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「それは…」ナギトさんは戸惑い始めた。その横で、コナミさんも。

「それがその…」2人は横を向いてしまった。「それじゃあ僕が教えるよ。まだ解けてないところもあるけど」カナデだった。「ありがとー、カナデ―」僕は彼に飛び込んだ。

「わ、ちょ!」逃げようとしたが、私の方が速かった。ドスリと私は彼の上に落ちた。その一瞬で私は何かにたたき飛ばされた。「何!?」何かのモンスターかと思ってカナデの方を見ると、ナインテールだった。

「ちょっとー、ナインテールー、何でふっ飛ばすのー」私はぷんぷんと怒った。

「多分カナデさんといちゃいちゃしてたからだと思うよ~」ココミ外と、私は赤くなった。

「いちゃいちゃなんて、ただ礼を言いたかっただけだし…」しかし、ナギトさん、コナミさんとココミは首を振った。「絶対違っただろ。普通例なら最高土下座ぐらいだろ」ナギトさんが平凡な顔でそういうと、私合わせて他の4人は「土下座!?」と驚いた。「ん?最高のことだ」彼はどうやって土下座を簡単に例として言うことができるのか分からなかった。

「とりあえずへクシラゴンの背中に乗らないか?」話が長くなると面倒なのか、急に話題を変えた。「そ、そうしようか」「「「うん…」」」私たちはへクシラゴンの背中に乗った。「へクシラゴンさん、大丈夫なの?」コナミさんが心配すると、へクシラゴンはフンと鼻を鳴らした。どうやら大丈夫と言っているのだろう。「それじゃあよろしくね」コナミさんはニッコリした。「でもこれ、ササミが走った方が速いんじゃない?」私たちは冗談で通したが、急にへクシラゴンが大きな叫び声を出した。「やば!」カナデが急に焦ったので、私たちは戸惑うと、猛スピードで飛び出した。「何でー!」私は風の抵抗に目がいたくなり、目を閉じたまま言った。「へクシラゴンは負けず嫌いなんだー!だからさっきココミがササミの方が速いと言ったから腹が立たんだろう、だから急に大声を出して猛スピードで飛び出したんだと思う―!」私は戸惑った。ナギトさんの方を見ると…「うわー、速ー」風に全く動揺せず、ゆっくり走っているかのように座っていた。全くへクシラゴンにしがみついている風はない。「どうしてそんな軽々と乗ってられるのー!」私はがんばってしがみつきながら聞いた。「ん?それよりどうしてそこまでしがみついてんだ?全く何も感じないが?」私はえ!?と、目をまん丸にした。運悪くその一瞬、気を抜いてしまった。そのせいで、私はウロコから手を放してしまった。「やば!」私はもう一度持とうとしたが、風の抵抗でふっ飛んでしまった。「ササミ―!」ココミが後ろを向いた時、私はもう遠くにいた。「速!?」ココミは驚いてから私が生きてると信じてくれた。信じられたら困る― 私は空中に少しの間いたので、飛んでいたのかと思うと、落ち始めた。「キャー!、『捕食者』ー!」私は手を下(さかさまなので今は手を万歳している)に向けて下げ、真っ逆さまに落ちた。

グサ

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