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VRだけで他の人と交流ができるゲーム。ゲームの中では考えるだけでゲーム内で動くことができ、何でもできるし、小さな個室でも遊ぶことができる。しかし、悪魔になることもでき、フリーなゲームである。

「一体どういうこと?」私が聞くと、「そこら中に根っこがあるからそこに座れるかなって思っただけさ。」と、彼はそこら辺の根っこを指さした。

「そういうことか。」あたしは納得したが、あることにだけは納得がいかなかった。「それじゃあどうして根っこを椅子って言ったの?「へ?」彼は頭をかしげた。

「座れるものって別に椅子って呼んでもいいことない?」「…」私はあきれてしまった。

「それより…」

ドカーン 天井が壊れ、何かが飛び込んできた。

「わ!?」私たちは警戒して、構えをとった。

「いたたたた…」そこには、ココミがいた。「ココ…」しかし、ナギトさんに止められた。「何かおかしい。」「え?」私は驚いた。

「こいつ…」彼は考え事をしていると、どこからか声がしてきた。「トランズフォームリットですよ。あらゆるものに化けることができる。」その声の主は、カナデだった。

「カナデー、大丈夫だったんだー。」飛び込んだ私をよけているカナデたちの横で、ナギトさんはつぶやいていた。「はー、大丈夫だって言っただろう…」

「それで?化ける以外に何ができるの?」横でぼーっと私たちのトークを見ていたコナミさんが口を出してきた。「えーっとー、その人物と同じように行動が出きて…まあ別に弱いしそれも意味がないけど。」そこへ、本物の人物が吹っ飛んできた。「わー!」ドス―ン! ココミ第2号がふっ飛んで来たのだ。「いたたたた…」「ココミー」私はココミ第2号に飛びついたが、よけられ、地面にころりとこけた。

「遅れてごめ…わ!」近くにいた自分のクローンを見て、ココミはめちゃくちゃ驚いた。「誰ーって私―!?」「ふむふむ…」ココミはそこら中からココミ第1号を見てから、こういった。「めちゃくちゃリアルだね。誰が作ったってわけ?」「私よ。」どこからか声が聞こえてきた。「誰?」「私よ。」その声はココミの声とそっくりだった。それに、ココミがリアルな自分だと言っていた物が動いてたため、ココミはめちゃくちゃ驚いていた。「%#@%&@!」ココミの声は全く言葉になっていないため、誰一人何を言っているのかが分からなかった。(ココミ自身にも。)

「はなし途中に悪いが、こいつはどうするんだ?」ココミ第1(トランスフォームリット)を指さしながらナギトさんが礼儀正しくはなしに割り込んできた。

「んー、どうする?」コナミさんは頭をかしげた。「そうだ。いい考えを思いついた。」私は名案!という考えで、私は声をあげた。「何?」

「ペットにしたらどう?」「ぺ、ペット…」ココミは苦笑いを顔に出していた。「ダメ?」私は名案だと思ったが名案じゃなくて、少しふてくされていた。

「いや、…そういうわけじゃなくて…」

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