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第6話 「バチバチな食事会 前菜」

210000系に揺られるが、旧型の電車たちとは違い一切揺れは感じられない。

そのためすぐ寝てしまいそうで怖い。


______なぜなら、、、





「もう食べられないよぉ、、」


「スヤァ…」


俺を除く二人がもう寝ちゃっているからだ。

と言ってもあと数駅ぐらいでも追う福島駅に着くのだから、どうせなら起きておいて起こしてあげた方がいい。


俺自身この路線を使うこと三年目なのだが案外時の流れと言うものは早く、高専に行く前は天王寺までちょっと行くのに『昔は早くて十五分』だったのだが、今では特急ができ"人の行き先を自動で調べ合わせている"ので早ければ十分くらいで着くのだ。





「俺たちの世代ってなんでも新しければいいからなぁ…」


俺は再開発がさらに進む、工場地帯の未だ煙を吐き続ける煙突を窓越しに眺めそ

う短く言った。



若者たちはどんどん新しいものが好きになるからなぁ…

例えばスマホも新しいのがいいだとか、いっそのことAR機器に買い換えるとか。

タピオカミルクティーなんていらねぇ…バナナジュースがいいんだとか。



最近の話題を上げると航空都市計画というものに興味が出始めてきているらしい。航空型航空母艦…空中空母のシステムとドローンを合わせたもので、四発のデュアルサイクロン型のエンジンを四隅につけて、同時回転させ浮かせる年の計画らしい。







「福島、福島です」


女性の無愛想な音声と同時に、二人の肩を優しく トントンと叩くと案の定寝ぼけた顔を見せながら起きて来た。


あっという間だったが、二人とも疲れていたのかすぐに寝落ちしていたな。



「降りるぞぉ…ふわぁ、、、、」


そう言いながら俺は二人を連れ、ホームへと降り立つ。福島駅も最近リニューアルがあり、六つのホームがある梅田と並ぶターミナル駅化したのだ。


そのため最近では付近にホテルが立ち始めたり、外国人観光客が増えて来たりし始めた。

最近思い始めたのは"福島駅が最終的にはどうなってしまうのだろうか?"ということだ。駅メロも最近『歌うのは難しいがなかなか心に残るボカロ』こと消失様に変わったばっかりなのに、最近ビルたちもその顔色を変え始めたばかりなのに…





そう考えれば街は日々頑張って生きて来ているのだろう。俺たちと同じように______


















「なんなのこの高さ、、、いつも思うのだけど何階建てなの?」


「あぁ…三五階建だぞ。っつうか、もともと駐車場だったところを潰して作ったからか相当広いし、同じ階に30部屋もあるし色々とおかしすぎるんだよ」


俺は自分が住む居城でもあるマンションを見上げながら、氷見谷の回答に応える。さて三二階にある俺一家が住む部屋に行くか、、、今日のご飯はなんでしょう…

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