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魔法使いの妖精さん  作者: 白百合リーフ
13/25

第2章13話  「休み明けの日常」

(夏休み終盤の時というのに今日は

いつもより気温も高く、ジワジワした暑さが

創太たち人間を襲った)

ミーン、ミンミンミーーーン、ミンミンミンミーン

シャッシャッ!シャッシャッ!!はぁ〜………

「にしても今日アチ〜もうすぐ秋だって言うのに」


(俺の名前は蒼海 創太、豊とは幼馴染で

今まで通り普通の生活を送っていた。

ある時、豊が俺の蒼海行楽工場に見学し

なんやかんやあって妖精のリーアって奴に

精霊カードを8枚集めて欲しいと言われて

協力している。

「今では火の精霊、水の精霊、金の精霊、天の精霊

カードを持っている所だ!!」

俺が所持している精霊は金の精霊コンジキっていう

精霊の中でもかなり頭が良いと豊のお母さんが

言っていた。

妖精の国を支えてくれる精霊なのに

何で人間の俺がカードを持っているかというと

他の精霊カードを俺らが触ると電気が流れるんだが、

金の精霊カードにはそれが無く、人間にも1人一枚

だけ所持できるとサラマンダーが言ってたな〜

「リーアは妖精で魔力があるらしいけど、

俺ら人間にはどうたらこうたらあって

そのお陰で魔法が使えるって聞いたけど〜

話が長過ぎて忘れたわ(笑)」

それで4枚目の天の精霊カードをゲットしてから

1ヶ月が経ったかな?

まぁ、俺らは色々あり過ぎたせいで

今は休暇って形で休んでたけど………

流石に1ヶ月もやってこれじゃあ〜(汗)と言って

学校のプールサイドが全体に映し出されて

大量の砂とゴミが散乱していた。


はぁ〜(一応、天の精霊が砂嵐を起こした事により

プールの授業は消えた。

代わりにクラス総出で掃除中!

「何で俺らC組だけ夏休み削ってまで

プール掃除なんだよ!!」

(C組だけがプール掃除の掃除担当であり、

夏休みが大体終わる頃でもまだまだ砂が残っていた)

……肝心の豊はというとまぁ〜サボりではない。

掃除をしに学校へ来たものの、

熱中症で倒れて俺が保健室まで抱えて

今はぐっすりだと思うぜ。

クーラーが効いてて天国だったわ♪

今は地獄だけどな。

幸い、保健の先生が居て助かった)

「なぁ頼むよ!俺らが精霊カードを集める代わりに

休暇を取らせてくれたのコンジキだろ。

だったら魔法使ってパパッと片付ける権利を俺にくれ

神様いや……精霊様〜!!」

・・・。

あっ、離席中だなこりゃ(もう慣れた)


保健室にて・・・

???「故園さん、具合は大丈夫ですか?」

と誰かに聞かれた。

んんっ?(まぶた)をゆっくり上げる。

……あっ…あれ?私、プールにいた……はず………

(白い天井を見てから先生が顔を覗き込む。

その姿は桃色髪で金色の縁の眼鏡を掛けており、

若そうに見えるが実は…………)

「今日のプール掃除担当の蒼海くんが

あなたを抱えて飛んで来たんですよ♪」

ぁ、そっか。私、急に倒れた…っけ……

(起きたばかりとはいえ、体を起こせる力もなく

まともに喋れなかった)

先生「とりあえず、まだ安静にしてて下さい?

お家の方には私から電話して来るから♪」

は、はぃ。お願い…しま……スゥ〜スゥ〜………

先生「あら?もう寝てしまいましたか(汗)

まぁ、私は職員室にでも行きますかね〜」


お昼過ぎくらいになって若奈が学校に駆け付けた。

保健室に入ると先生と若奈がすれ違い際に

スロモーションになって反応した。

んっ?(先生)……あっ(若奈)

「故園さんのお母さんでいらっしゃいますね♪

豊さんはまだ寝ていますが、車で来ましたか?」

あ、はい!では、車まで担架で運びますね。

「えっ?いえいえ流石にそこまでしなくても(汗)」

ですが、豊さんをわざわざ起こす訳には………

そ、それもそうですね(汗)

じゃあお願いします!それでも私も手伝います♪

ガシャンガタン!!慣れない担架を運ぶ際に

壁や入り口の仕切りに大きな音を鳴らしながら

車に豊を寝かせた。

はぁ〜…何から何までありがとうございました!

