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魔法使いの妖精さん  作者: 白百合リーフ
3/25

第3話  「ドタバタ学校」

登場人物・・・

梶西(かじにし)詩音

・髪色:黒髪

・髪型:サイドポニーテール

・瞳の色:朱色

・性格:見た目に反して優しい人(空手の黒帯持ち)

・制服:ブレザーはあまり着ないベスト派


菅原(すがわら)美咲

・髪色:栗皮色(くろかわ)

・髪型:ショート、飾りが黄色カチューシャ

・瞳の色:紫色

・性格:意外と喧嘩っ早く、噂話や怪談が好きな子

・制服:ワイシャツの袖を巻くタイプ


蒼海 創太

・髪色:黒目の紺色

・髪型:ショート

・瞳の色:青色

・性格:少し乱暴な部分もあるが素直な面もある!

・制服:基本的にワイシャツの時が多い。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


えっと今日の教科書は全部入ったかな?

はぁ…(あくび)ドールハウスから外へ出て

「何してるの〜?」と目を擦りながら

豊に近寄った。

「これから学校だから準備してるの♪」学校〜?

(人間さん達も授業があるんだ。何それ楽しそう☆)

勿論、リーアさんはお留守番だよ〜

……っ!嫌だ!!私も行くもん。えぇ………(汗)

「だって学校だから見つかったら大変な事に

なっちゃうよ?!

あと、授業中は多分リーアさん、暇になるよ?」

それでも行くもん!

私達妖精にも学校があるし、人間さんの学校も

気になるんだ〜〜〜(キラキラした目)

うっ……(どうしよう。何とか諦めさせないと

私が大変な思いをする事に!?

妖精さんを知ってるのがお母さんと私だけ

学校だと私1人…ううーん(汗)どうしよう!)

「お母さん!!」下に居る若奈に呼び掛けた。


「朝からどうしたの?ってあら〜………」

豊の髪を引っ張って

「行きたい行きたい行きたい!!!!!!」

と駄々をこねていた。

どうすれば良いのお母さん(涙)

「リーアちゃん、豊が行こうとしてるのはね

学校なの。人間がいっぱい居る所で、

好奇心で行けるような簡単な所じゃないんだよ?

豊(うん!うん!!)

もし、人間に見つかったら大変な騒ぎにもなりうるし

豊が見てない所で捕まっちゃったら

2度と会えなくなるの。それでも良いの?」

いい!人間界の様子は家でも見てたから♪

尚更、危険なの分かるよね!?

「それに私は家だけじゃなくて他も見てみたい♪

どんなに危険でも私は行く、一度だけ冒険もして

みたいと思ってたの♡だからお願い、連れてって!」


はぁ……お母さんでも駄目か〜(汗)

「それに豊以外に魔法で見えなくさせれば、

見つからないから良いでしょう!」

まぁ…それなら良いけど(若奈)良いんだ!?

魔法も凄く進歩(しんぽ)してるのね♪

「豊、まだ時間があるかしら?」えっ、あるけど。

そう!ちょっと待っててね♡んっ???

「はい、とりあえずお守りを持って行きなさい♪」

若奈が豊に渡した。

あ、ありがとうお母さん!?

ちなみにお守りに何かおまじない効果とかがあるから

渡したんだよね♪

「うふふ……あら、別にないわよ?」ズコーーー!!

で、でも何も効果がなくてもこのお守りのように

「リーアさんは私が守るから♪」

若奈(その意気よ豊、ファイト!!)

んっ?豊、大変だと思うけどリーアちゃんを

よろしく頼むわね!うん。

とりあえずリーアさんはここに入っててね!

うん、分かった♪

(制服の胸ポケットに入った)

行ってきます!!は〜い、いってらっしゃい♪


(他の人にリーアさんを見つからないように

今日は一日中、精進しなきゃ!!)

リーアさん!苦しかったら下のポケットに

入ってても良いからね?うん、ありがとう♪

豊〜おはよう!……ビクン!お、おはよう(汗)

昨日は大丈夫だった。何が?!

