第6話 「刻一刻と迫る時間」
休みの日では見事に遊び尽くしたせいなのか
3人は7時半になっても一向に起きない様子
今日は月曜日、学校がある日である。
(どうやらいつもと違うみたいだ)
んんっ………?今日は〜月曜……日?
8時…か〜…ふふ♪8時!?
ドタドタと廊下と階段を鳴らしながら
「寝坊した!!今日、日直なのに〜」
急いで制服に着替えると今日に限って
準備していなかった。
「あぁ〜もう時間割り表、時間割り表!」
バタバタ……ガタン!(教科書)
8時15分!?急がなきゃ(汗)
部屋を勢いよく飛び出した。
お母さん…は起きてない(汗)ご飯ご飯!!
手短に済ませられるご飯を用意し、
急いで食べていると詰まった。
ゴクゴク「行ってきま〜す!!」
学校までほぼ走って行った。
まっ、間に合って〜!!!!!!
髪がボサボサになっていたが、
ギリギリ職員室に間に合い身だしなみを
整えた。
「ハンカチよし、忘れ物なし、日直日誌もよし!
うふふ♪ふぅ〜はぁ……失礼します!!」
(その時、私は知らなかった。
家に忘れ物を置いてきている事を)
豊の部屋に視点が変わり、床に落とした教科書が
映し出される(一瞬だけ)
先生「今日であと2週間となりました。
残す所、忘れ物月間も少しだけですね!
このまま忘れ物記録ゼロを目指しましょう♪
はいっ!皆んなも張り切ってるね〜
絶対に1位を取るぞ!!!!!!
おぉ〜♪おぉー!(笑)
「豊は忘れ物、無いよね?」
もうバッチリだよ♪だよねぇ〜!!
先程からキョロキョロと周りを見回す創太。
「創太こそ、どうしたの?
さっきから共同不審だけど何か忘れたの?
「ちげぇよ、忘れ物はしてないけど(汗)
忘れたら他の奴から借りれない制度って
どんだけ真面目なんだよ今の学生は〜」
それ……あなたが言う(汗)信じらんない。
何でだよ!?
しかも噂だけどよ他の誰かから借りてないか
この月間中、ずっと見られてるらしいぞ。
えぇ〜(汗)何か怖いね。そうだな………
美咲・詩音(豊、蒼海と意気投合してるよ(汗)
1限目って確か歴史だったよな。早く行こうぜ!
一方・・・
リーア達は9時半頃に起きた。
(いつも、起こしてくれるの豊が居なかった)
あれ?豊は!?若奈〜!豊が居ないよ。
「そういえば、今日は日直だから
早く行って家に帰った後…言ってたわね」
日直もだけど今は忘れ物月間らしいよ〜
「忘れ物げっかん?本とか買える日!!」
それは月刊(汗)逆になんでそっちを覚えて。
あと2週間で5月になるでしょう〜
うんうん♪
「月間っていうのは1ヶ月間続けて
やる行事の事でね〜♡」
リーアちゃんが来る前から忘れ物月間って
始まっていて
「クラス全員が頑張って得る物って
とっても凄い事なのよ♪」
へぇ〜♪確かあと2週間で忘れ物月間が
終わって何か貰えるって言ってたわね。
何だったかしら?……うーん。あっ!
「その1ヶ月で忘れ物が少ない、
クラスの生徒に付き1人一枚だけ
特別な本のしおりが貰えるんですって♡
豊、欲しそうにしてたからさ〜」
へぇ〜しおり……本に挟む物ね♪
読み途中の本のページに挟んで
次読む時に探さないで読みやすく出来る物♪
えぇ〜私も欲しい!!
魔法の本とか魔法薬学とかに役立ちそう♡
若奈と話が終えて豊の部屋へ戻った。
リーア(人間界には「しおり」っていう
便利な紙があるんだ〜
出来れば、私も欲しいけど豊も欲しいなら
譲ってあげたい!!
