第六十六話 ~魔族領・宝島編~
腐敗しかけの死体達と一緒に船旅と聞き、船酔いしていなくても吐くんじゃないかという至極真っ当な意見は受け付けておりません。
人様の体臭を細かく気にしてはいけません。そこはゲームだからと納得してください。
水平線の広がる青い海。魔族領の暗い雰囲気が嘘の様に天気は晴れ。海面はキラキラと陽の光を反射し、その青を爽やかなものへの強調している。幸運にも波は凪、穏やかな航路で船は進んでいた。凪、といっても船は全く揺れない訳ではない。船酔いしない程度に船の揺れを感じるがこれくらいなら潮風と相まって心地いい。アプデ前に乗った視覚だけガクガクと揺れる馬車とは大きな違いだ。船旅は極めて良好と言えるだろう。
「野郎ども! お天道様がクソッタレに輝いてても負けんじゃねぇぞ!」
「浄化なんぞクソくらえ! 俺達不屈の海賊団!」
「海路を進め! ヨーホーホー!」
ただし海の様子がどれだけ爽やかな物でも、この船は海賊船で乗組員は全員アンデッドだ。悲しい事に爽やかさ0の会話しか飛び交わない。
俺達はジョンドの勧めによって、彼らの乗っている船に魔族プレイヤーたちの始まりの町にまで送ってもらっている。
ただし、乗せてもらうまでのいざこざによって、今は始まりの町ではなく別の場所に向かっているらしい。
特訓イベントの最終試験。道化師の俺でいえば、最終日に行ったサーカスショーへの参加だな。時折団長たちの無茶ぶりが入って大変だった。その最終試験の、海賊バージョン。
話によると、とある宝島の最奥にあると言われている財宝を強奪して海賊船に戻ってくること。船長のジーク曰く子供でもできる簡単なおつかいらしいが、はっきり言って絶対そんなわけがない。ミッションは財宝の強奪。つまりは盗人の仕事なのだ。
そんな物騒な仕事内容が簡単に終わるわけがない。絶対何かしら面倒事が起きるに決まっている。
自身の経験を思い出し遠い目をしながら海を見ていると、ジョンドが俺の近くにやってきた。
「メイさん。ごめんなさい。なんだか少し待たせる事になってしまったみたいで……」
「いや、別に大丈夫だ。それよりも、大丈夫なのか? 俺も似たような事をやったからわかるけど、最終試験の難易度は結構高いぞ? 戦闘職なら尚のことだ」
「それは……まぁ、コットンさんと一緒ならなんだってできます! それに僕はこう見えてレベル62で魔族のプレイヤーの中では結構強いんですよ!」
「え? 低くない?」
ミツバが思わずといったように口を滑らせた。いや、確かにミツバから見たら62って数字は低く見えるかもしれない。大体ミツバのレベルの半分くらいだしな。でもそれは特殊な事例だし、レベル62だって普通のプレイヤーの中では割と高い方だと思うし。
ほら、ジョンドだってまさか自分のレベルが低いと言われるなんて思っていなかったのか固まってしまった。
「ミツバ? 一応言っておくけど、俺達のレベルが異常に高すぎるんだからな? 普通はジョンドくらいのレベルなんだからな?」
「あ、そっか。ボクらのレベルってセンパイのお陰だっけ? 」
「こ、コットンさんコットンさん! どうしましょう!? 僕達のレベルって低いらしいですよ! 船長のテストちゃんとクリアできるでしょうか!?」
「落ち着け相棒。メイも自分たちが特殊例言ってるだろ? 十分俺達でもクリアできる……って、聞こえてないな。……メイ。重ね重ね申し訳ないんだけど、俺達の試験についてきてくれないか? 」
今になって焦り始めたジョンドを宥めつつ、コットンがそう提案してきた。ジョンド達が戻ってくるまで俺達は待っているだけだしな。それなら、別にジョンド達について行っても暇な時間がつぶれていいかもしれない。
