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【プロットタイプ】持て余す

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

知れば知るほど分からないキャラっているんですよ。

倫理観の無さは親譲りなのか。それとも成長過程で得たのものなのか。

ゲームをやっていると、様々な人間模様を見ることが出来る。物語を見るのは何も小説や漫画だけでは無い。そうして何時もの様にキャラからのコメントを見ていると、気になる事があった。

――私の両親はとても忙しい人でした。

――何時も実験室にいて、上手く出来た時に褒めて貰らおうとしていたんです。

そのキャラは、共感覚が薄く、倫理に外れた行動をする。自分で生み出したものにさえも、見捨てた様な振る舞いをする。


ネグレクトをする親の気持ちはよく分からないが、私の考察の一つにこんなものがある。

自分の幼少期、親に真っ当な愛情を与えられた事が無いから、子供をどうやって愛して良いのか分からない。だから向けられる愛情の飲み込み方が分かず、放置してしまう。

このキャラからもそんな気がした。

自分が生み出したものに対して、気遣いを見せる様な場面は幾つもあった。何度も気にかける様な素振りを見せていた。其れでもあえて関わらない道を選ぶ。

其れはきっと、幼少期に親とのささやかな思い出が少ないからなのではないかと。成果を上げないと、傍に居ることさえ許して貰えないのではなかったのかと。

そう思うと、ただ共感性が薄く、倫理観が外れた性格にはどうしても思えなかった。


鏡花がスマホと向かい合っている。画面と向かい合って指先一つ動かさない時は大抵ストーリーに没頭している時である。

邪魔をしない様に端の方で物を書いていると、不意に声を掛けられた。

「瑠衣たんの幼少期どうだった?」

俺の幼少期と言えば、ベッドが友達のようなものだった。大抵胸を痛めてシーツにしがみつき、呼吸を荒くしてきた。

今こそ落ち着きを取り戻しているが、あの時は両親にも麗衣にも多大な迷惑を掛けた。昼夜問わず病院に駆け込み、幾度となく暗い顔をさせた。

「よく寝込んでは、両親や麗衣の手を煩わせた」

すると少しだけ事前を逸らして考え込む様な顔をした。

「いや……うーん……。もしも瑠衣たんが病気しても見向きもされなかったら、もっと攻撃的な性格だったんだろうなって」

なんだそれ。俺の怪訝な顔を他所に、鏡花は口を開く。

「いや、ゲームのキャラの話。共感性が薄く、倫理に薄く、懐いてくれる相手からも距離を置きたがるキャラの話。愛情は相応に感じるけど、……幸せな過去が無かったから、そうする事しか出来ないのかなって」

「人間、知らないものの扱いは相応に不慣れだろ。大抵は上手く扱えず、壊すか距離を置く。だから……時間の問題だろ」

興味や向かい合う気持ちがあれば、何か変わるだろ。

一年くらい前に興味を持ったキャラを縁あってお迎え出来たんですよ。

※有難う。運営!! 大事にするよ。


そのキャラって倫理観が無いに等しく、共感性も薄いんです。

だから自分が生み出した子供のような存在を平気で放置するし、会うこともしません。

でも所々で様子を伺ったり、気にかけたりしてるんです。


出てきた情報としては、

両親は忙しかった。

成果を出せば褒めて貰えた。

母は自分と同じく、倫理観がズレていた。

故郷とか、両親の話をしている時、声が優しくなる。

なんなら『成果が出たら父に会おうかな』とか言ってる。

→幼少期の思い出を今でも大切にしている。


私の中で、ネグレクトをしてしまう親っていうのは、自分が幼少期の時にネグレクトされていたと思うんです。

同じようにされているから、同じようにしてしまうのでは無いかと思ってるんです。


だから成果を上げときだけ優しくして貰えたのかなと。

両親の話を聞く限り、倫理観ズレてる人だったので、遺伝とか教育方針も関わって来そうですけど。


親に優しくされた上で、好意や愛情の扱い方が分からない人って、どんな幼少期だったんだろう。


絞り出した答えでは、利益至上主義で、成果を上げた時だけ見てくれる。みたいな感じだったのかな。

その時の思い出が今でも残ってるから、あんなこと言ったのかなって。


という疑問の話。

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