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全知全能

作者: とある翁

初短編です。

さあ始めよう、俺が全知全能だ。



ここは小さな村で人口は、1万人にも満たない辺境の村だ、ここでは、才能のあるものが多く出て無い者でも1級の魔術師位にはなっている。


そこで生まれた無能の赤子それが俺、ゼウスだ、こんなこっぱずかしい名前にされたのは、俺のスキルが全知全能というスキルのためだ。

この全知全能は、名前負けして説明は「あらゆる可能性に目覚める事がある」というものだ、普通の村じゃ凄いのだと思うけど生憎この村は、天才しかいない村、全員が才能の塊だ、両親には、見向きもされず最後には、この村から追い出された。

誰でも最初は「凄い!」とか「天才!」とか褒められるが、人は成長する。

器用貧乏でしかない俺はすぐ越され「無能」に変わっていく。

いずれ孤児院からも追い出され、どうしようもなくなった。


「もう死のうかな。」


なんて呟いても止める人はいない。

どうせ一人だから。。。。


しかし誰もきずかない。本人でさえも。

彼は覚えたいとは思ったことはあっても、強くなりたいと考えた事がないのだ。

全知全能には続きがある。

「あらゆる可能性に目覚める事がある

そして、彼が願えば全てがかなう。」

実際彼が死ね!と願ったあの家族は消息不明、彼を捨てたあの孤児院も潰れている。。。。


「ギャおおおおおおおん」


といううるさい声で起きた。

「うるさいなー」

と文句を言い見てみると、災害級とまで言われたモンスター【メガドラゴンDX】である。

ふざけた名前は1代目の勇者がつけたらしい。

その災害級がこっちに来る。

僕は寝ぼけていて余り脅威がわからず、

「うるさい!僕が起きるまでお座り!後起こさないで!」

と言いまた寝た。



「ふあああっ!おはよう」

というと、

不機嫌そうに


「ギャオ」


と、短く返してくれる。

うん!躾のなってる災害級だ!と、感心して、、、、、、、、、

ってうん?

「えええええええ!?なんでメガドラゴンDXがお座りしてんの?」

お座りするとちょっとかわいい、、、、、、、、、

わけねええ

めっちゃ怖い。

すると、、、


「強き者よ。

名は何というんだ。」


「アッ話せるんですねえ。

因みに僕の名前は、ゼウスです。」


「そうか、、、、

ううん!しかし、話しずらいなあ。」


「えっ?」

そこで初めてスキルで抑えていると知った。

【解除】

そういうとちゃんと元に戻った。


「ありがとう。

急じゃがドラゴンの掟で、一度倒された奴に従わなきゃいけない。」


「ええ!そんなの困ります!

ドラゴンなんて飼ってたら街にも入れませんよ!」


「そこは、安心せい。

それ!」


ぼふん!といい煙がでて消えたらそこには、かわいい女の子!

ではなくガチムチの男が立っていた。

人生そんな、甘く無かった。


「アアアリガトウゴザイマスオトコナンデスネ」


「なんか露骨にがっかりしてないか?」


「全然してないんじゃん!!」



「まるわかりだ。

全く。

まあよろしく頼む、儂は竜王ドラゴンロードのサリオンだ。」


「えええ!?」

ばたっ!!


「おい!大丈夫か!おーい!!」



こうしてひょんなことから竜王ドラゴンロードを拾ってしまったゼウスと最強種族のサリオンとで、

世界を覆したりするのだが、それはまた別のお話し。


ありがとうございました。

感想など、よろしくお願いします。

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― 新着の感想 ―
[一言] お話が分かりやすくてとっても面白かったです!
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