一緒に戦えばジョンド達は戦力と経験値が増えるし、俺やミツバも魔族領のモンスターと戦うことに慣れた人と戦えるし、こっち側にしかないアイテムを手に入れることができるかもしれない。お互いにいいことずくめだな。
ミツバの方を見てみると、戦えることに全面的に同意なのか目をキラキラさせて何度も首を縦に振っている。フルダイブになってから現実と変わらずに戦闘ができることが楽しくて仕方ないらしい。それなら同行してもいいんじゃないかな。
「俺達は大丈夫だ。だけど、一応最終試験なんだろう? 部外者が同行してもいいのか?」
船長室へ行って確認を取ってみると快く承諾された。やけにあっさりOKを出すと思ったらその分財宝を多く持ってこいとのこと。船長の後ろに控える老死霊術師、ホロウは若干顔を顰めていたが、財宝が増えるならばと了承した。その辺は海賊基準らしいな。
===
暫く波に揺られていると、目的地の宝島に到着したらしい。その島周辺は、これまでの天気の良い明るい航路とは一転。太陽は曇天に隠れ、島を覆う木々は薄暗く不気味な雰囲気を醸し出している。幽霊船に乗っているのにこれを言うのは適切ではないかもしれないけど、何か幽霊でも出そうな雰囲気のある島だ。
「よし! 到着だ! 錨は下ろせ! そんじゃ下っ端! これより最終試験の始まりだ! 覚悟はいいか!?」
「は、はい!」
「よーし! いい度胸だ。それじゃ、逝ってこい!」
「ぐへぁ!?」
真剣な顔で返事をするジョンドを見て、ニヤリと笑ったジーク船長は思いっきりジョンドを蹴り飛ばした。えぇ……送り出すにしてももっと他に方法があるだろうに……。
吹き飛ばされたジョンドは放物線を描いて落下し、砂浜へと突き刺さった。下半身だけが上に出ていてコミカルな犬神家然ではあるが、まぁ大丈夫だろう。アンデッドで耐久は高いのだろうし。
一番貧乏くじを引いたのはコットンだろうな。ジョンドの肩に乗っていたコットンもオマケの様に吹き飛んで、砂浜の中に埋まってしまっているし。ジョンドと違ってスライムだけど大丈夫なのだろうか。
「おら! お前らもだ! 客人と言えど下っ端に同行するなら早くいきやがれ!」
「へ?」
同情するように眺めていると、後ろから船長に首根っこを掴まれ勢いよく投げつけられた。ちょ! 俺の耐久値じゃ砂浜と言えど下手したらHP全損ものなんですけど!?
急いで身体を捻り、体勢を整える。頭部から思い切り地に落ちることを避け、転がるようにして落ちることで衝撃を削っていく。サーカスで学んだ中で一番上達したのが吹き飛ばされたり投げられたり落とされたりしたときの対処法だった。ひたすらにボコボコにされて上達せざるを得なかったからなぁ……。しかもその技術がこうやって役に立つ事が多いんだから複雑な気分だ。まぁ、HPの欠損なしに着陸できたのだから良しとしよう。
ミツバはどうしたのだろうと思い船の方を見てみると、同じように投げ飛ばされたミツバは猫の様に身体を柔軟に捻りきれいに砂浜に着地した。俺の様に転がって衝撃を消す必要もないらしい。技術もさることながらステータスの差はやはり大きいな。
とりあえず砂浜に埋まっているジョンドを掘り起こすことにする。サラサラとした砂の触感を楽しみながら掘り進めると、目を回しているジョンドの顔が見えてきた。
「おーい。大丈夫か?」
「きゅー……」
「痛ぇ……あの野郎思いっきり投げやがって。投げられるこっちの身にもなれってんだよ」
ジョンドを砂から引っこ抜くと、砂の中からコットンが滲み出てきた。いや、まぁスライムならに染み込むか。ちょっとゲームってことを忘れそうになる細かさだな。
