第45話 勉強会のつもりが…
「ありがとうじゃないよ!なんでまた下半身裸なんだよ! 」
すると彩奈が、顔を赤くしながらこう言ってくる。
「勉強する前にパンツを履かせてもらいたかったの」
「もしかして彩奈、わざと下半身裸になったの? 」
「うん。勇人先輩パンツ履かせて! 」
彩奈は、顔を真っ赤にしながらお願いをしてくる。
そのため僕は、断ることが出来ず履かせてあげることにした。
「仕方ないな。今回だけだよ」
「ありがとう! 」
「その代わりちゃんと勉強するんだよ」
「うん。もちろん頑張るね」
「それで彩奈のパンツは、どこにあるの? 」
「リビングに脱ぎ捨ててあるから拾ってきてくれるかな? 」
「仕方ないな」
僕は、そう言いながらも彩奈の家のリビングに脱ぎ捨ててある、ぶどう柄の白いパンツを拾いに行く。
そしてパンツを綺麗に一度畳んでから玄関まで、持っていき彩奈に知らせる。
「彩奈、パンツあったよ」
「持って来てくれてありがとう! それじゃ片足ずつ上げていくからお願いするね」
「うん、分かった」
すると彩奈は、左足から上げていくのだが、大きくあげていくため、あそこが綺麗に見えすぎてしまうんだ。
「彩奈、そこまで上げなくて良いよ! 」
「ううん、せっかくならちゃんと上げて先輩にご奉仕してあげたいから! 」
「彩奈、今日は勉強を教えに来てるんだよ」
僕がそう言うと彩奈は、明るい表情でこう言ってくる。
「あっ、そうだったね。それじゃこの続きはまた今度ね」
「彩奈、それは別にしなくて良いから! 」
それから僕は、彩奈のパンツをしっかりと履かせてあげた。
「ありがとう、履かせてくれて」
「それでスカートは、どこにあるのかな? 」
すると彩奈は、平然とこう答える。
「私、このままの方がいいから今から部屋で、勉強教えてくれない? 」
「そんな格好で、普通に教えれないよ!僕が彩奈の下半身に目がいったりしたらどうするの? 」
「勇人先輩ならいつでも見せてくれて良いから大丈夫だよ!それにスカート履かない方が、学力上がりそうな気がするから」
「それは無いでしょ! 」
「それなら先輩、これで一度試してみよう! 」
そして彩奈が一人で勝手に決めつけて、そのまま元気よく彩奈の部屋に向かっていく。
「彩奈、ちょっと待ってよ」
彩奈の部屋に移動した僕たちは、ようやく教科書とノートを机の上に拡げていく。
「それじゃ勇人先輩、私数学が一番苦手だから、数学メインに教えてくれない? 」
「彩奈、期末テストは全教科あるから、全教科出来る限り教えてあげるよ」
「本当に?ありがとう、先輩!すごく助かるよ」
「彩奈が期末テストで、無事に合格してほしいって思ってるからね」
「私の事をそこまで考えてくれて本当にありがとう」