ほら昨日話した噂に出会わなかったかって!

大丈夫だけど…?良かった〜

もう、噂話した次の日に会ってないか

聞くのやめなさいよ!!迷信なんだから。

豊(迷信じゃないんだな〜詩音(汗)

リーア(噂って何だろう?)

学校に向かう途中でいくつかの横断歩道を通ると

道路を走る数台の車に目を輝かせていた。

(わぁ〜人間さん達の外の世界ってすっごい♪)

ポケットから出されない程度で小さく感動していた。


学校の下駄箱に着くと胸ポケットから

下の広いポケットへ移動した。

すると先程より振動が変わり、

足を片方ずつ動かす動作に楽しくなっていた。

教室に着いて席に座ると机で前が隠れてしまった!

あっ、見えない〜……豊!豊!!と声を掛けるも

豊は別の事に気を取られていた。

(あれっ?創太…まだ来てないのかな?

もう時間なのに(汗)

それでは出席を取ります(先生)

梶西(かじにし)詩音さん。はい♪故園 豊さん。はい!

………菅原(すがわら)美咲さん。は〜い!!

蒼海創太……んっ?居ないのか?次に行くぞ。


以上で28人しゅ……ガラーン!!!!!!

ふぅ〜危ねぇセーフ!どこがセーフだ蒼海!!

げっ!?後で職員室に来るように。

ま、またかよ(汗)騒がしい人間だな〜…あはは(棒)

リーアさん大人しくしててね。うん♪

(1・2限目はリーアさんにとっては退屈だった

そうでポケットの中で眠っていたそうです(汗)

3限目の国語・・・

(暇だな〜人間に見つからないようにするのは

大変だけど……何かしたい!!

そうだ、こっそり抜け出そうっと♪)

ポケットとから飛び出した!

教室の床をテクテク歩いていて周りを見上げた。

やっぱり何もかも大きいかな〜

と歩きつつ前を進んでいると教室の後ろにある

ロッカーに来た。

「こ、これ登る?よしっ!魔法で登ろう……!!」

魔法でロッカーの十字路に小さな針金を付けて

非常階段上に登って行った!教室を眺めた。

人間の学校ってこんな感じなんだ〜

私達の学校も楽しかったな♪


回想・・・フェアリータウンでの学校

日傘代わりに葉っぱを傘にして登校してる子が

ほとんどで、丸太の木のテーブルと薄い木の椅子に

妖精達が座っていた。

(妖精は妖精でも羽の種類が異なる)

アゲハ蝶のような形や色もいれば、

トンボみたいな長い羽を付けている妖精も。

回想終了・・・


よし!降りよう羽を出そうとしたが少し考えた

(そうだった今は休めた方が良いかも(汗)

人間界の外だと羽から出る輝きで透明でいるのが

バレちゃう。しばらく使わないでおこう)

リーアはロッカーの上にあった白い紙に魔法をかけて

折り、鶴を使った。

(よし!出来た〜豊の部屋にあった折り紙本が

役に立った!!早速、乗ろ♪)

鶴に乗ってロッカーから飛び降りると

「せ、先生!なんか鶴が浮いてます!!」

えぇ〜!?一斉に鶴に視線がいった。

豊はノートに記録し、書き終わり少し遅めに

周りが騒がしい事に気付いた。

後ろを振り返ると(えぇ〜!リーアさん!!

えっ、でもポケットに……やっぱり居ない)

そしてリーアも半分くらい降りて気付いた

「あれ?なんか人間さん達がこっちを

見てるような〜?」

あっ!(鶴だけだと浮いてるように見えるのか〜)

あはは……あと少しだけの高さだったので折り鶴を

乗り捨てて着地すると同時に生徒は急に折り鶴が

落ちた事に逆に驚いて教室中がパニックに陥った!!

えぇ〜!ここに誰かいるよ!?

俺達には見えない何かが(汗)あぁ〜………

何人かの生徒は教室から出て行ってしまった。

こら、戻りなさい!授業中ですよ〜?!