先生「いえ残り2日で夏休みが終わるのでしょう?

それなら早めに休ませてあげて下さい。

それでは私はこれで♪」

ありがとうございました!!

再度挨拶をすると担架を畳んで校舎へ戻った。


木の木陰の裏に隠れる先生・・・

スゥ〜はぁ………キセルを吸いながら

眼鏡が煙で曇った。

先生「本当、馬鹿な親子だね〜

こんなすぐ側に敵が居るとも知らずに、

スゥ〜はぁ…故園 若奈さん」


一方、学校の門から少し出た所で車を止め

若奈は何やら手帳に書き納めていた。

するとカカン!と窓の方から音がしたので見てみると

そこには創太が居た。

あっ(こっちから入って来て良いよと手で合図した)

ガチャ!!・・・

豊の容態はどうでしたか?

うん、保健室でしばらく寝ていたお陰で

かなり助かったわ〜♪

「それに創太くんこそ、ここで何を?」

えっ?あっ、俺もその豊と同じ今班なんで…

プール掃除を(汗)

「えぇ〜!あぁ…ごめんなさいね、豊が倒れちゃって

大変だったでしょう♪家まで車で送るわ」

………良いんですか?えぇ♡

車を発進させて隣町まで創太と話していた。

若奈「そう、プールがそんな事になっていたなんて

C組の皆さんはさぞかし大変そうね(汗)

こんな暑い日にやったらそりゃあ倒れるわ〜」

はい、ちょくちょく休んだり水分補給も

しっかり取っていたんですが、

日の当たり過ぎが原因だったようで〜……

「全く、今日に限って他の奴らは宿題が

終わってないからで断られたんすよ(汗)

真面目に勉強してる奴らなのに言い訳してさ」

じゃあ豊が倒れた後、ずっと創太くん1人で!?

えっと〜いや宿題やってない勢を説得して………

来て貰ったんですよ!(引きずった顔)

「そうだったの〜(汗)

じゃあコンビニでアイスとか飲み物、買ってあげる」

えっ?良いですよ?!

車で送って貰うだけでもありがたいのに……

「良いの♪丁度、コンビニの前だから遠慮しなくて

豊を運んでくれたお礼だと思って♡」

ん〜まぁ、それなら。


コンビニに行って若奈が買って来た物を

車の中で食べる事になった。

(若奈はそんな急がなくてもと思ったが、

創太のお父さんはそうはいかないみたい)

お茶とバリバリくんを食べている途中に

ふと思い出した事があった。

若奈(そういえば宗一さんって昔から〜

誰かから貰った物は貰った時に食べるっていう

謎のモットーがあった気がするわ(汗)

仕事の方々もそう言われてるとか〜)

若奈は助手席に座っている創太をじっと見てから

「創太くん、大変だね(哀れみの顔」と言った。

(当然)……えっ?と声を出した!

何だかんだ隣町に着いてすぐに「ここで降ります」

と言われて慌てて降ろした。

若奈「じゃあまた明日、午後に来てね♪

その時までに豊も少しは良くなってると思うから」

と言って車から手を振った。

はいっ!分かりました〜!!

と創太が歩いて家まで行くと工場の目の前で

お父さんと会った。


宗一「どうだ、プール掃除は捗ってるか〜?」

全然だよ!はぁ………大体1人でやったし。

1人でやったのかよ!?凄いな創太☆

「豊も最初は居たけど、熱中症で倒れちゃったから

仕方なくだけどな…」

そりゃあ〜大変だな(若干笑っていた)

「何だよ親父、その顔は……(汗)」

するとお父さんはまたからかい始めた。

「いや〜あの工場の事件以来、

あの子と一緒に居る時間が増えてる気がするけど

俺の勘違いだったか〜(笑)」

そんな訳………えっ?バッ!?(恥)

創太の顔が一気に赤くなり、しばらく硬直。


「あの時も言ったけど、親父には関係ないだろ!!」

ふん!とふてくしていた。

「いやいやいや、冗談だって〜〜〜(笑)」

嘘付けぇぇぇ!?