滲み出たコットンはジョンドの上にピョンと跳ねて乗り、憤りを表現するようにプルプルと身体を震わせて愚痴る。何となく震え方で感情が分かるようになってきた。スライムって奥が深いな。
「コットンは大丈夫そうだな」
「おうよ。粘体だからな。こういう時は変にダメージを負わなくて済むから助かる。……ダメージが味方の、それも上司の行動が原因なのが複雑だけどな。相棒が起きたら歩き始めるってことでいいか?」
「あぁ。一番の主役が起きていないと意味がないしな。ただ、その間これをどうするかだな」
「え?」
あたりを見回すと、ジョンド達に出会った時に戦ったカニ型のモンスターが数匹こちらへにじり寄ってきている。浜辺に投げ飛ばされたときの音で敵対とみなされたのだろう。ジョンドが目を覚ますまでジョンドを守りながらの戦闘になるだろうな。
俺はボールを取り出してジャグリングを開始する。
「ミツバ! 十秒でいいから持ちこたえてくれ!」
「はいはーい」
気楽に返事をすると、ミツバは瞬時にカニ達に向かって駆けて行った。十秒もジャグリングをしたら成功スキルで多少戦える程度にはステータスが高まるだろう。
ジョンドの頭に乗ったコットンもやる気を表すようにプルプルと身体を震わして触手を伸ばしている。
「俺も加勢するぜ! 船では水魔法しか使ってなかったけど、今こそ俺の真価を見せ……て………」
「はいしゅーりょー。これで終わっちゃうのは少し物足りないよ?」
触手を振るいミツバに加勢しようと意気込んでいたが、その勢いは急速にしぼんでいく。ミツバが怒涛の勢いでカニの爪をへし折って戦闘不能な状態まで持ち込んでしまったからだ。いや、コツをつかんだって確かに言っていたけど、こんな早くにせん滅できるなんて早くないか……?
宝島のに入っての最初の戦闘は、試験と全くの無関係なミツバによる無双で終わった。これでいいのだろうか?
「う…ん……? ここはどこ? 僕はだれ?」
「凄まじくテンプレなセリフと共に目覚めたな相棒! 寝起きで悪いが早速試験攻略に移るぞ?」
「へ?」
ジョンドが目を覚ましたし、そろそろ森の中に入らないとな。寝起きで少し寝ぼけているようだけど、コットンが説明をして世話しているから大丈夫だろう。
数秒で意識を完全回復させたのでジョンドと先頭になるようにして森の中へ入っていく。一応これはジョンドがメインになるイベントだからな。パーティーのリーダーにはジョンドがなるべきだろう。
「で? 財宝を持ってくるようにって事だけど、具体的にはどこにあるんだ?」
「わかりません!」
「わからないって……いや、そりゃそうか」
元気よく匙を投げるジョンドに少し呆れるが、どこにあるかわからないものを探すのが宝探しだからな。わからなくて当然と言えば当然だろう。
財宝、財宝か……。定番でいえば洞窟とかどこか祠の中とかそんな感じだろうけど、ここは森の中だしな。森の奥地とか……抽象的過ぎるか。
「でも、船長がこっちの方に投げ飛ばしてくれたので多分こっちの方向であってると思います!」
「いや、相棒? 流石にそれは船長を信じすぎじゃないか?」
コットンはそれとなく窘めるが、ジョンドは気にせずそのままどんどん森の奥へと進んでいく。迷いなく進んでいくと思ったけどそんな簡単な理由で進んでいたのか?
若干ジョンドをリーダーにしたことを心配に思い始めてきたが、他にあてもないしついて行くしかないか。
歩きながら森の様子を見てみる。生い茂る木々のせいで視界は悪く、奥まで見通すことができない。上を見上げても重なりあうように伸びた葉のせいでここまで届く光は少なく、そのせいで薄暗く暗い森といった印象が強い。
正直、財宝が隠された森というよりも幽霊が出る森だと言われたほうが信じられるレベルだ。本当にこの先に財宝があるのだろうか?