(あぁ〜騒ぎが大きくなる前に)

リーアさん早く手に乗って!う、うん(汗)

「皆さん、まだ授業中ですが…教室を

変えましょう!」静かに移動して下さい!!

は〜い(変えても着いて来てるもんだから(汗)

ある意味、意味がない事をしてる)

忙しい人間さん達だ。なんでこんな事になったの?

リーアさんでしょ!!てへ☆

移動してる最中にチャイムが鳴った。


あっ!授業が終わった。

先生が「廊下だけど解散」と言って

次の授業に向かわされた。

(先生、時計をちゃんと見ましょうね(汗)

そして雑に生徒を解散しないで下さい!!

ここ2階ですよね!?)

豊は急いでトイレに向かった。

そして、リーアさん約束したよね!!

大人しく待ってて。だって暇なんだも〜ん

だから家に居た方が良かったでしょう?!

でも、見に行きたい気持ちはあると思う!

前向きで何よりです(汗)

でも、次は少しは興味深いと思うよ。

えぇ〜そうなの!何々、楽しい事?!

行ってみてからのお楽しみ♪えぇ〜(汗)

教科書の上にリーアを乗せて教室へ向かった。


わぁ〜!ここは………そう、理科室だよ♪

あっ、いっけない!!

美咲と詩音を置いて行っちゃった?!

ねぇ〜豊、この人は何で動かないの?

んっ?あぁ〜それはね「人体模型」と言って

人間の体の中の構造が分かる物だよ♪

へぇ〜…なんか気持ち悪い……(顔が真顔)

はっきり言っちゃった(汗)

一応、私もそういう構造だからね!?

コレとは違う!…豊は豊だよ♪そうだね!

そろそろチャイムがなるので席に着いて

と学級員が言った。

小声で「本当だ〜おいで♪」(ポケットに入った)

キーンーコーカーコーン・・・


セーフ♪どこがセーフですか!?

先生の次は学級員かよ〜

何で私達も遅れたんだっけ?(美咲)

豊と一緒に行くじゃなかったの。

ごめんって〜本当に忘れてたの(色々と!!)

(外に居る2人に謝る素振り)

早く席に着きなさい!!す、すみません。

詩音、本当にごめんなさい。もう良いってば(汗)

ありがとう♪今日の理科は実験なのを

忘れていないですよね?創太(ギっ!やべぇ)

班ごとにテストを行って貰います。

良かった〜班には学級員が居る、他にも

優…しゅう……な人か?(美咲の事)

詩音、頑張ろうね!!うん。

創太の2班は降格になってこっぴろく怒られた(汗)

あなた達は馬鹿なんですか!実験ですよ?!

失敗すると大変な事になります、もう少し真面目に。

ごめんなさい(美咲と創太)

私達、7班まで番が回ってきた。

机の上に立ってリーアもワクワクしていた!

それから順調に作業を進めて黄色と緑、青の試験管を

並べて無事合格した。

(綺麗な色〜♪)

拍手、パチパチ!パチパチ!!今回のは

難しいテストだったので合格した班が少ないかと

少しひやひやしました。

満点です!!ありがとうございます♪

そろそろ授業が終わりますね、片付けを始めましょう

と生徒に指示を掛けた。

「折角、綺麗な色が出来たのに勿体な〜い(汗)」

と机の周りを見回していると蛇口が視界に入った。


んっ?何これ、変なの〜?………(疑問を抱いた)

どうしたら水が出るんだっけ(汗)

思い出そうと必死に頭をフル回転させていると

ジャーーー!という水の出る音が聞こえた。

(聞こえる方向を見ると実験をし終えた生徒が

手を洗っていた)

そっか〜♪この十字架の部分を回せば良いんだ!!

と蛇口に付いてるホースを登り、てっぺんに着いた

よいしょっ……んっ、あれ?全然回らない(汗)

(妖精の握力じゃ回らない事は想定して

いなかった様子)

でも、私には魔法があるもんね♪これくらい楽勝。

リーアは蛇口に魔法をかけ一気にやった事により

ギギィィィ……カチンッ!と嫌な音が鳴って、

蛇口をひねる所ごと取れてしまった勢いで

リーアは飛ばされ豊には水が直撃した。

えっ?ジャーーー!!な、なに?!

