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第44話 忙しいんだね

「それなら勇人には責任として今から舌出してくれない? 」



「心美それってもしかして… 」



「うん、そうだよ」



「僕からキスしても良い? 」



 僕がそう言うと心美は、すごく嬉しそうにしながら言った。



「もちろん良いよ。それじゃ私も舌出していくからね」



 そして僕は、舌を出しながら心美の舌にゆっくりと触れていく。


 心美の鼻息は、ものすごく荒くなり僕は心美の女を感じてしまう。



「心美、すごく可愛いよ」



「勇人もすごくカッコいいよ!このまま裸になって私の全てを勇人に委ねたいくらいだよ」



「心美… 」



「今度は、私の家でお家デートしない? 」



「心美のお家で? 」



「うん。夏にでも来てくれる? 」



「もちろん良いよ! 」



 僕がそう言うと心美が、顔を真っ赤にしながらこう言ってくる。



「勇人、ありがとう! それじゃ最後は長めのキスしてあげる! 」



「心美、おっぱい丸出しの状態で、いきなりキスなんてされたら… 」



 心美は、唇を尖らせながら一気に近づいてきて、そのまま僕の唇にキスをしてくれた。


 僕の下半身は、さらに反応していく。


 そして5分くらいするとゆっくりと唇を離していき、笑顔でこう言ってくれた。


「それじゃまた明日ね! 」



「心美、キスありがとう!また明日ね」



 こうして僕は、下校の時に心美とえっちな時間を過ごしたのであった。


 それから僕が一旦家に帰ると、妹の鈴子が玄関まで嬉しそうにしながらやって来て抱きついてくる。



「お兄ちゃん、お帰り~! 」



「ただいま!鈴子」


「今日は少し早かったじゃん」



「鈴子は部活に入ってないから良いよね」



「だって鈴子、入りたい部活が無いんだもん。それに高校からは帰宅部もあるから、それなら帰宅部の方が良いもん」



「確かに帰宅部だと早く家には帰るからね」



すると鈴子が恥ずかしそうにしながらこう言ってくる。



「お兄ちゃん、今からお風呂入らない? 」



「鈴子、ごめんね。今から友達の家にいかないといけないんだよ」



 僕がそう言うと鈴子は、寂しそうな表情をする。



「最近、お兄ちゃん忙しいんだね」



「うん。作家部に入ってから友達が出来たからね」


「それじゃ今日は仕方ないから今度は、絶対一緒にお風呂入ろうね」



「うん、わかった」



「絶対だからね、お兄ちゃん」



 こうして僕は、妹の鈴子と近いうちにお風呂に入る約束をしたのであった。


 それから僕は、勉強を教えに行くために彩奈の家にバスで移動して前回同様にインターホンを鳴らす。


 すると彩奈が応答する。


「はい、竹内ですが… 」


「桜井勇人です」



 すると彩奈が素早く鍵を開けてくれるのだが、またしても下半身裸の格好で、堂々と出てきたのだ。



「勇人。来てくれてありがとう! 」

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