それにこんな森の中じゃ帰り道も大変だろう……し!?
「全員武器を出せ! 後ろだ!」
「「「え!?」」」
ふと後ろを振り向くと、木の蔓が俺達に向かって伸びてきていた。植物のモンスターか!? 急いでナイフを取り出して【的確急所】を発動。蔓に対して一閃する。
「___!? ___!」
痛覚があるのか、斬られた蔓は慌てたように原点である木の元に戻っていく。その木はミシミシを音を立てて根を地面から這い出してきた。
「木が動いた!? 」
「テンプレで言ったらトレントだ! 文字通り木の化け物だから火に弱いはずだ相棒!」
「火なんて持ってないですよ!」
それにこんな森の中で火を使ったら辺りが火に包まれるかもしれない。ゲームだからそんなことない? いや、そんなことがあるのがこのゲームだ。実際モルガーナが放った魔法のせいで山火事になりかけたらしいし。
幸いにも大木と言えるほど大きなトレントではないが、それでも有効な攻撃手段なんてないぞ?
「ボクが攻撃してみる! ハッ! って、いったぁ!」
「__!」
ミツバもトレントに対して殴打によって攻撃してみるが、文字通り木を殴っているのだ。予想以上に痛かったのか、涙目になって顔を顰めミツバは拳を抑える。ただし、衝撃は伝わったのかトレントは身をよじって悶えていた。良かった。魔法じゃなくてもダメージは通っているようだ。
俺も【ダガースロー】でナイフを投げつける。ナイフはダーツの様にトレントの幹に刺さったが、特に堪えたようには見えない。大してダメージになっていないのだろう。普通は打撃よりも斬撃の方が効きそうなんだけどな。単純に俺の攻撃力が低いのかもしれない。
「ジョンド! トレントを毒状態にすることはできるか!? 普通の攻撃じゃダメージが入りそうにない!」
「多分できると思います!」
蔓をカットラスでけん制しながら、ジョンドはトレントと距離を詰める。そして空いている方の手で拳を握り、トレントを殴りつける。
更に、ジョンドの肩に乗っているコットンも液体をトレントに対して噴射して攻撃。驚いたことにこの攻撃が一番効いているようだった。
トレントはミツバの殴打を喰らった時とは比べ物にならないほどに悶えて苦しんでいた。
よく見てみると、液体の掛かった部分が煙を上げて溶けている。これは酸だろうか? スライムのスキルってやつか。
「__!? ___!!」
「コットンさんコットンさん! コットンさんの攻撃が一番効いてます!」
「植物だから酸性の水は効くだろうさ! まだまだ行くぜ! 【アシッドショット】!」
さながら除草剤でも散布されているかの様にトレントはコットンの攻撃を嫌がって身をよじる。これだけ嫌がっているという事はトレントの弱点と考えていいだろう。
更にジョンドの毒も効いてきたのか、嫌がるトレントの動きが鈍ってきた。
「コットンさん! パターンBです!」
「おうよ!」
パターンB? そういえば船上で戦っていた時もパターンAとか言っていたな。二人だけの合図だろう。
ジョンドの声を聞いたコットンは肩から移動し、カットラスを持つ手の反対へと纏わりついた。
どういうことかと思ったら、コットンが纏わりついた手を、トレントへと銃口を向けるように伸ばして静止。そしてジョンドが支持するように声を荒げた。
「ショット!」
「【アシッドショット】!」
ジョンドの指示でコットンはあの酸の水流を放つ。コットンを銃として扱ってるのか? プレイヤーを使うプレイヤーなんてどんな戦い方だよ!
