第50話 決断の時が迫る
「何が彩奈だよ!あたしの目の前でえっちな気持ちになるとは、大したものだな」
「結衣先輩、別にえっちな気持ちになんてなってませんよ」
「なってた!勇人の下半身反応してたから」
「結衣先輩、それは見られたら困りますよ」
僕が苦笑いしながらそう言うと結衣先輩が、痛いところをついてくる。
「それに勇人、小倉と一緒に全裸になったらしいな」
「どうしてそれを知ってるんですか? 」
「さっきの言い合いで耳にしたんだよ。そうだ!今日この後、暇? 」
「今日は、この後彩奈は彩奈のお母さんの整骨院についていくことになってるらしいので、僕は下校してから特に予定はありませんけど… 」
「それなら今から部室の鍵、閉めてるから」
そう言ってから結衣先輩は、嬉しそうにしながら部室の鍵を閉めていく。
「結衣先輩、どうしたんですか? 」
すると結衣先輩が、いきなり顔を赤くしながら上の服とブラとスカートを一気に脱ぎ捨てていく。
「たぶん勇人は、そろそろ答えを出す頃だと思うからあたしの本当の姿を見てほしいなって思って… 」
「本当の姿って肌色のパンツ一枚で、おっぱい丸見えですよ! 」
僕が顔を真っ赤にしながらそう言うと結衣先輩は、こう言ってくる。
「良いじゃん!あたしだって開放的になりたい時があるの。それに勇人はそろそろ答えを出さないといけない」
「どうして答えを出さないといけないんですか? 」
「これは女の集まり具合によって異なるかもしれないが、あたしを含めて少なくとも作家部にいる女は、みんな嫉妬が強い」
「心美と杏先輩は分かりますが、彩奈や結衣先輩はそこまで嫉妬が無さそうに見えますが… 」
「勇人、失礼だな。あたしだって嫉妬は強いわよっ!それに竹内も嫉妬は強いと見ている。それはあたしが見てて感じるからだ」
「と言うことは今が決断の時って感じでしょうか? 」
僕がそう言うと結衣先輩は、こう言ってくる。
「そう言うことになるかな。このままでは勇人を除く部員みんなが、ぶつかり合って喧嘩になってしまう」
「分かりました!近いうちに決断したいと思います」
すると結衣先輩が、いきなり僕の上の服とズボンを脱がしてくる。
「ち、ちょっと結衣先輩? 」
「勇人が決断する前にあたし、勇人と裸で抱き合いたいの! 」
「結衣先輩… 」
結衣先輩は、大きなおっぱいを大きく揺らしながら僕のパンツまで脱がしてきて、すごく恥ずかしそうにしながらこう言ってくる。
「勇人、あたしのパンツ脱がしてくれる? 」
「良いんですか?僕がして」
「良いからあたしが言ってるんだよ! 」
「分かりました。それじゃ今から脱がしますね」
そう言ってから僕は、結衣先輩のパンツを脱がしていき、これでお互い全裸になった。
すると結衣先輩が、いきなり抱きついてきて、すごく恥ずかしそうにしながら思いをぶつけてくる。




