ドキ×2は始まらない
ハーレム
それは男の夢。
―――――ハーレム
それは人類の命題。
ハ―――――レムッ!!!
それは作者の夢!!!
世界は何故か、モテるヤツとモテないヤツに別れている。しかも、日頃からモテようと意識してるヤツより
「女なんか知らね〜。ど〜でも良んだけど」
とか言ってるヤツの方がモテる。
そのように考えたオレは、試しに、
「女になんぞ興味ない!」的な雰囲気をかもし出しながら生活した事がある。
女に話し掛けられてもそっけなく返事をし、無視し、ついでに母親も無視して引きこもり・・・・・
―――――するとどうだろう。ビッッッックリする程変化無しだ。つーか、むしろ悪化してる。後半なんて、部屋に引きこもってる。
なんて感じの事を、学校の友人に話してみた。
我
「・・・・・で、一体どうしたらモテるのだろうか。オレに教えてくれ、友人A・B」
A
「・・・・・バカ?」
B
「顔が良くなきゃモテる訳ナィぢゃんwwwwwww」
我
「・・・・・マヂ?」
A
「そりゃぁねぇ」
B
「顔が良くなきゃモテる訳ナィぢゃんwwwwwww」
我
「・・・・・・えッ?オレ結構頭良いんですが?」
A
「かんけ〜無いね」
我
「・・・・歌とかも上手いよ?アピールポイント多いよ?」
A
「いや、だから結局は」
B
「顔が良くなきゃモテる訳ナィぢゃんwwwwwww」
A
「という事だよ」
我
「フッ・・・・・もういいよ。君達みたいなモテない野郎に相談したオレが間違いだった。特にBはいらなかった」
………まぁ、あれだ。詰るところ世の中の女どもは、少しでも有能な子孫を残すという本能に忠実だってことだ。
ふん、ならば俺は、あくまで理性的に知性的に生きていよう。本能なんぞに流されてたまるか。
全国のモテない男達よ!
恋愛を諦めるんだ!
俺達のドキ×2は始まらない!
はじめましての方ははじめまして。お久しぶりの方はお久しぶりです。来々です。この作品を書いて思ったのですが、[モテる]とは、一体何なのでしょうかね。いつか私も、小説みたいな素敵に無敵な恋がしてみたいです。さてそれでは、次回の作品にこそ、ご期待下さいませ。