第24話 妹からの質問
「彩奈、それはダメだよ。誰かブラを直してもらえないかな? 」
僕が恥ずかしそうにしながらもそう言うと彩奈が、こう言ってくる。
「それなら勇人が直してよ! 」
「彩奈、これはやりにくいんだけど… 」
「勇人が直してくれるまで、私おっぱいこのまましておくから! 」
「分かった。僕が今から直してみるから」
そして僕が彩奈の切れたブラを取ろうとすると、おっぱいを揺らしてくる。
「勇人、私のおっぱいドキドキする? 」
「そりゃドキドキするよ! 」
僕がそう言うと、結衣先輩が急に僕に怒ってくる。
「勇人、早く竹内のブラを直してあげよ! 」
「結衣先輩、分かりました」
それから僕は、切れたブラ紐同士を上手くくくって、結び直していくと出来た。
「彩奈、これで胸につけてみてくれるかな? 」
「うん、分かった」
彩奈は、嬉しそうにしながら左右に揺れる、大きなおっぱいの上からブラをつけていく。
「どうかな? 」
「大丈夫だよ!ありがとう、勇人」
「良いよ。でも長持ちはしないから新しいブラにした方が良いと思う」
「そうだね。明日からは新しいブラにしてみるよ」
こうして身体測定の延長戦は、結衣先輩だけ参加しないまま終わっていき、杏先輩と心美と彩奈の3人は、それぞれ執筆をしていくのであった。
そして家に帰るのが、遅くなってしまい、家に帰ると妹の鈴子がいきなり怒ってくる。
「お兄ちゃん、今日も帰ってくるの遅かったけど、どうしたの! 」
「鈴子、ごめんね。最近部活に入部したから遅くなってしまうんだよ」
「確か作家部だったけ」
「うん。みんなで小説やイラストなどを書いていく部活なんだ」
「もしかして私の他に好きな女の人が出来てたりするの? 」
今度は急に妹が心配そうな表情をしてきたため、僕はヒヤッとしながらも返事する。
「好きな人なんていないよ」
「本当に? 」
「本当だよ。僕は鈴子の事が好きなんだから」
実際は、最近仲良くなった結衣先輩、杏先輩、彩奈、心美の4人に好意を抱くようになっている。
しかしその事を妹の鈴子に間違っても話したりしたら、ややこしい事になる可能性があるため、4人の話はしない。
僕がそう言うと鈴子が、顔を真っ赤にしながらこう言ってくる。
「それじゃ今から鈴子と一緒にお風呂入ろうよ! 」
「お、お風呂? 」
「うん。だって最近お兄ちゃんが遅くなりすぎるせいで、一緒に入れてないから」
「鈴子がえっちな事はしないって言うなら良いよ」
すると妹の鈴子は、すごく嬉しそうにしながら早くもスカートとみかんの柄がついた下着を脱ぎ捨てていく。
「ありがとう!お兄ちゃん。そうと決まれば今からだね! 」
「今からって鈴子、リビングで脱がなくても良いと思うけど… 」
「だって早く一緒に入りたいんだもん」




