表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/53

第45話 勉強会のつもりが…


「ありがとうじゃないよ!なんでまた下半身裸なんだよ! 」



 すると彩奈が、顔を赤くしながらこう言ってくる。


「勉強する前にパンツを履かせてもらいたかったの」



「もしかして彩奈、わざと下半身裸になったの? 」



「うん。勇人先輩パンツ履かせて! 」



 彩奈は、顔を真っ赤にしながらお願いをしてくる。

 そのため僕は、断ることが出来ず履かせてあげることにした。



「仕方ないな。今回だけだよ」



「ありがとう! 」



「その代わりちゃんと勉強するんだよ」



「うん。もちろん頑張るね」



「それで彩奈のパンツは、どこにあるの? 」



「リビングに脱ぎ捨ててあるから拾ってきてくれるかな? 」



「仕方ないな」



 僕は、そう言いながらも彩奈の家のリビングに脱ぎ捨ててある、ぶどう柄の白いパンツを拾いに行く。



 そしてパンツを綺麗に一度畳んでから玄関まで、持っていき彩奈に知らせる。


「彩奈、パンツあったよ」



「持って来てくれてありがとう! それじゃ片足ずつ上げていくからお願いするね」



「うん、分かった」



 すると彩奈は、左足から上げていくのだが、大きくあげていくため、あそこが綺麗に見えすぎてしまうんだ。



「彩奈、そこまで上げなくて良いよ! 」



「ううん、せっかくならちゃんと上げて先輩にご奉仕してあげたいから! 」


「彩奈、今日は勉強を教えに来てるんだよ」



 僕がそう言うと彩奈は、明るい表情でこう言ってくる。



「あっ、そうだったね。それじゃこの続きはまた今度ね」



「彩奈、それは別にしなくて良いから! 」



 それから僕は、彩奈のパンツをしっかりと履かせてあげた。



「ありがとう、履かせてくれて」



「それでスカートは、どこにあるのかな? 」



 すると彩奈は、平然とこう答える。



「私、このままの方がいいから今から部屋で、勉強教えてくれない? 」



「そんな格好で、普通に教えれないよ!僕が彩奈の下半身に目がいったりしたらどうするの? 」



「勇人先輩ならいつでも見せてくれて良いから大丈夫だよ!それにスカート履かない方が、学力上がりそうな気がするから」



「それは無いでしょ! 」


「それなら先輩、これで一度試してみよう! 」



 そして彩奈が一人で勝手に決めつけて、そのまま元気よく彩奈の部屋に向かっていく。



「彩奈、ちょっと待ってよ」



 彩奈の部屋に移動した僕たちは、ようやく教科書とノートを机の上に拡げていく。



「それじゃ勇人先輩、私数学が一番苦手だから、数学メインに教えてくれない? 」



「彩奈、期末テストは全教科あるから、全教科出来る限り教えてあげるよ」



「本当に?ありがとう、先輩!すごく助かるよ」



「彩奈が期末テストで、無事に合格してほしいって思ってるからね」



「私の事をそこまで考えてくれて本当にありがとう」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