天井に軽く弾かれて羽をとっさに開いた!

うわ〜やっちゃった(汗)どうしよう(唖然)

とりあえず壊れた蛇口を塞ぎ終わる。

(被害者はまだ増える)

たまたま近くに居た創太が怒られてしまった。

お、俺は何にもしてないからな?!

じゃあ誰がやったって言うんですか

それは……さっきの鶴の折り紙みたいな怪奇現象だ!

もしかしてそれも蒼海くんがやったの?

あぁ〜(賛同)

(何を言い訳しても信じて貰えなかった)

え、ちがっ!

否定する暇もなく先生に腕を掴まれ

「職員室にいえ、校長室に来なさい」えっ!?

一同(レベルアップした(汗)

ハクション……故園さんは保健室に行って

着替えて来たら?あっ、はい(汗)菅原さん、はい!

豊、ハンカチ。ありがとう美咲♪

少し豊と会うのに拒むが少し遅れて追いかけた!

水色の扉に入って行くのを見て白い棒を持って

細長い丸を描いて中へと入った。

入ってすぐに保健室の先生が扉の横を

通ろうとする足がリーアの上にあった。

あっ、まずい(汗)そう思った所で足を上げた風圧で

吹き飛ばされて踏まれず済んだ。

あっ…危ない……助かった(汗)


(今日は4限までだった)

とりあえず予備の制服を持って来たから

これに着替えてその制服は月曜日にでも

返しにきてくれれば良いから♪

はい、ありがとうございます。

着替え中・・・

本当にありがとうございました!!

さようなら♪はい、では月曜日に。

(リーアさんどこに居るかな探しに行った方が

良いよね!やっぱりまだ理科室に)

と考えてると首がくすぐったかった!

ツンツン……んっ?肩にリーアが居た。

い、いつから!?いま出て来た所に入る前からだよ?

(結構前から居たんだ)

でも良かったリーアさんが無事で♪

水とかに掛かってなかった?大丈夫?!

えっ、あのその…事なんだけどさ〜………

蛇口壊したの私なの(涙)えっ?

豊が濡れた後に「良い子でいなきゃいけないと

思って大変な事になるだけだから

ポケットの中でさっきまで眠ってたの。

(案外、ゆっくりしてた(汗)

あのね今日に来て分かったの。

授業中があんなに暇だと思わなくて

色々と探検とか好奇心が抑えられなくなって

普通の人間やうるさい人間とかに迷惑かけちゃった。

んっ?!勿論、一番豊に迷惑かけた。

もう学校に行かないし、もう駄々もこねないから

今日は本当にごめんなさい(涙)


豊(リーアさん、ちゃんと反省してくれてるんだ。

今日一日で皆んなに心配掛けてばっかりだったかも、

それでも私は真っ直ぐ謝ってくれたリーアさんに

言いたい事があるよね?)

そっか〜色々心配掛けちゃってごめんね?

私も大人しくしててとか言ってたけど、

人間の学校が気になったから来たんだもんね♡

今度から迷惑はかけない程度で探検は

しても良いよ♪えっ?でもまた(汗)

その時はその時だから私に任せて

無理難題な事が起こっても、

私はリーアさんの味方だよ!!はあ……良いの?

うん♪リーアさんが楽しければそれで良いから。

……っ!うん、ありがとう♪


教室に戻ると創太が飛んで来て頭を下げた。

マジでごめんな豊!!あっ、良いよ(汗)

そんな事しなくても……!

でも本当に俺はやってないんだ信じてくれよ(小声)

という泣き言が無ければ良かったなぁ〜

(リーアさんのせいでも私は創太を許してあげるよ)

美咲と詩音とは別れてそれぞれの家に帰ったら。

ただいま、お母さん♪おかえりなさ〜い!

