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第七十六話~魔族領・迷宮編~


 ロゼさんのレベルを上げるために入ったダンジョンで、俺はルナ、マオさん、モフさんの三人のプレイヤーと出会いパーティを組んだ。そして、ルナのダンジョン制覇という願いを聞きダンジョンの奥へ奥へと進んでいった。

 ダンジョンというだけあって出てくる敵は次第に強くなりつつあった。あったのだが………。



「あ、また出てきたねぇ」

「鬱陶しいねー」

「流石です! やっぱおっちゃんつえぇです!」

「本当ですね~。私、どんどん戦力外になっちゃいます~」


 驚いたことに、マオさんが軽く小突いただけでアンデッドモンスターたちのHPはギュンッ! と減っていく。ジョンド同様に耐久値が高いアンデッドを、だ。反対に攻撃を喰らっても殆どダメージを負った様子は見えない。

 リビングアーマーであるモフさんも凄まじく強い。マオさん程じゃないにしろ、次から次へとアンデッドを屠っていく。


 強い強いとルナが言っていたが、冗談抜きに本当に強い。ルナや俺じゃこんなにすんなりと倒せない。これはひょっとしたら本当にダンジョン制覇できるかもしれない。

 

「これだけ戦えばレベルもたくさん……あれ? そんなにレベル上がってねーです」

「ははは。ルナちゃん。いくらなんでもそんな簡単にレベルは上がらないよ」

「……そだねー」


 ステータスを開いて不思議そうに首を傾げるルナをマオさんが笑いながら窘める。ルナもだいぶレベルが上がってるんだし、パーティメンバーが五人に増えてしまった今そうそうレベルは上がらないよな。


 ………ん? 今何か引っかかったような気がするけど、いったい何だろう。


「あ! あそこに扉があるです! 多分ボス部屋です! 行くですメイにーちゃん!」

「うぉ!? ちょっ! 引っ張るなって! 」


 扉を見つけたルナに引っ張られ、妙に引っかかった何かはどこかに消えてしまった。ルナの見つけた扉はどこか不気味に感じる重々しい装飾がされており、いかにもここがボス部屋というような印象を受ける。

 マオさん達がパーティに入ってから物凄く順調に進んでいたから、そこまで奥に進んでいた事に気付かなかったようだ。

 ダンジョンボスと戦うのであれば、俺やロゼさんは足手まといにならないだろうか。片やステータスが初期値以下。片や生産職で戦闘職ですらない。……ちょっと不安になってきた。


「何の準備もしていないけど本当に挑むのか?」

「当然です! 折角ここまで来たら突撃するしかねーです! 」

「それに~、結局私の持参した薬草とポーションが手つかずで残っているので安心してください~」

「ルナちゃんが行きたいのなら、僕はそれについて行こうかな。子供を一人で向かわせるのは気が引けるしね」

「そだねー。オイラもー付き合うよー」


全員一致で挑むことは確定らしい。多数決には逆らえないので俺も短剣を取り出し準備する。このダンジョンに精通しているルナでさえここまで奥に来たことはないらしい。

 つまり、このダンジョンボスは完全初見の敵だという事だ。ましてや今さっき結成したばかりの即興パーティーでは練度の高い連携はとりにくい。注意して取り掛からないといけないな。


「行くです!」


 ルナが押した扉がギィと重々しい音を立てて開き、そして十字架を盾の様に構えて中へと先陣を切る。続いてマオさん、モフさん、ロゼさん、そして俺の順に中へ入るが、扉の中には灯りがなく真っ暗だ。この状態で戦う事になったら非常に厄介だ。 

  

 どうにか明かりをつける方法がないかと辺りを見回しながら歩くと、ちょうど真ん中あたりで急に周囲が明かりがついた。よく見ると壁に備え付けられた松明に火がついたようだ。恐らくはダンジョンボス戦の演出だろう。だけど……


「誰も……いねーですか?」

「そうだねぇ。周囲を見る限り何もないみたいだし、こういう事はよくあるのかな?」

「そだねー。普通は部屋の真ん中にーボスがいると思うんだけどねー」

「上にもいないようですし、困りましたね~」


 ボス部屋の上下左右どこを見てもボスらしき敵の存在は見えない。まさか、姿の見えないゴースト系のエリアボスなのか? だとすれば一体どうやって戦えばいいんだ?