簡単にしおりって作れるのかな?
今度、若奈に作って貰おうかな♪)
そうこう考えていると部屋にある物を
見つけた。
んっ?これって……「大きな本?」
ふん!ぐぬぬぬ〜はぁ…(教科書を持ち上げた)
「若奈〜若奈〜〜〜!!」
と下にいる若奈を呼び付けた。
「ど〜うしたの、リーアちゃん?」
これ見て!コレッ!!顔の前に突き出した。
あら?!豊の教科書、忘れちゃったのかしら?
でも、床に落ちてたから入れそびれたんじゃ(汗)
そうね〜そっちの方が可能性あるわ。
んっ!「私がまだ寝てる時にうっすら音が
聞こえたけど何か落とした音だったのかな?」
あやふやって事ね♪
ねぇ〜その「境界書」ってなんて書いてあるの?
教科書ね(汗)これは国語って読むのよ!!
今日の時間割り的に確か、4限目よね?
今ならまだ間に合うと思うけど〜
あいにく私は10時から仕事が入ってて(汗)」
リーアちゃんにはお留守番して貰いたいし
う〜ん「リーアちゃん今回は諦めましょう」
えっ!?あんなに忘れ物しないように
豊、頑張って来たのにこんなあっさり
諦めるなんて酷いよ若奈!!
若奈「仕方がないわ。
忘れた物は正直に豊から言った方が良いし
忘れる事なんて少しくらいあるわよ。
人間なんだから♪ねっ?」
と微笑みながらリーアに言い聞かせるも
聞く耳を持たずに話を進めた。
「そう言って若奈だって簡単に諦める事
なんてしなかったってお母様、
昔言ってたもん!!」
リーアは自分なりの説得を続けた。
妖精と人間の記憶という物は
「魔法を習得できたとしても10万冊もある
魔法の本を覚えるのとたった1つの教科書を
届けるのとは訳が違う!!」
若奈も最初は勇気が出ないだけで
リスクや挑戦を犯す行為はできないと
言い張りながらお母様が自信をくれた!
私をきっかけに彼女は変わってくれた♪
それがどんなに嬉しいか私に教えてくれた
「だから私も精霊カードを回収する為にも
豊と若奈の協力が必要なの!
その為なら私はリスクを犯してでも
豊にコレを届けるつもり!!」
若奈に説得が効いたのかは分からないが、
心配そうな顔をして言った。
「……でも〜決めた事に対しては何も
口出ししないけれど、本当に大丈夫?」
うん♪透明魔法掛けるから平気!
俯く顔の若奈を見てリーアが言った。
「若奈、私行ってくるね♪」
心配をかけないように元気に送り出して
欲しいという気持ちで言ったようだ。
豊の部屋の窓が開いていたので
そこから外へ出た!!
「あっ、リーアちゃん?!」
若奈(本当〜親子揃って優しい子達なんだから
きっとリーアちゃんは立派な……になれるわ。
私にはなかった優しさが♪)
でも…ちょっとやり過ぎちゃったかな(汗)
リーア「豊、待ってて今行くから!!」
(※ちなみに本は魔法で収納しています)
豊達は1限目の授業を終えて体育着に
着替え外に出ていた。
リーアは豊の部屋を出てから飛ぶのをやめて
石塀の上を走っていた!
(妖精の中でも私は足も早くて飛ぶのも早い
けど、流石に無理だ〜!!)
今日に限ってお日様が照らしてるせいか
足元が暑い気がした。
若干、陸に降りたのが間違いだったのでは
と渋々後悔していると何かに目の前を
塞がれ激突した!
勢い余ってリーアは跳ね返ってしまった。
「うわ〜!?アテ(汗)んっ?」
と少し顔を上げるとそこには野良猫が居た!
