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第27話 嘘じゃない!

「出ないってこの間は出てたじゃん」



 僕がそう言うと彩奈が、さらに顔を真っ赤にしながら僕の耳元で教えてくれる。



「この前とは違うんだよ。うんちなの」



「彩奈、それなら僕がいたら危ないよね? 」



 僕が彩奈にそう言って、えっちな展開になるのを防ぐために逃げようとすると、彩奈が僕の右手を力強く握ってくる。



「ち、ちょっとそれってやっぱりこの間言ってたことは嘘なの? 」



「嘘なんかじゃないよ」


「それなら先輩、一緒に来てくれない? 」



「なんでそうなるんだよ!女子トイレに僕が入ったら危ないよ」



 すると彩奈が、僕の耳元で小さな声で話してくる。


「大丈夫。何かあった時は私が先輩を助けてあげるから! 」



「そこまで言うなら良いよ。後輩を助けてあげるのは先輩の役目だし。その代わり本当に何かあった時は助けてね! 」



「もちろんだよ。それじゃ今なら誰もいないから女子トイレにゴー! 」



「ゴー!って張り切るところじゃないと思うけど… 」



 僕が苦笑いしながらそう言うと、彩奈はすごくハイテンションで、僕を女子トイレの個室の中に連れ込んでいく。



 そして彩奈が個室の鍵を閉めてそのまま洋式トイレの前に移動して、何も言わずにスカートと白い下着を足元までに下ろしていく。


「彩奈、一言くらい言ってくれないと困るよ」



 僕が顔を真っ赤にしながらそう言うと、彩奈は普通にこう言ってくる。



「あっ、別に良いよ。ちょっと見えちゃうと思うけど… 」



「彩奈はそれは良くないよ」



「大丈夫だよ。ちょっとくらい先輩になら見られても平気だから」



「彩奈が良くても僕が目のやり場に困るよ! 」



 しかし彩奈は、股を拡げてから便座に座っていく。


「良いんだよ!それとも私のは見たくない? 」



「別にそんなことないよ。ただ彩奈が大丈夫なのかなって… 」



「私は大丈夫だよ。あっ、少しずつ出そうな感じになってきた」



僕は、顔を赤くしながら彩奈にこう言った。



「彩奈、別に実況しなくても良いんだよ」



「やっぱり出るときには教えてあげないって思うからね。先輩、私のお腹を撫でてくれないかな? 」



「お腹を撫でるってそれは、えっちな事になるんじゃないの? 」



 すると彩奈が、こう言ってくれた。



「ならないよ。この方が身体もリラックスして、うんちも出やすくなると思うから」



「それじゃちょっとだけ撫でさせてもらうね」



 僕は、そう言ってから彩奈の上の服を少しだけ捲ってお腹を上下と左右にゆっくりと撫でていく。


 すると彩奈が、すごく恥ずかしそうにしながら甘い声を漏らす。



「あんっ!あんっ!私の身体全身が、ピクッピクッ動いてる」



「大丈夫、彩奈? 」



「うん。ぜんぜん大丈夫だよ。すごく気持ち良い… 」



「彩奈… 」



「先輩の手が、私のお腹に優しく触れていくと共に私は、快楽を感じていく! 」

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