『___ケ』

「だ、誰です!?」

「どこかから声が? でも、いったいどこからだ?」


『__テイケ。ココハ、ユリカゴ。ステラレシモノガ、ネムルバショ。タチイルコトハ、ユルサレヌ。___デテイケ!』



 声と共に俺達の目の前に黒いローブが舞い降りる。ローブの中身は良く見えないがチラリと骸骨が見えたことから察するにリッチ辺りじゃないか? それも、ダンジョンボスだけあって、よく見ると纏った黒いローブも装飾が施されていることから察するに種族はエルダーリッチって所だろう。

 長いHPバーが現れて上部に名前が表示される。その名前は【揺り籠の主】。名前からしてもダンジョンボスであることは間違いない。ゴースト系じゃないなら短剣の攻撃も効くはずだ。俺は短剣を取り出して再度装備し直す。


「出て行けって言われて出て行く奴なんていねーです! ぜってー勝つです!」

「駄目だよルナちゃん。人の嫌がることはやっては駄目だよ。ほら、戻ろう?」

「マオさーん。これはー、ゲームの演出だよー」

「で、出て行けって言われて出て行く奴はあんましいねーです! ぜってー勝つです」

「言い直すんだねー」

「あらあら~グダグダですね~」 



 ……心なしかエルダーリッチも困惑気味な様子だが気にしないで攻撃しよう。ステップスキルを使い距離を詰める。エルダーリッチという事は魔法系の敵の筈。それなら魔法で攻撃するよりも短剣での物理攻撃の方が有効打の筈!

 

『コシャク!』

「っあ、ぶな!」


 エルダーリッチを斬りつける直前、カウンターにダークボールを放たれて攻撃するチャンスが潰された。【成功】スキルが継続していない今、まともに喰らってしまっては俺のHPは一気に0へと削られてしまう。俺は必死に身体を捻りダークボールを回避する。

 なんとか一発目は避けられたが、続けて3発、更に6発と段々と数を増やして連続で攻撃されて反撃どころじゃない!


「メイにーちゃん! ルナの後ろに隠れるです!」

「悪い! 助かる!」


 十字架を構えて防御姿勢をとるルナの後ろに隠れて揺り籠の主の攻撃をやり過ごす。ルナのHPを見てみると最大値のまま減る様子は見られない。ダンジョンボスの攻撃もノーダメージで受け切れているという事だけど、隠れているだけじゃいつまでたっても終わらない。どうにかして攻勢に移らないと……って、マオさんとモフさんはどこに行った?


「とりあえず、攻撃していいのかな?」

「いーいーよー」


 気が付いたら二人は揺り籠の主の元へ駆け寄っていた。いつの間に移動していたんだ!? 驚いている間にも二人は拳を振るう。リビングアーマーであるモフさんは身体が甲冑な分、直接攻撃なのも分からなくもないがマオさんもステゴロ?二人とも格闘家ジョブなのか? 


二人に聞く時間も無いので俺ももう一度前に出る。連鎖した【成功】スキルはまだ途切れていない。【的確急所】スキルを使いクリティカル発生確率を上げてローブを斬りつける!


『コザカシイ!』

「っ! なんども同じ攻撃を喰らうか!」


 揺り籠の主が再度ダークボールで牽制をしてくるが、ステップスキルで回避しつつも更に斬撃を繰り返す。クリティカルが発生し【成功】スキルが連鎖され、攻撃するたびに俺のステータスが向上していく。

 

 チラリと上に浮かぶHPバーを確認すると目に見えて減少していっている。あれ? そこまで【成功】スキルが発動していたか? 多分、マオさんとモフさんの攻撃によるダメージだな。これまでの道中の二人の活躍を踏まえるに二人の攻撃力はかなり高いはずだから。


「私もただ見ているだけなのは申し訳ないですね~。【ルートバインド】~」

「ロゼさんナイス!」


 ロゼさんがスキルで揺り籠の主を拘束し身動きを泊めてくれたので無駄にしないように追撃の手を緩めずに更に斬撃。

 拘束が振りほどけた頃にはHPは半分にまで削ることが出来た。だが、そこからが本番とでも言うように揺り籠の主はドス黒いオーラを纏い始めた。


『オノレ! ヨウシャハセヌゾ!』


 揺り籠の主が手にする杖を振るうと、黒い壁が発生し強制的に距離を取らされる。そして、まるで指揮者の様に杖を振るうと地中からゾンビやスケルトンが至る所から這い出てくる。眷属召還のようなスキルか!? だとしたらロゼさんが危ない!

 

「ルナはロゼさんの護衛を気を付けて……何!?」

「メイにーちゃん!?」


 這い出てきたアンデッド達は、例外なく俺に襲い掛かってきた。まさか、道化師ジョブの常時挑発効果がこんな時にも発動しているってことなのか?