あっ……猫に目をじっと見続けられた。
見つめられるリーアは動く事ができず、
放心状態であったが猫が先に動き出した。
にゃあ〜〜〜(あくび)………えっ?(目が点)
「ねこ……ちゃんさん?
あの〜そこを…通してくれない(汗)」
うにゃ!(ビクッ!)そこを何とか〜!!
急に鳴き出した事に驚きつつ、
手を合わせて姿勢を低くし頼もうとする姿
(※人間界の猫の言葉は分かっていない)
とリーアをしつこく思ったのか仕方ないと
言わんばかりに猫が手を出した。
「えっ?」手に潰されるかと思われたが、
リーアの後ろの襟を掴んで猫の体の上に
乗せてくれた。
「ねこ…ちゃんさん、乗せてくれるの?」
と戸惑いながらもお礼を言った。
「ありがとう♪」という言葉に対して
猫が頬を赤らめて照れていた。
……にゃ。ゆっくり立ち上がってから
石塀を沿って走って行った!!
「ねこちゃんさん、私これから学校に
行かなきゃいけないの。連れてって!」
と学校の方向に指を指した。
にゃ?……にゃあ〜と言って
リーアの言葉に対して答えてくれたようで
そのまま真っ直ぐ進んでくれた。
(たまに石塀から外れて家の屋根に登ったり、
木に登ったりと落ちそうにもなった)
一方学校の方は3限目が終わりかけていた。
「そういえば創太、忘れ物月間が終わるに
連れて授業で寝なくなったね♪
ちゃんと寝るようになって良かったよ(笑顔)
……へっ?あっ、あぁ〜…そうなんだよ。
うふふ♪えぇ〜何あの焦りようキモ〜(美咲)
何だよ!?美咲、言い過ぎよ(汗)えへへ♪
学校の横断歩道前まで来たが、猫には
「ここまでで、良いから戻って良いよ♪」
と気軽に言ったのだが……どうにもこうにも
リーアから離れようとしなかった。
「良いんだよ、心配しなくて!!」
にゃーん………寂しそうな声で鳴いた
(んんっ?どうしよう。全然、帰ろうとも
しないし…何だか可哀想に思えてきたよ)
しばらく悩んでいると夜中に雨が降った
ようで水溜りに車が通り掛かって
水が2人の元に散る。
バシャーーー!!……えっ?
とうとう、豊が忘れ物に気付く時間となった
カバンを何度、あさっても国語の教科書が
見当たらなかった
(……あれっ?あれれ?!ない!ないっ!?
どうしよう。あともう少しで終わるのに
最後の最後で忘れ物した?!
でも、どうして。確かに国語の教科書を
持ったはず……なのに「ガタン!!」あっ!
あぁ〜いっけねぇ。教科書、落としたわ(男子生徒)
気を付けろよな(汗)悪りぃ悪りぃ。
(その様子を見て「部屋に落としたかも!」
と思い返し、お母さんとかリーアさんとか
気付かなかったのかな?
でも気付いても届けられないから〜(汗)
どうした豊?そんなに青ざめた顔して?
創太……(涙)んっ!
「な、何だよお前まで
俺をからかおうとしてんのか?!」
どうしよう!!何々、どうしたの豊?
2人と〜も(泣きわめきながら)
「えっ?豊、教科書忘れちゃったの?!」
しーーー!入れたけど入ってなかったみたい
う〜ん。創太に濡れ衣を着せれば(悪い顔)
「んなもん!!どっちにしろ無理だわ(汗)」
誰かしら忘れたら忘れ物、記録がゼロに
ならないでしょう?……そっか!
じゃあそんな一筋縄ではいかないのか。
俺を何だと思ってんだよ(汗)
キーンーコーカーンーコーン・・・
あっ、ヤベッ!もう授業が始まる時間だ!?
