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第12話 見せてるんだから

「本当に悪いって思ってる? 」



「はい。もちろん思ってます」



 僕がそう言うと結衣先輩は、恥ずかしそうにしながらこう言ってくる。



「本当にそう思ってるなら、あたしと一緒に公園に寄らない? 」



「それはもちろん良いですよ」



 そして僕と結衣先輩は、二人で近くの公園のベンチに座っていく。


 すると結衣先輩が、僕の方向を向いて、大股を拡げてきて昨日と同じハート柄の下着を恥ずかしそうにしながら見せてくる。



「勇人、あたしのこの姿見るとドキドキする? 」


「もちろんドキドキしますけど、また見えてますよ! 」



 僕が顔を赤くしながらそう言うと結衣先輩も、顔を真っ赤にしながら言ってくる。



「見えてるのは、分かってるよ。だって見せてるんだから! 」



「どうしてそんなことをしてくれるんですか? 」


「だって戸松が、勇人におっぱい見せて先輩である、あたしが何もしないわけにはいかないからだよ」



「大丈夫ですよ。僕は、結衣先輩の事も好きですから」



 僕がそう言うとさらに大股を拡げながら顔を赤くしながらツンツンしてくる。


「な、何を言い出してるんだよっ。バカじゃない!あたしは、勇人になんて興味ないから… 」

「でも僕は、結衣先輩の事、好きですから好きでいさせてください」



「勝手にすれば良いんじゃない!そう言えば勇人って妹いる? 」



「はい。一つ年下の妹がいます」



「そうなんだ。実は今朝、校内を歩いてたら同じ桜井の名字の女を見かけたから、もしかしてって思ったんだよ」



「あっ、そうだったんですね」



 結衣先輩はこの時、僕の方を見ながら変な質問をしてくる。



「勇人、妹とえっちしてないでしょうね? 」



「しないですよ! 」



「まぁ、それなら良いけど。それじゃ暗くなってきた事だし、またいつか! 」



「また明日じゃないんですか? 」



 僕がそう言うと結衣先輩が、ツンツン口調で言ってくる。



「別にまたいつかでも良いじゃない! 」



「まぁ、そうですね」




 それから結衣先輩は、公園を後にして帰っていくのであった。



 そして翌日、僕が学校に登校して教室に向かおうとすると、戸松さんと校門のところで逢う。



「あっ、桜井くんおはよう! 」



「おはよう!戸松さん」


 すると戸松さんが、恥ずかしそうにしながら僕の手をいきなり引っ張ってくる。



「桜井くん、ちょっと来てくれない? 」



「いきなりどうしたんですか? 」



「良いから! 」



 そして僕は、戸松さんに学校の屋上に連れていかれた。



「ここって屋上だけど… 」



「誰もいない場所で二人だけで、のんびり話したかったの」



「そうだったんだね」



「桜井くん、顔赤いけど、もしかして昨日の私のおっぱいが頭から離れなかったりするの? 」



「そりゃ少しは、まだ残ってるよ」

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