 これはむしろチャンスだ。何せターゲットが分散してしまうならば乱戦になって連携も何もできなくなってしまう所を、俺一人に絞ることが出来るのだから。


 次々に襲い掛かるアンデッドを斬って斬って、斬りまくる。出来るだけ大ダメージを狙えるように首を狙ってだ。


【クリティカル:成功!】【連鎖!】

【クリティカル:成功!】【連鎖!】

【クリティカル:成功!】【連鎖!】

【クリティカル:成功!】【連鎖!】

【クリティカル:成功!】【連鎖!】………


 剣速が上がる。アンデッドへのダメージが増える。

ステータスが上がるにつれ、全ステータスがどんどんと高まっていくのを感覚的にも数値的にも感じる。

元々エリアボスによる無限湧きだからなのか、一体一体はそう強くない。これなら何とかなる……けど、今度はAGIが高くなりすぎて俺が身体の全速力について行けない!


段々と感覚が置いてけぼりになってきている。間違いなく途切れる事無く押し寄せるアンデッドのせいで継続的にステータスが向上していっているからだろう。


 あえて手を抜いて攻撃をすれば辛うじてついて行けるが、力加減を間違えれば一気に置いて行かれてしまう。どうすれば……そうだ! 【鬼才】スキル! 


 感覚を引き延ばすあのスキルならこれについて行けるはず……なんだけどなぁ。あれ、使った後に酷い頭痛がするんだよな。 ゲームの仕様にしては身体に悪そうだし、使いたくないスキル第二位だ。一位? 勿論【演目設定】スキルだ。何が悲しくて黒歴史を増産しなければいけないんだ。


「め、メイにーちゃんがめっちゃ早くなってるです!? スゲーです!」

「本当だねぇ。僕もあんなに速く動けないよ。若いってすごいねぇ」

「んー。マオさん、ゲームに若さは関係ないよー。……でもー、短剣使いの出来る速さかなー? 」

「俺の事はいいから早く本命をどうにかしてくれ! いつまでも抑えていられる訳じゃない!」


 モフさんが俺のジョブに感づき始めているようなので無理やり話を逸らす。早く片を付けないといけない。もうなり振り構っていられない。俺は意を決して【鬼才】スキルを発動させる。


『コシャクデアル! コノ ユリカゴ ヘ  ハ   イ      カ     セ   ナ     イ……』

 

 迫りくるアンデッドの集団も、揺り籠の主が放つ言葉も、そして自分自身さえも全てがスローモーションになっていく。

 自分までもがスローになる程に加速したおかげで、ステータスが向上することによるスピード上昇について行くだけの余地が生まれる。

 感覚が研ぎ澄まされた今ならどれだけ数がいようと関係ない!


 ステップスキルも使って高速で移動し、湧き上がるゾンビやスケルトンを次々に屠っていき、ついには沸いたアンデッド全てを一掃出来た。

 マオさん達の方を見ると、いつの間にか揺り籠の主のHPは一割を切っている。杖を振るおうと構えて、ルナ達の表情が驚いた様子でいることから、たぶん最後の一撃を放とうとしているんじゃないだろうか。

 途中で戦った中ボス【揺り籠の守り手】は通常攻撃が全体攻撃だった。下手をすればあの一撃で俺達が全滅してしまう事も考えられなくはない。あの一撃の前に、仕留める!

 


「【ハイステップ】! 【セカンド】、【サード】! これで止めだ!」

『グオォォォ!?』


 成功スキルでAGIステも高まった状態で発動させたステップスキルによって瞬時に揺り籠の主の元へ駆け寄ると、その首へと短剣を横薙ぎに払い止めを刺す。HPが0になったのを確認してから【鬼才】スキルを【失敗】スキルを使って効果時間をキャンセルさせる。冷や汗が滝の様にあふれる程の頭痛に襲われるが、途中でキャンセルしたおかげか前回の様に意識を失うような事はなかった。

 

『アァ……ユリカゴヲ、マモリキルコトガ、デキナカッタ……ユリカゴへ……タチイッテハ、ナラ……ナ……』


頭痛に襲われる中、消えゆく揺り籠の主が呟いた言葉が妙に耳に残った。







「やったです! ホントに」ルナ達だけでかんぜんせーはです!」

「はは。嬉しそうだねぇルナちゃん。僕も嬉しそうで何よりだよ」


 俺達は何とかダンジョンボスである揺り籠の主を倒し、【棄てられし者の揺り籠】を制覇することが出来た。元々このダンジョンを根城にしていたルナはぴょんぴょんと跳ねて全身で喜びを露わにしている。


 ステータス画面を確認してみると、意外にもそこまでレベルが上がっていない。やっぱり【成功】スキルで全ステータスが上昇してしまった事が関係しているのだろうか? DEXも同様に上がっていたはずなんだけどな。いや、俺の場合レベル高い分必要経験値量が多いせいか。