???「いや…確かに我が主人創太は最近、

小娘と一緒に居る時間が長いと我も思うぞ?

主人の父よ、もっと誇れば()い♪」

と言ってコンジキが精霊の姿で干渉して

お父さんに見せた。

宗一「へっ?あんた……どちらさん???」

コンジキと宗一が再び口を開けようとした時に

創太が割って入り「わぁーわぁーわーーー!」

と声で掻き消した。

なっ、ななんでコンジキが出てくんだよ!!

「ふはっはっは(笑)離席から帰って来たら

小娘について話してるんでな〜

ちっとばかし登場してみたが、言ってないのか?」

当たり前だ?!どこのどいつが精霊を信じんだよ(汗)

…あぁ?創太、俺の事を今コイツと言ったか。

は?コイツって言ってねぇよどい………と

言い掛ける瞬間に勢いよく背負い投げされた。

(外で、しかも工場の目の前で受身を取れず気絶した)

スゥ〜(空気が抜ける音)はぁ……

宗一「とりあえずアンタ、俺の工場に入ってくれ!

話はその後に聞こう」

良いだろう、案内しろ(←一応、お客)

そう言って宗一は創太を引きずりながら

客室に入った。


コンジキ「やはり、ここで扱っている金属は

そんじょそこらの工場とは訳が違うようだな(笑)」

おぉ〜!?

「アンタもその価値を分かってくれるか☆☆☆」

(キラキラしたオーラが滲み出る宗一)

しばらく星が見えていた創太が起きる

「おい、親父。今そんな話してる場合じゃ……」

と言うと今度は頭にゲンコツをくらった。

イタッ!?ポコン!(タンコブが出る音)

「宗一だったか?悪いが金属についてはまた機会が

あれば、話し合おうではないか?

我が何者か……我がなぜ創太を主人(あるじ)

呼んでいるか経緯をこれから話そうぞ(笑)」

あぁ、そうだった。よろしくお願いします!!

創太(えっ、何?将棋の対戦でも始めるのか???)

カクカクシカジカ・・・


(そうしてタンコブは次第に引っ込んでいった)

創太とはそういう感じで出会った。

「なるほど。つまり良太が〜………俺の弟が

昔やってた事は本当だったという事か〜♪

(何気に話を分かってくれた宗一だった)

それでだ、これからが本題だ創太。

んっ?

コンジキ「次の精霊について誰が良いか、

今所持している精霊たちと話し合って

決めて来た所だ。

それを今から創太に伝えておこう!

小娘に話す時は我々も離席する羽目になるからな、

覚えておいて欲しい」

あぁ〜分かった!!良いぞ、コンジキ。

良かろう♪宗一は聞いてても構わんぞ?

(宗一は動くような素振りはなかったが、

聞いても無駄だろうという考えに至って口を開いた)

「いや、俺が聞いた所で話について行けなさそうだ。

悪いが俺は工場の奴らと少し話し合ってくる(笑)」

ドアをパタリと閉めてもう一度、本題に入った。


「我々が集める残りの精霊カードは

あと4枚だけだ。

それが木、土、海、地のカードこれだ!!

皆んなで話し合って我はサラマンダーと

ウンディーネの案を尊重した。

とりあえず地と海に関しては行方が

分からないままでな?

海は良いとして地については邪見が所持

しているだろうな。

海の精霊は邪見の幹部から離脱した事は

分かっているがその後は知らん!(雑だな(汗)

状況が分からない所に希望を抱く訳にはいかない、

よって土と木のどちらかにしようという所で

2人の案はこうだ!!

