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ドサ! 「ギャー!」今度はその鳥が舞い降りてきた。足にはクモを持ったまま。弱っているが、まだ生きているというのは分かる。しかし、私の前にいは巨大な鳥と巨大なクモがいた。

私は気絶しそうになったが、ギリギリ耐えた。「…」巨大な鳥は私を見降ろしているだけで何もしない。だが、見られるとみられるほど怖くなる。鋭い爪、嘴もとがっていた。クモは生きているが全く動かなっかった。力尽きたのかもしれない。

「グ…」私はさっけぶのを我慢していたが、ついには…クモの巣から落っこちてしまった。「わー!」私はこれで落っこちるのは4、5回目だ。「何でー!」私は悲しみながら落っこちたが、なぜかダメージを食らわずに済んだ。「あれ?」私は目を開けると、地面からすれすれの場所にぶら下がっていた。「???」上を見てみると、何とクモの巣が私の胸元に絡みついていたのだ。どうやら落ちたがまだクモの巣が絡みついていたのかもしれない。

「よっかったー」私がほっとすると、最後に絡みついていた糸が切れ、頭から地面に落ちた。地面からは数センチしか離れていなかったので体力のダメージはなかったが、体のダメージはあった。「いたたた…」頭がいいた過ぎて、抱えながら地面にへば立ってしまった。

「う…」なぜか急に気絶し、周りが真っ暗になった。「ッ…」気が付くと、空を飛んでいた。「…また…」私は鳥につかまれたのかとガクリとしたが、どうやら今回は飛んでいるというか飛ばされているといった方がいいらしい。全く意味が分からないが、竜巻が起こっていた。「???何で???」困っていると、そこに牛が飛んで来た。とても狂暴そうな牛が。しかも、気や石、岩、鳥やプレイヤーまで飛んでいた。

どうしよう、考えてみたが、なぜか足がしびれるように疲れていて動かすことができなかった。たとえ足が大丈夫だったとしても地面に足がないので走ることができない。私はどうすることのできない…と思った。

「ウィンド」誰かが粒やっく声がっきっこえたあ途端に竜巻が止まり、下から風が送られてきた。「???」その人物を見てみようとしたが、彼は黒いフードに黒い長ズボンを穿いていたのでっ顔を見ることができなかった。しかし、分かったことは彼か彼女はただものではないということ。誰も知らない、イベントでもひそかに隠れて過ごしている人かもしれない。これがNPCだったら面白いとも思った。人間に似すぎているからだ。

私はゆっくり落ちながら私はただただ空を見た。「今頃皆は何してるだろうかな…」私はそう呟いてから疲れていたので寝ることにした。


「ねえ、あれって何?」ココミはナギトさんに聞いた。遠くには大きな竜巻があった。しかし、位置を動かなかった。「あれは…」ナギトさんはその竜巻がなぜ起きたのかが分からなかった。このイベントに出てくるはずがないからだ。「カナデはどう思うか?」ナギトさんはカナデの方を見た。「あれは…見たことないもだね。このイベントには存在しないはずだ。でも可能性があるとしたら…」カナデは遠くを見る目で言った。

ササミが何かしたということだね。

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