とりあえず豊〜少しだけ時間稼ぎぐらいしか
出来ないけど頑張って乗り切ろう。
それに今日は音読なさそうだしね♪
そ、そうだね。
豊「き、起立!礼!お願いします!!着席」
(んっ!先生がもし近くに来たら………
絶対絶命だ〜その時は正直に言おう。
皆んなに責められるのは嫌だけど本当の事)
その後も先生が近くに来る時もあったが、
詩音がシャーペンを落としたりや創太は
輪ゴム鉄砲を飛ばしたりとなんやかんや
怒られて一時期はヒヤヒヤしたのだ。
だが、予想外の事に
先生「教科書63ページ開いて下さい!
えっと〜63ページはこれだな…ほら。
なるほど、創太ありがとう♪
これなら予習したから覚えてるよやり方。
本当か!!(小声)
蒼海君、もう授業は始まっているんですよ。
ご、ごめんなさい……!
と言いつつ、ふてくされていた。
じゃあここの文章を3人呼んで貰おうかな♪
最初、千賀さんからどうぞ。はいっ!
(……えっ!まずい…こんな時に私の列!?
嘘でしょう(汗)
では阿部さん、その後の文を読んで下さい。
はい!(2人目が読み始めると緊張が走った)
創太・美咲・詩音(まずい!物を落とした所で
逸らす事なんて出来ないし(汗)
もうこれぽっちも怒られたくねぇし。
万事休すか?!)
それでは故園さん、次の文を読んで下さい。
あ、はい!!教科書を持って読み始めた。
(先生が教科書を見てる内に創太から借りた
授業中に借りるのはセーフ…かな?罪悪感残るけど)
先生「流石ですね♪他の人と話していても
すぐに読めるのが故園さんの良い所ですよ」
あはは……ありがとうございます。
創太ごめんね(汗)自分の教科書じゃないのに
使っちゃって。平気だよ、そんくらい♪
(ピンチに陥ったが、難なくクリアしたと
思われたがまたしても予想外に陥る)
「それじゃあこの後は班ごとに
この筆者の心情について話し合いましょう」
4人が同時に「えっ!?」と口に出した。
創太(ヤバイヤバイ!!
先生ばかり気にしていたせいで班ごとで
話すのすっかり忘れてた〜!
これはこれで万事休すだ(再び)
しばらくして班ごとに話し合う時間に
なってしまい心情よりも誤魔化す方法を
考えながら机を渋々、動かしていると
開けていた窓から折り鶴が教室に
侵入してきた。
「えぇっ!またあの鶴が来たぞ!!」
…えっ?蒼海くん、またあなたの仕業なの?
(※第3話の回です)
ち、違いますよ!だっていま、折り鶴が
外から来たんですよ?!
だったらどうやって俺が外に飛ばしたんだ
「輪ゴム鉄砲でしょ!!」無理だろ!?
うわっ!僕の所に来てる…来てるよ(汗)
またパニックを起こしている内に
豊の手に何かが触れた。
「えっ?あっ……リーアさん!?」
もしかして1人で来たの大丈夫だった!!
う、うん。何とか(汗)
リーアを手で包み込むと少し濡れていた。
「何で濡れてるの?本当に平気だった?」
うん♪もう、忘れ物しちゃダメだよ!
あはは……(汗)次からは気を付けます。
そっか〜じゃあ私は帰るね♪
………リーアさん!んっ?な〜に?
あっ。ううん、何でもない♪そう。
折り鶴を回収しビビり散らかす先生の手から
再び折り鶴がまた飛び始めて
生徒一同、先生一名は逃げ出してしまった。
「ちょっと待ちなさい。先生まで〜どこに!」
あ、ありゃ〜これは授業どころじゃないね(汗)
折り鶴にリーアは乗って家へと帰った。
うふふ♪良かった〜豊、喜んでたな♡
鶴と一緒に帰っていると
「ここで何をしている!!」
(ドキッとさせる声が脳裏に響いた)
「えっ?」振り返っても誰も居なかった。
(今のは誰?でも、どこかで聞いた事が
ある気がするけど…思い出せない………)
「ただいま〜」とリーアが部屋に戻ると
おかえり♪と返してくれた。
「あれ?若奈、仕事じゃなかったの?!」
…うふふ♪あれはリーアちゃんを試しただけよ
試した?そう、本気にさせちゃって
ごめんなさいね(汗)
……えっ?どういう事???