「お疲れ様でした~。お陰でレベルがたくさん上がりました~。ありがとうございます~」 

「俺もロゼさんから欲しい物がありましたからね。お互い様です。それに、レベルが上がったのなら出来る様になったことも多いんじゃないですか?」


 レベル三桁ですよ~。とコロコロと笑うロゼさんにそう告げる。これだけレベルが上がったのなら、これまではできなかったこともできるようになるんじゃないだろうか。例えば、ロゼさんが研究していたステータスをドーピングできるアイテムとか。

 もしそんなものが出来たのならば、俺にも融通してほしい物だ。


「そうですね~。これだけしていただいてレベリング前に作った毒草数種だけでは申し訳ないので~、今後も作ったアイテムはそちらに融通しますよ~」

「本当ですか!? ありがとうございます!」


 何事も言ってみるものだな。本当にドーピングが出来るアイテムがあるのなら、レベルアップ分だけでなく他のステータスにも割り振ることが出来るようになる。せめてMPを増やすことが出来る事が分かれば、心置きなくDEXに割り振ることが出来るし戦う時の戦略も増えてくるはずだ。

 ルナも同じくレベルが上がったと喜んでいる。だけどマオさん達は特にレベルのリアクションが無いな。そんなにレベルが上がらなかったのだろうか? 



「最後の敵を倒したはいいけど、帰り道は分かるのかい? どこかに階段があるようには見えないけどねぇ」

「そういえばそーです。もしかして、帰るときはそのままUターンですか? また歩くのはだりーです」


 レベルよりも帰り道の心配をしていたらしい。言われてみれば、ボスを倒したら自動的に戻るって訳じゃないのか。でも、流石にUターンってのはゲーム的に効率が悪そうだし、階段に限らずどこかに出口があるとは思うけど。

 全員で辺りをキョロキョロと見回していると、モフさんが何かを見つけた。


「あー、あそこにー扉があるねー」

「危ないかもしれねーですから、ルナが開けるです!」


 モフさんが見つけた扉を最もDEFが高いルナが開ける。中にはこれまでの様に洞窟のような続く道があるわけでも、ボス戦のような広い空間があるわけでもなく、ただ小部屋の中に石板と水晶玉が一つあるだけだった。


「石板?……と、水晶玉でしょうか~? 空気を読むならば、これに触れば帰れるといったところでしょうか~?」

「ちょっと待つですロゼねーちゃん。なんか書いてるです。てんうえの……は、12と1? うぅ……漢字が読めねーです」


『天上の御業は12と1。荒ぶる海を見下し嗤う。されど、人の業には恐れを抱き、怒りに震える』


 ルナの見つけた石板の文字はこうだ。この場合、業という漢字はそれぞれ天上の御業みわざと、人のごうだろう。天と12って数字なら、暦……いや、星座か? でも残りの1って一体どういう意味だ? 後半の海と人の件りの意味も良くわからないし、ただのダンジョンに書かれたフレーバーテキスト(ゲームに関わりのない文章)なのだろうか。


「むー。ボス戦が終わってからのー、終わってからの意味ありげな暗号―。もしかしたらーまだ何かあるのかもねー。例えばー……」

「隠しエリア……ですかね~」


 そうか! それなら揺り籠の主が消え際にこぼした妙味耳に残った言葉もヒントかもしれない。

 『揺り籠へ近寄ってはならない』。それはこのダンジョンは揺り籠という訳ではなく、揺り籠という場所があるってことに他ならない。つまり、その揺り籠なる場所こそが隠しエリア。うん。辻褄は合ってる。


「面白そうですし~、ここまで来たら最後まで探してみましょうか~」

「そだねー。またここまで来るってなるとー大変だしねー」


 意外にも、ロゼさんだけでなくモフさんも乗り気だ。もしかして、意外とモフさんってゲーマー、というか切れ者か? 口調がやたらと間延びしてゆっくりとしているからそうは見えないけど、俺のジョブに少しだけ疑念を抱いていたし。

 

 DEXやジョブの事は口にせず、ただ経験値を上げるスキルがあると説明したけど、もしかしたらバレてしまうんじゃ……いやいや、不安になっても余計不審に思われるだけだ。取りあえず変に考えても仕方がないので誤魔化すためにも壁を調べてみる。まぁ壁なんて調べてもそうそうヒントなんてある訳……


 

ガコンッ



「は?」

「「「へ?」」」


 子気味良い音と共に壁が開き、俺はそこに落ちた。隠し扉? 一体なんで?




「うっそだろぉぉぉ!?」



 迷宮攻略はまだ終わらない。しかも、最悪な事に俺一人という形で。 




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