる被害者がいなきゃあ強襲もありなんだけどねー、探り入れてみてからで良いかな。それまで周辺の草狩り(・・・)しながら待機しててもらえる?」

「はい、よろこんで」にぱっと笑顔が返ってくる。 


 〝草狩り〟は不用意に近づくものの選別。たまたまなら追い払い、野盗の関係者なら尋問できる程度に狩っといての意味だ。


 年齢よりも小柄な体を更にかがめて前進しながら二機のステルスドローンを上空に飛ばす。全天周カメラと望遠を備えていて周辺の地勢と索敵を行う。


 並行意識は6つ、動きと判断をするセンター(メイン人格)とサポートが5つで、内一つが随時思考キャパのリソース配分を調整してくれているコーディ(・・・・)と呼ばれている専属の人格になる。

 ドローン一機に付き二つの意識が当たる。操縦に一つ、索敵に一つだ。


 上空からの情報から周囲に紛れる色の外套に着替えて前進を続ける。

 もう味との入口周辺は各種センサーを備えてるドローンが捕捉しているもんね。


 見張りに察知されないようにある程度まで接近してから吹き矢の用意だ。


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