土と木は大体、同じ所に住処を建てる習性がある事を

サラマンダーに思い出して貰った物理的に。

(いま、おっかない事言ってた気がする(汗)

サラマンダーさんは大丈夫なのかな???)

という訳だ、精霊にも相性というものが

あってな?我はウンディーネとサラマンダーは

セイレーンというペアがあるのと同じように

土と木もそういう関係で住処が同じらしい!

と翌朝になって豊達に同じ話をした。


「つまり、2体の精霊さんは同じ住処を建てる習性を

利用してどっちも精霊カードをゲットすると

言う事ね♪」

えぇ〜そんな事が出来るの!?

(布団に寝ている豊が起き上がり声を上げた)

若奈「あぁ〜こらこら、駄目よ豊!

あなたはゆっくり寝ていなさい」

は〜い♪

(創太が周りをキョロキョロしてから豊に尋ねた)

「ていうか、あの妖精は今日居ないのか???」

居るじゃない!創太の目の前に。えっ?

創太が目線をかなり落とすとテーブルに置いてある

お菓子を漁っていた。

うわっ!?……へっ?(リーア)

「そんな所に居たのかよ、驚かすな!!」

お菓子のお皿の中で歩き回っている。


(ちなみに話は聞いていたが、おせんべいの後ろに

ちょくちょく隠れてはアラレを食べていた)

「リーアちゃんはリーアちゃんでアラレばっかり

食べないの(優しく怒る)

そんなに食べてたらアラレが無くなるでしょう!」

そう言われると不満をぶつけた。

「だ〜って、私が食べれる大きさで甘いお菓子が

これしか無いだも〜ん!!

それにこの大きい真ん丸のお菓子なんて

手がベタベタになっちゃうし硬いもの」

(おせんべいの事)

「まぁ〜硬いは硬いけどよ、それはそれで意外と

美味しいだぞ♪」

ムッ!とした顔でほっぺを膨らませ創太に怒っている

創太が仕方なくおせんべいを割って

リーアに渡してから「う〜ん」とかなり唸ってから

「若奈〜若奈〜そのコップ、傾けて!!」

えっ?まぁ、良いけど???

(少し不思議に思いながら溢れない程度で傾けた)

コップを傾け羽で飛ぶと割ってくれたおせんべいを

お茶に付けた

「おーーーい!入れんのかよ!!」

と創太が盛大にツッコんだ。

そんな事はお構いなく少し浸してから

口で頬張った。

ハム…ハム♪柔らかくなったぁ〜☆

うーん♡良かったわね、リーアちゃん。

うん♪

(おせんべいが口に無くなるまでずっと

もぐもぐ口を動かしてやっと無くなったざっと6分)


「それで、さっきコンジキさんが言ってた事だけど

難しいと思うよ?」

おせんべいを頬張っていた創太が

一気に食べられるような空気じゃなくなった。

あーん……えっ?どうして、リーアちゃん?

もし見つけられたら一石二鳥じゃないかしら。

(確かにと思いつつも淡々と喋り始めた)

リーア「そもそも精霊が人間界に来た時は

確かに住処は作るわ♪

けれど住める所を作っているだけで

ずっと同じ所に滞在する訳でもないし、

土と木の精霊が必ずしも同じ場所に居るとは

考えにくいんだよ!!

いくら精霊との相性があるとはいえ完全に同居する

可能性も低いし精霊は結構、気まぐれなんだよ?」

リーアの説明を終えると全員燃え尽きていた。

(創太は口を開けたまま目が点になっていた)


あれっ?前に言わなかったっけ???

創太「聞いたのが今日が初めてだよーーー!!」

(※第2話の終盤で豊が寝静まった後に独り言で

言っていただけで、その時は創太も居なかった)

「ありゃりゃ(汗)これ〜精霊同士はお互いに

把握してないパターンだね………」

えっ!マジで、どうすんだよ?!

コンジキが言うには明日にでも向かうぞっていう

勢いなんだけど!!

えぇ〜……スゥースゥース…(豊)寝んな!?

