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VRだけで他の人と交流ができるゲーム。ゲームの中では考えるだけでゲーム内で動くことができ、何でもできるし、小さな個室でも遊ぶことができる。しかし、悪魔になることもでき、フリーなゲームである。

私は今、森の中で迷子中


「ここはどこー!」私は周りを見たが、暗闇と赤い光りしか見えなかった。

「ん?赤い光り?」私は完全にピクセル上になり、ロボットのようにギーギーと歩いていた。

その前には光るあかい何か。

「目?って目!どうしよう…」行く道を立ちふさいでいるものはなんと目立った。目はギロリとこっちを見ていたが、攻撃してくる様子がない。

「もしかしたら無攻撃のモンスター(一切攻撃してこないフレンドリーモンスター)かな?インターネットで見たけど。」チョン触ってみると、その目は後ろに下がった。まるで驚いているかのような、怖がっているかのような感じだった。

「大丈夫だよー」近づくと、その目は180度曲がり、突っ走って逃げていった。捕食者の赤い場所は本物のマグマのように光るらしく、目玉の体を見ることができた。

目は青いが、どうやら夜になると赤く光るらしい。多分他のモンスターから身を守るためだろう。その目玉の体は、イノシシだった。しかし、特徴は多分角が生えていなくて、まるで豚のようだった。ただ、毛が生えていて、角が生えていないところ以外はイノシシそっくりだった。

「ああイノシシさーん。まあ真ん中に戻るか。その前に眠い…」私はそこでばたりと倒れ、寝てしまった。気が付くと、私は木の上にいた。

「わー!」私はビックリして、バタバタと動いたため、木から落ちた。

ドス 「痛ー。何でこんな木の上に…あー!」私は体力を見てみると、体力がとても少なかった。もう10もないほどだ。どうやら私は何かに突き飛ばされてこの木の上にのっかったのだろう。

「痛~…」私は立ち上がると、朝になっていた。夜を寝過ごしてしまったらしい。

チャットを見ると、!!!大量にメッセージが書いてあった。

カナデ『おーい、みんなどこー』コナミさん『もう少しでつくわ』ココミ『あと数分待って。』カナデ『そういえばササミはどこ行った?』ココミ『おーい、ササミー』コナミさん『もしかしてササミさんって死んじゃったとか?』ココミ『多分生きてるよ思うよ。ササミは馬鹿すぎて死ねないほどだから。』カナデ『まあそうかもね。』ココミ『でも連絡がないってことは寝てる?』カナデ『まあその可能性はあるね。』コナミさん『そろそろつくわ。』ココミ『あ!動くこと忘れてた!』カナデ『まあ木の上で待ってるよ。』ココミ『それじゃあまた有ったら話そうか。』コナミさん『そうしましょう。』カナデ『それじゃあまたねー。』

私は慌ててメッセージを送った。

『ごめん。寝てた。今起きたから行くね。でも体力が10以下しかないから早くいかないと。』

すると、ココミからすぐさまメッセージが来た。

『マジで!早くしないと夜になっちゃうよー!』

え?そうかな。

『でもまだ朝だよ?』それから数秒後、『ごめん、間違えて夕方かと思ってた。』と返事が来た。

『へ?何で?』『だって…』そこで一度来て、またメッセージの続きが来た。『今、木の下だから。』

『へ?』私は考えてみた。

「えーっと…木下ってことは…木の影の中ということ?それとも浮いてる木の下…?」

『木の下に穴があったからそこを私たちの基地にしたってわけ。』

あー、そういうことかー。 私は完全に納得した。

『それで、今どこにいる?』そういわれ、私は動いていないことに気が付いた。

「あ!動くこと忘れてた!」私はフルスピードで猛ダッシュしていった。


「お待たせ―」私は目的の木にピンをさしておいて、そこへたどり着いた。

「ってあれ?誰もいない。」私はきょきょろしたが、どこにも木の下に届きそうな穴はなかった。

『いったいどこにあるのー?』私が聞くと、すぐにカナデから返事が来た。『木のど真ん中だよ』

へ?木のど真ん中って…ここ?私がそこを触ると、手がその木があるはずの場所をすり抜けた。

「え?へ?えー!」私は頭から中へ落ちていき、地面で目を回した。

起きると、みんなが私を見ていた。「大丈夫ー?」心海に言われ、私はハっとした。

「ここはどこ!ってああそうか…」何が起きたかを思い出すと、急に顔を赤くして、少し恥ずかしくなってしまった。

「まあ、それじゃあおそろそろやりますか。」カナデの手には何かのボタンがあった。

へ?何を? 私は頭を回すと、1つのことをひらめいた。

「爆弾!」しかし、それを聞き、3人はへ?という感じの顔になった。

「いや、それはやばすぎでしょ。そうじゃなくて…」カナデがボタンを押すと、外から地響きが聞こえてきた。

「やっぱり爆弾!」私はやっぱり!と思っていったが、カナデは違うといった。

「まあ外を見てみな。」外を見ると…黒い壁があった。というか影で黒く見えただけだった。

「暗!」私は目を凝らすと、石の塀だということが分かった。

「なんか乗れで隠れることができるかなって。来れ、外からは岩に見えるから。」彼に言われ、ほー と感心した。

「そういえばどこでこんなものを見つけたの?」

「ああ、そうのことか。これはあのランプを置いた周辺に岩のような物ができて…」

「説明はいいから、どこで見つけたのか!」私は説明話を止めた。

「さっき、夜だったでしょ?だからなんかデカい岩がドスドスと歩いてきたからねー、なんかをコナミさんが投げたってわけ。そしたらそれが爆発したら、そこにはココミがいて、ココミが殴って…何か全く意味が分からなかった。」

そういうことか。 私は分かったふりをして、終わらした。

「ああ、あれね。あれは爆発したところから一番近い人を引き寄せるの。それをココミに言ったら簡単に賛成してくれたわ。」それを聞いていたカナデがぶつぶつとあることを言っていた。

「ってことは爆発したところから一番近いココミが引き寄せられたってことか、でも別に僕が間違えて引き寄せられたっておかしくない…でももしかしたらココミが前に出たかもし…」そこで、私が大慌てで止めた。「わー!」こういう時はこんな感じになるらしい。

「まあそれじゃ、やりますか。」「今度は何!?」「すぐにわかりますよ。」

2人は急に奥からテーブルやソファなどを取り出し、そこら辺に置き始めた。

「な、なにをししてるの?」私は少し焦っていたが、向こうが私の疑問を冷静に答えてくれた。

「ここには長くいられないでしょ?だから…」

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