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「それは…」その方法を聞くと私は驚いた。危なすぎる。

だが、それ以外に全員を倒す方法はない。なので実行することにした。

私は今、時間稼ぎをすればいいだけだ。だからあの巨大なモンスターに買われるコードを私に組み込んでもらい、使用した。

私の視線はどんどん高くなり、着の上を見ることができるほどの高さまで上がった。説明は受けていたのである程度はどうやって使うかわかる。

「これは攻撃力が123倍になる。だが、下を見るのはとてもゆっくりでしかできない。大体速度の10割でしか動かせないだろう。速度も10割しか出せないはずだ。かみ砕く力や握りしめる力、重さはますが視力が下がる。普通に体を動かせば大丈夫だ。ただ、尻尾は脳を使って動かす。口を大きく開けるとビームがチャージされるけどできるだけそれはやめてほしい。この街が消えるからね。ということでまた!」

そこまで説明はされなかった。

私はそこらじゅうを変えまわり、モンスターを踏みつけたり尻尾ではたいたり手でつぶしたりかみ砕いたりしていた。

「10割しか出せなかったんじゃなかったのか?」ナギトさんは私を見ていった。少年は頷いた。「そのはずだが…」彼らからすれば私は普通にジェットほどの速度だった。

私はみんなのところに戻った。「どうしよう、モンスターが多すぎて追いつかない」すると、カナデが声をかけてきた。「これはどうかな」それはポーションだった。「これは分裂のポーションだよ。結構昔に見つけたんだけど使い道がなくてね。ずっと倉庫の中に入ってたんだ」私は口に持っていこうとしたが手が小さすぎて届かなかった。

「ほい」ココミはポーションを手に取ると私の口に放り込んだ。私はポーションの瓶ごとの見込むと視線が揺れだした。別におかしなことはない。ただ、すごいめまいがするだけだ。ポーションが原因というわけではない。ただ、揺れているのでめまいがしただけだ。揺れが収まると巨大な黒い生き物が見えた。私だ。初めはあの少年課と思ったが彼は地面に立っていた。「すごい!」私は大はしゃぎで街中を駆け回った。

「こりゃササミが化け物だな」ナギトさんが言うと皆頷いた。「うん、うん」

私が駆け回っていると空に何か見えた。蝙蝠のような羽をもった人だ。だが、目は真っ赤でにやにやとしていた。「彼か!」私はとびかかったが軽々とよけられた。「そんなもので通用すると思ったのなら大間違いだ。遅い」その羽のついた人はにやりと笑った。だが、それを私に言うのは喧嘩を売るのと同じだった。「終わったな、あいつ」カナデは気の後ろからつぶやいた。彼はナインテールにつかまってついてきたのだ。

私は元の姿に戻るとじろりと男を見た。「それはどうかな」私はつかみかかった。彼は反応が一種のくれた。「!?」驚いていたが、気づけば地面にたたきつけられていた。私は早すぎるのだった。

「グハッ」次は気にめがけて放り投げた。力勝負では誰にだって負けるので速度を使い、その力不足差を取り消していた。彼の反応速度は約0.024秒、でも私は0.0000000000000000021秒だ。彼が勝てるわけない。彼はいったい何者かはわからない。だが、分かることは…

私は勝つことが可能だ。

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