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「ここにいる時間、できるだけ楽しむ―!」3人同時にせっせと動きながら言ってきた。

「張るほど…」そこへ、1っ匹のウサギが入ってきた。「わー、可愛ー」私はしゃがんでみていると、

ザキッ 誰かがウサギを切り裂いた。「わー、ウサギさーん!」切り裂いたのはココミだった。

「ココミ―!何で切ったのー!あんなにかわいかったのにー!」しかし、古見は全く動揺せずに、小刀をしまった。

「いや、ふつうこのゲームの中でそんなこと考える人はササミだけだと思うよ。」そこへ、ピロピロと通知が出てきた。

「お、マナを1と1ポイント獲得だー。」どうやらさっきのウサギもモンスターだったらしい。

「それじゃあ何か見る?」へ? 私は頭を悩ました。

「でもテレビとかないじゃん。」すると、「あ、」忘れてたよいうような顔になっていた。

「まあそれじゃあ行ってくるね。」ココミは外に飛び出ていった。

「へ?え?え?」私はあまりの内容を頭に詰め込めず、漏れ出して、こんがらかっていた。

「まあまあ、そりゃあ誰でもこんな展開の時はこんがらかうよね。僕たちはこの1日をここで過ごすことにしたってわけ。で、その間はどこかに出かけていったり遊んだりしてワイワイとしておくってこと。もちろん誰かが入ってきたら倒すよ。ここはゲームでもあるけどサバイバルでもあることを忘れないことだね。」カナデは全くこのゲームで緊張していなかった。

私なんかめっちゃ心臓が毒々してるよ。

「もしかしてこれって今までで何回かやられた?」と聞くと、カナデとコナミさんは交互に答えた。

「まあどっちかというとテストの手伝いをしたって感じかな。」「1カ月ほど前にその時にいた人たちの中から10人、テストしてもらいたいと来たからOKを押したわ。」「あの時もこんな感じだったわね。」「うん。」2人は顔だけ外に出して話していた。

「ということは…」私はポカーンとしていた。「もしかして兄弟!」「へ?」2人はきょとんとした。

「何でそんな結論になったわけ?」「いやー、なんとなく。なんか話してる時に兄弟話をしてるような感じだったから。」「まあそうなんだけどさ。」「え!?」私はもっと驚いた。

「私たちは東京に住んでるの。それに、親がお金持ちだからこれも買えたってわけなの。」「そういうことねー」私はお金持ちの家を考えた。

「マンションでメイド達がたくさんいるんだろうな~…」しかし、向こうは反論した。「いや、そういうわけじゃないよ。」「え?お金持ちなのに?」私は他のを考えていると、答えを出してきた。

「普通の1件家なの。」「なるほどー。ってことはそこら辺にありそうな家ってことか…な?」しかし、その考えはすぐに消された。

「150万円の像が玄関に立ってたり…お父さんがレクロの社長をやってるわ。」「え!?レクロ!」レクロは日本最大の会社、VR、PC、スマホ、タブレットから飛行機まで様々の物を作っている。もちろん日本でレクロのことを知らない人は1人もいない(レクロというのは僕たちの世界には存在しない。もしも存在したとしても、この話のネクロではない。)。

「そこでこのVRは買ったの。別にもらうって方法もあったけどお父さんが「俺たちも人間だ。自分がそこの社長だろうとそこの商品は買わないといけない」とうるさくて、勝て貰ったの。もちろん大体100万ほどかかったわ。」

金額を言われ、頭の中に湯気が出た。「ひゃ、100万…でも私は3万で勝ったよ?」「私たちは私たち専用のを買ったの。私たちの名前もあるしアクセサリーなどもつけれるわ。」「なるほどー。私は始まったときからこんな格好だけど。」

「まだ防具持ってないんだ。それじゃあこれはどうかな。」カナデに虹色の服を渡された。「これは?」説明はやはり長くなった。

「これはカメレオーン。来てる時、メニューからこのスーツを押したらオンオフのボタンがある。そこでオンにしたら透明になれるってわけ。でもHPが半分以下だったら透明が効かない。その時は逃げるのが一番の手だからササミに一番似合ってるかなーって。もちろん棒をふんだら音はするから注意を。その代わりモンスターからは見つからない。もしも音をたてなかったら。それと最後に注意しとくけど。※その透明化を見抜くモンスターとかスキルとかあるからそのことは覚えとくように。」「それを持ってる人は誰?」「例えば、このゲームで1番の…」「俺だろ?」声が中で聞こえてきた。奥に1人の男がいた。「お…」カナデは凍り付いていた。

「もしかして…」「そう。そのもしかしてよ。」「彼はこのゲーム1位、ナギトよ。」「仲間から聞いたよ。僕がキャンプに行っている間に1位を取ったって?すごいねー。」そこへ、カナデが飛び出した。

ドカ

「グハ!」

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