(制服については内緒にするからねリーアさん)

お母さん、ごめんなさい。

理科室の蛇口が壊れちゃって制服、びしょ濡れに

なっちゃったんだ。

あら良いのよ、風邪引いたら大変だからお風呂に

入ってきなさい。うん、ありがとうお母さん♪

リーアさんも入る?お風呂!?入る入る♡

じゃあ待ってていま持ってくるから(若奈)


はい♪……えっ?(豊とリーアはドン引き)

ま、まさか綿棒で体を洗うなんて〜

小さいのはコレしかないからね。

しかもお人形の家からお風呂持って来るとは

でも、入れるなら私はそれで良いよ♪

それなら良かった(汗)

そうそう、魔法かければ具現化できるしね!!

(綿棒は体を洗う用で洗面器はキャップでお湯を

すくえるようにした。

ドールハウスのお風呂と言えども魔法で具現化し、

小さかったお風呂が少し広くなった!!)

「リーアさん、明日は休日と言って学校がお休みなの

それで今日は色々あったから気分転換に買い物でも

しに行かないか………」リーアを見ると

モノの数秒でゆだってしまった!

「えぇ〜大変!?リーアさん、しっかりして(汗)

そうだ。お母さん、早く来て…早く早く!!」


うぅ……んっ?うわっ!びっくりした?!

急に起き上がったら〜(クラクラバターン)

リーアさん(汗)

あっ,もう起きたのね♪豊、リーアちゃんに

これ食べさせてあげて。

体を起こしてスプーンを口まで運んだ。

リーアさん、口開けて♪あぁ〜パク!

んっ〜!キンキンだけど丁度良い(もぐもぐ)

お母さん、どこまで妖精の事把握してるの(汗)

えっへん♪(擦り下ろしたりんご)

ちょうだ〜い!!手をバタつかせる。

はいはい(汗)あ〜ん。

パクッ!冷た〜い〜(か、可愛い♡)

若奈に見て欲しそうに視線を送ると何かを

作り始めていた。

「お母さん何作ってるの今度は?」

水を吸収するシートを切ってるんだよ〜

んっ?(何に使うんだろう???)

はい、リーアちゃんどうぞ♪

なに〜?手に取って「顔とか熱い所とかがあったら

拭きなさい♪」う〜ん?顔に当てて「気持ち良い」

と言って上下に揺らしてあっという間に

(ぬる)くなった。

まだあるからいくらでも使いなさい〜

本当にお母さん何者(汗)

ルーナもこんな感じで初めてお風呂に入った時も

ゆだったり、風邪引いた時にも私に出来る事って

何だろう?って思って思い付いたのが工作なの♪

日常的に使ってる物を切ったり、分解したりする事が

楽しくてついやっちゃうんだ〜

他の妖精さんも迷い込んだ時とかに役立つしね。

ふ〜ん、豊もやったら絶対にハマるわよ♪

えっ?あっ……うん。そうだけど(汗)

豊(工作する事は別に嫌いじゃないんだけど、

学校とかで作る物はどれも役に立つ時もあれば

遊ぶだけで使わなくなる物があるから今回も絶対…)

そんな豊の顔を見て強引に勧めた。

「ほら、良いから良いから♪騙されたと思って!!」

(私は渋々やり始めた)

これはこう………こう?そうそう♪

これをこうしてやれば、後は妖精さん達が

魔法をかけて使う幅が広がるんだよ。

豊(私が作った物が、例え私達が使わなくても

小さな妖精さん達が使ってくれる♪

そ、それなら作るのも悪くない…かも♡)

私はとっさの事で喜びを感じてしまい思わず

「たの……しい」と言ってしまった。

若奈はそれが聞きたかったかのように

「でしょう♡」と自慢げな顔を浮かべていた。

これなら一人でも出来るかも!!

おぉ〜!それは良かった良かった♪うふふ。

お母さん、教えてくれてありがとう!


就寝・・・

この世界に来てリーアさんと妖精さんの事を

また一段と知れた気がする!!

よ〜し、明日はお出掛けするぞ〜♪


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