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男子トイレの太郎君

「アホだな」

突然後ろから声が聞こえた。振り返ってみてみると、其処には一人の少年が立っていた。

彼は太郎たろうと言って、[男子トイレの太郎]をやっている。


一つ確認する。あくまでも此処は女子トイレだ。そしてどう見ても彼は男子だ。


「なに女子トイレに入ってきてんの?・・・あ、もしかして変態!!」

彼、太郎君はこう言った言葉に弱い。だから

「なっ!!へ、変態じゃない!!覗きなんて一回もしたこと無いからな!!!」

お化けなのに顔を真っ赤にして大声だして否定している。フフフ・・・からかいがいがある。

「だって、其処のトイレまだ女の子入ってるよ!」

そう言って二番目辺りのトイレを指差す。

「お、おおお俺は何も見てないからな!」そして太郎君は消えてしまった。


またまた一つ確認してみよう。この女子トイレにはもうすでに人なんていない。さっき逃げて行った子達が最後だ。

私はお化けで友達、話相手一人もいないけどたまにこうして太郎君が来てくれるから私はまだこの仕事をやっていけてる。あんな態度になっちゃうけど太郎君は嫌いじゃない。好きな部類にはいる。    けど···



「人間の友達ほしいーーーー」











この声は学校中に響きわたり、はたまた<トイレの花子の怒り>(?)として噂され先生達まで恐怖したとかしなかったとか。

読んで下さり、有り難うございますm(__)m

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― 新着の感想 ―
[良い点] 文章も上手で、なにより設定が面白いです!怪異(?)が仕事って凄くいいと思います! [気になる点] なし!面白いです! [一言] 太郎くんの呼び出し方が気になります!太郎くんは知ってたんです…
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