表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

18/22

GG18.

 夕食には十分間に合ったようで、自室で風景の切り出しを始めた。


── へ?


 その方向は深い森があり更に向こうには海が広がるという遠景画像の中、広々とした森の中頃になにか不自然な影がある。拡大してみると遠景で間の空気が邪魔をしてくっきり写っていないが集落にも見える。

 これは確かめなきゃだよね。


 前世で言うインクジェットプリンターみたいな魔道具で画像プリントしていく。

 この機械も侍女長のコネでヲタ村の工房から手に入れたもの。

 プリントアウト中にヲタ村の工房に意識を寄せた。


 村には多くのマレビトが集い、テクノロジーの知識があるもの、知識はあるが技術を持っているものとかが混じり合いいくつかの工房を営んでいる。


 予備の部数も含めて刷り上がった。いざゆかん夕食が並べられた食卓へ。 


 

「でね・・・・」デザートとお茶にみんなが手を出し始めた頃合いでプレゼンを始めた。


 今日行ってきたとこはザルツ領とザッハ領といい、迷惑動物の出現地の中間点はどちらの領にも組み込まれていない平原で隣接する森の奥に集落らしいのが見えるとまずは報告した。

 そして発見した集落がフリーな存在ならサクラ家の領民にどうかと提案し、余裕ができればさらに左奥には海、右奥には山がありリゾート地へゆくゆくは仕上げたいと我は主張した。山はなんか火山ぽいシルエットだから麓で温泉のチャンスがあるかもとぽそっ。


 父様(とおさま)が婆やに暇なご先祖様に確かめてきてもらえないかと相談を始めた。



 とーっても後日のこと、予想してなかった形で実現することになった。


ではまたのご利用をお待ちしております。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