一人突っ込みを入れている間にジョンドは更に追撃の手を加える。
カットラスで鞭の様に振るわれる蔓を薙ぎ払い、コットンで確実に銃撃を繰り出す。楽し気に笑みを浮かべて豪快に戦うその姿はまさに堂々たる海賊の姿だ。
「邪魔する奴はぶった斬る!」
「邪魔しなくてもぶっ放すってなぁ!」
「「ショット!【アシッドショット】!」」
「___!?」
剣と銃の連撃の果て、とどめのコットンの銃撃によってトレントはついに力尽きたかの様に倒れ伏した。
「勝ちましたコットンさん! っうわ! コットンさん! レベルアップが凄いです!」
「あぁそうだろう!? これがメイの奥の手らしいぞ。言うまでもないが、他言無用だからな?」
「はい! 友達の秘密は僕の秘密です! 絶対に言いません!」
「悪いな。助かるよ。それと、ナイスファイトだったな」
俺とパーティーを組んでいるせいで経験値が激増したらしいジョンドが驚いている。コットンの説明で快く秘密を守ってくれるとのことだし、これで話が広がることはないな。
倒したトレントの方を見ると、コットンが身体を伸ばして覆い被さっている所だった。何をしているのかと思ったら、次の瞬間元の大きさに収縮してしまう。トレントはどこ行った!?
「え!? 今のはなんだ!?」
「あぁ悪い。驚かせたか? これ、スライムの固有スキルの【捕食】っていうんだけど、倒した敵を食べることで自分のスキルに変換できるんだ。……あー、今回のはハズレだな。【触手】スキルって、俺既に自分で伸ばせるし」
スキルを増やすスキルなんてあるのか……。ただ、自分で触手を伸ばせるのに【触手】スキルなんて手に入るってことはそこまで壊れスキルって訳でもないのかな?
でも、倒したモンスターはしばらくすると粒子になって消えてしまうと思ったけど……いや、気になったこと全部聞いていたらキリがないな。スキルについては聞かないでおこう。
「それよりもさっきの戦い方凄かったよ。なんていうか、2人で1人みたいな感じかな?」
「そうですよね! これ。コットンさんと頑張って考えた戦い方なんです! 身体は頑丈だけど攻撃らしい攻撃ができない僕と、色んなスキルが使えるけど機動力に欠けるコットンさん。二つの力を補ったら最強なんです!」
ミツバの賞賛を込めた感想にジョンドが嬉しそうに説明をしてくれる。スライムは四肢がないから機動力は確かにないもんな。それならジョンドが抱えたほうが早いし、それなら武器の様に使ってしまえば手が塞がるってこともない。
ある意味で理にかなってはいるけど、まさかそんな事実行するような人がいるなんてな。両者が納得しないとできないだろうけどこの二人の仲なら問題ないのだろう。
「それで、今のはパターンBって言うんですけど、パターンブラストでコットンさんを銃として戦うことでより僕が主体になってバランス良く戦うことができて___」
「はーいそこまでだ。相棒。説明するのは構わないが早く先に進むことを勧めるぞ? 辺り一面が木の中、トレントに注意しながらゆっくり行くのは避けたい。出来るだけ急ぐべきだ」
「それでパターンCは__っは!? それもそうですね。ごめんなさい! 先に進みましょう!」
何かスイッチが入ったのかパターンについて捲し立てるジョンドにコットンがストップをかける。木を隠すなら森の中っていうけど、実際に森の中に木の敵がいるとなると悠長に立ち止まっているのはあまり得策ではないからな。
今回は偶然不意打ちを未然に防ぐことができたけど、毎回防ぐことができるとは限らない。コットンの言う通り先に進んだほうが良いだろう。
ただ、途中で話が終わってしまったからパターンCが少し気になるな。Bがブラストってことは何かの頭文字だよな。cutとか? ジョンドがカットラスを持っているからそれはないか。スライム(粘液)で切断ってちょっと考えられないし。
その後時折トレントと歩くこと数分。俺達は森の奥に洞窟を見つけた。
海賊組の二人はアンとメアリーをリスペクトして書いてます。二人で一人って感じがして大好きです(日朝並感)
パターンAはオート(auto)の略。各々が臨機応変に戦うスタイルです。
パターンBはブラスト(blast)の略。コットンさんを銃として扱うスタイルです。
パターンCは、そのうち出てくるのでここでは説明しません。