GG21.
作中では明日から休日、現実は平日と“サザ▢さんシンドローム”まっさかり。
長期休暇中にある登校日、教員と職員の給料日だからって話もあるけど課題提出の前倒しとか詰まっているところを含めた相談だとかで時間は費やされて、誰も特になにもないからお昼前には下校を許される。
売店は日持ちのしない食料以外の常備品は販売していて食堂は半分だけ稼働していて午後からも校舎に残ってサークル活動するものに食事を提供してくれている。
ということで、昼前なのに放課後。
寄親家のラビアンローズ侯爵嫡子令息とその寄子仲間になるヅ伯爵令嬢といっしょにのんびり食堂でランチをとり別棟にある所属するクラブへ向かった。
兄と妹の姿が見える。兄は既に固定メンバーでバーティーを組み明日からの休暇後半にどう行動するか静かに熱く意見交換している。妹はというとまだメンバー選びの途上のようでローテーションなのかくじ引きなのか更に様子をうかがうとメインのジョブも浮動な様子だった。色々試して自分の適性を確かめないとね。
つうことて、我ら3人も計画を練ろうではないか。
さてここで提案なのだが、2人を毎回『寄親家のラビアンローズ侯爵嫡子令息』と『その寄子仲間になるヅ伯爵令嬢』とするのも冗長なので『モブオ(仮)』と『モブコ(仮)』にしようではないか。えっそれはないって?
だってあーたら名前呼びの許可をどっちからももらってないでしょ。
つーことですわ。決してあーしが名前を忘れているわけじゃないんだ。すぐに出てこないだけなんだからねっ!
そしてあえて言っておこう、モブオ(仮)の一家は変態かもしれない、と。
なにしろあやつら『男子は二次性徴が来るまでは髪を長めにして女装する』のが家訓だとかで現にあ奴は女生徒の制服で超ミニスカートなんだよ。男の娘ナンダヨ。
ま―短パンも履いてるんだけどね。おっそこの『ちっ、残念』とか漏らした御仁、あとで職員室に来なさい。生徒指導教諭に紹介してあげようではないか。かっかっかっ。
残ったモブコ(仮)は至って正常と紹介したいんだけどね・・・・
ではまたのご利用をお待ちしております。




