表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/22

暖簾に糠推し?あれっ…

 第一話の時期から少々前の設定。

 現在中の上(B)級ギルド員。メインキャラ(主人格)がすごいんじゃなくて取り巻くサブキャラ(複人格)が対応しているため。


 (ジョブ)


 ゲームみたいなジョブという概念は希薄でむしろ現実的にはマルチ。死んだら終わりの世界で縛りプレーってなんなの。死にたいの?


 それはそれとして。


 貼り出されてる依頼表を見る。と、ありましたよ盗賊団の討伐が。規模は20から30人台で野盗・山賊もやってんだ。領兵とかが出ないのかな。予算がないとか?

 推奨クラスは「C」級のパーティだけどソロの「B」でもいけるっしょ。


「頼もぉーっ」

 

 受付嬢ならぬ、カウンターのオヤジに依頼表の受付カードと自分のタグをペチッと出す。このペチッに拘りがある、師匠の切れのあるペチッに密かに憧れがあった。特に『フランシーヌ』で活動するときはあの音を求めてしまうのだ。もひとつ別の意味もあるけどね。


 俯いて書類に目を通していたオヤジが顔を上げた。


「なんだ今日は1人か」

「(・へ・)」


 顔面に蚊の止まるようなスピードで右ストレートを入れてやったぜ。

 こやつ今でこそこんな辺鄙なところのギルド支部の支部長兼庶務だけど師匠とおんなじ「S」なんだぜ。いいとこの出で事務仕事もできるからって半分引退でここを取り仕切ってやがる。全力でやったら負ける自信しかない。


 だからあえて言おう。


「プライバシーの侵害に繋がりそうな言葉は控えてよね」

「誰も聞いちゃあいねーよ」

「どこで誰が潜んでいるかわかんないんだからね」

「気にしすぎだってーの」

「それでもだよ。師匠経由で本部にクレーム入れるよっ」

「そいつはおっかねーなぁー」

 ガハハと笑ってやがる。


◯定義(シリーズ共通のお約束と認識)

◇おっちゃんの関わる周辺での〝爵位〟など

・皇室、王室…その国の国主一族

・公爵…現代日本での宮家に近い

・・大公…前王弟とか公爵の中で筆頭となる

・侯爵…上級貴族

・伯爵…上級貴族

・子爵…下級貴族

・男爵…下級貴族

・準男爵・従男爵…貴族家に仕えるものの意味で貴族ではないが関係者、後ろ盾に貴族がいる。当人のみの一代限り

・騎士爵…〝騎士〟の資格を持ち騎士として採用されているもの。当人のみの一代限りで現代日本の教職員に近く雇用が国、地方自治体の教育委員会、私学などで待遇やら退職後の手当なども異なるよね

・士爵…国から〝名誉騎士〟の称号として贈られたもの。当人のみの一代限り、待遇は国によりけり

・辺境爵…むしろ辺境域を任された職で提督、長官、代官に近い


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