(何の事かさっぱり分かっていない様子)
「それより無事に豊に届けられたかしら?」
うん、バッチリだよ!そう、良かった。
リーアちゃん、もしかして濡れちゃった?
水溜りに墜落しちゃったとか???
あ〜その事なんだけどさ………んっ?
リーアが何で濡れたのか言おうとした時に
若奈に止められた。
「リーアちゃん、待っててすぐ行くわ」
んんっ?
さぁ、お風呂の準備は出来てるから
一緒に入りましょう♪
えぇ〜若奈と一緒に入って良いの!?
(頷いた)やったぁ〜!!
お風呂に入りながら学校までの道のりを
聞いてあげるわ♪
若奈、ありがとうだ〜い好き♡うふふ。
2週間経った・・・
2年A組は忘れ物は一切無く、記録ゼロですね!
無事、しおりゲットしたのであった。
やったぁ!!そんなに欲しかったのか(笑)
うん♪丁度、欲しかったの♪
「それに創太も忘れ物もしてないなんて
凄いよ!……そしてありがとう♪(んっ!)
お、おぉ。よ、良かったな(照)
豊「リーアさん、ただいま〜!」
おかえりなさ〜い豊♪
しおり、ゲットできたよ!!
うわ〜凄いしおりだね♪でしょう!
「革のしおりだよ〜校長先生がハンドメイドで
作ってくれたんだ♡」
私達の校長先生はね、手作りするのが得意で
些細な事でも景品が豪華だから
皆んな、それを貰う為に頑張れるんだよ♪
「ハンドメイド?…手のメイドさん???」
それはそれで何か気持ち悪いかも(汗)
ハンドメイドっていうのは手作りする事を
そういうんだよ♪
んんっ?(首を傾げる)
「じゃあ♪ハンドメイドで今から
リーアさんの為にしおり作ってあげるよ!」
えっ!本当に♡うん。
教科書、届けてくれたお礼がしたいから♪
ありがとう豊、好き好き!!大好き♡
うふふ♪
どういうのが良いリーアさん?
豊が作ってくれるなら私は何でも良いよ!!
……うーん。じゃあお母さん、画用紙ある?
画用紙?えぇ〜あるけど。何に使うの?
「な・い・しょ♪」……んっ?
ハサミで画用紙を真っ直ぐ3枚ずつ切って
穴開けパンチで穴を開けてベランダの外へ
出て行き何かを探し始めた。
「んっ?豊、何してるの〜?」
待ってて……凄いしおり作ってあげるから♪
ベランダの草を退けて1つまた1つと取って
数分くらい探してからリビングに戻った。
切った3枚の紙に貼ってラミネートフィルムを
取り付けてリーアに渡した。
「はい、リーアさん押し花のしおりだよ」
押し花?これって花じゃないんじゃ?
まぁまぁ、良いから良いから♪
(リーアには一つ葉のクローバーをあげた)
「あら、素敵なしおりじゃない。
リーアちゃんの為だったのね♡」
丁度良かったお母さんにもあげるよ♪
私も貰っちゃって良いの?うん!!
(若奈には三つ葉のクローバーを渡し、
私は二つ葉のクローバーを見せた)
もしかしてリビングから風が入って来たの
ってわざわざベランダで探していたのね♪
「でも、ありがとう。
豊から貰った物は大事に取っておくわ!」
えへへ♪やった〜豊、本当にありがとう♡
(頑張って届けた甲斐があったリーアには
素敵なしおりを貰った。
このクローバーで良い事があると良いね)