第3話 愛し合える方法
「お兄ちゃん、どう?鈴子の裸は… 」
「可愛いおっぱいしているし、足も綺麗で、下半身もすごく良いよ」
僕は、恥ずかしそうにしながらそう言うと鈴子は、少し下を向きながら言った。
「でも鈴子のおっぱい、すごく小さくてぺったんこだよ… 」
「そんなことないよ。鈴子のおっぱいは、すごく可愛くて綺麗だよ」
僕がそう言うと鈴子は、いきなり泣き出しながら抱きついてくる。
「ち、ちょっと鈴子、いきなりどうしたの? 」
「やっぱりお兄ちゃんは、良い男だよ! 」
「良い男って僕たちは男女の関係じゃないんだけど… 」
「それは分かってるよ。でも鈴子、今まで小学とか中学の時に、おっぱいが小さいのが原因で、男子から好かれなかったの… 」
「それは可笑しいだろ!だって鈴子、すごく綺麗で可愛いじゃん! 」
「周りの男子はみんな巨乳好きだったからね。でもお兄ちゃんは、お風呂の時でも今でも、鈴子のおっぱいを褒めてくれてるから、やっぱり鈴子、お兄ちゃんじゃないとダメみたい… 」
「ち、ちょっと鈴子… 」
鈴子がそこまでおっぱいについて深刻に悩みを抱えていたことを知らなかった自分が情けなく思ってしまった。
それと同時に鈴子を一人の女性として意識し始めてきてしまったのだ。
そして鈴子は、顔を真っ赤にしながら僕に告白してくる。
「お兄ちゃん、だいすき!愛してる! 」
「鈴子、僕も大好きだよ! 」
すると鈴子は、笑顔になりながら言ってくる。
「ありがとう!お兄ちゃん、鈴子とこのままえっちしない? 」
「えっちはダメだよ! 」
「鈴子はいつでも良いよ!だって他の男と向き合おうとしたけど、おっぱいがネックになってダメだったし、それに鈴子、お兄ちゃんとこのまま兄と妹の関係を超えてみたい… 」
この時僕は、すごく心苦しい気持ちになっていた。
それは僕も鈴子の事が本当に大好きだからである。
しかしこれは兄としてしっかりと踏み止まらないと行けない気持ちもあるため、心苦しそうにしながら自分の気持ちを鈴子に伝える。
「確かに鈴子の言いたい気持ちは、すごく分かるし、僕だって鈴子とこのままえっちしたいのが本音だよ! 」
「お兄ちゃん… 」
「だけどそれをしたら、鈴子が後々必ず後悔して辛い気持ちになるから出来ない。その代わり、これからも一緒にお風呂に入ったりしよう」
僕がそう言うと鈴子は、理解してくれたのか、こう言ってくれた。
「お兄ちゃんがそう言うなら分かった。鈴子の事を考えてくれてありがとう」
「ううん、ぜんぜん良いよ」
「それにえっちをしなくても愛し合える事にも気づいたからね! 」
鈴子は、急に笑顔になりながら言った発言に僕は、返事に困っていた。
「鈴子、愛し合えるって僕たち男女の関係じゃなくて、兄と妹の関係なんだよ… 」