若奈「とりあえず創太くんはコンジキと

ちゃんと話し合って、説得してみましょう♪」

と笑顔で言うと創太は無理だよっと言った。

えっ?この時間も離脱してるから代わりに

俺が話してくれって頼まれたんだ(汗)

あぁ〜なるほどね……と言って頭に手をやってから

創太に手を差し出した

「ちょっとコンジキの精霊カード、貸して?」

(急に冷静になった若奈に少し驚いたが

何するかは分からないまま、とりあえず渡してみた)

若奈の手に渡ったと同時にカードから電気の音が

バチバチと鳴っていた

創太「えっ?……んっ??………は???」

じゃあ少し待っててね〜♡と言うも

創太は慌てて「電気、大丈夫なんですか!?」

とかなり動揺して聞いた

すると、凄い笑顔で「あ〜これね?私は平気よ♪」

そう言ってルンルン気分でリビングから

出て行ってしまった。


創太「えっ?マジでどういう事!?(汗)

あんなにバチバチ鳴って大丈夫って何っ?!」

かなり焦る創太と細かく割られたおせんべいを

お茶に次々と浸して食べている呑気なリーアが居た。

ハ〜ム♪もぐもぐもぐもぐ。柔らか〜い♡

(その様子を見ていた創太が放心状態になりながらも)

「いや、お前はお前で何しとんじゃーーー!!」

と両手をテーブルに勢いよく叩き付けた!

グラグラグラ〜とテーブルが凄く揺れる中、

「ゴクン!ちょっと〜危ないでしょう(怒る)」

ギャーギャー言いながらテーブルで暴れていた。

怒りたいのはこっちだよ!!

で、さっきの何だったんだよ?

「コンジキのカードって俺らが触れても

電気なんか流れなかったぜ〜?

それに条件がないってじぃちゃんが………(汗)」

リーア「それはそうだよ。今はあなたが契約者に

なっているんだから当然、他の人が触れば電気は

流れるよ!!」

えっ!そうなのかよ!?

(※一応、うるさい人間=あなたに昇格した)

「でも豊のお母さん、全然痛そうには

してなかったけどな〜???」

疑問を抱いていた創太に虫を見るような目で

「えぇ〜そんな事も分かんないの?!」

とつい言ってしまった。


(カチン!!)

「俺は歴とした人間だからな!そんなの分かるか」

(豊には一切見せない呆れた顔をしていた)

「若奈が腕に付けてたブレスレットのお陰だよ♪

アレはお母様から貰った特別なプレゼントって

若奈から聞いてるよ!!(←聞いた人)

一応、お母様も同じ物を持ってるとこ見た事ある!

精霊が万が一、敵味方関係なく放電する場合の為に

若奈にも持たせたんだって♡」

へぇ〜そんな良い物があるのか!便利だな♪

「あなたはコンジキさんと契約してるから

意味ないけどね〜ハムハム♪」

創太(こいつ、凄い突っかかって来るな!!

   ↑本当の事を言ったまで)

「お待たせ〜」という優しい声が扉越しにも聞こえた

扉が開くとそこには、コンジキが精霊の姿で現れて

顔が真っ青になっていた

創太「えっ?ど、どうした?!」

いや、聞かないでくれ………頼む(汗)お、おぉ???

隣では凄くニコニコ笑っている若奈が居た。


「と、とりあえずコンジキ…昨日話した事は

明日すぐには行けないからまた暇な時に

やっても良いか?」

断れなさそうな表情をして渋々、了承した。

………あぁ。すまなかった(汗)

も、もう帰っても良いか若奈殿…(殿?!)

「えぇ〜要件が済んだなら良いわよ♪」

少し沈黙してからカードに戻り創太の手に。

創太(んっ?なんか冷たいけど…まぁいっか!

そんなこんなで俺らの夏休みは幕を閉じた。

色んな意味で、休んだ気にはなれなかったけどな(汗)

豊の体調が治ったら精霊カード探しでも

行きますかね〜(宝探し感覚)

「むにゃむにゃ………ソウちゃん。スャ〜」

最後は豊の寝言で物語の幕が閉じる。

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