閑話~独白の末に~
ちょっと15禁(個人的に)です。
回覧注意。
物語は少し遡る。
Side:?
「くそが……何でオレがこんな目に……!」
誰かに聴かせるわけでもなく俺、水屋寿は言った。
会社の経理が火の車なのは分かっている。
だが、創設時からの社員であるオレを、こんな山奥の出来たばかりの町に送らなくてもいいんじゃないか!
あのバカな人事部の野郎共め……絶対に許さん!
などと考えながら夕焼け空の下を勤め先から妻の居る自宅へと帰る道のり、
いったいあと何回繰り返せばいいのだろう。
もううんざりだ、左遷同然の扱いでココに移され、自宅で待っている嫁は多額の保険をオレに掛けている……。
もうどうにでもなればいい、最後にパッといい思いをして死んでやる。
そうだな、誰でもいいから女子を犯してやる。
ちょうど近くに空き地がある、子供の一人ぐらいいるだろう、それでいい。
よし、ちょうど少女が一人いた。
いや待て、念には念を入れるべきだ。
オレは少女の背後から近寄った。
「しぃ兄?」
少女は振り返った、かなり可愛い、上物だ。
「お嬢ちゃん、一人かい?」
優しく話しかけた。今すぐにでも押し倒してぐちゃぐちゃにしてやりたいが、
道路が近いからいくら人通りが少ないとはいえ、ばれるとまずい。
近くの林の中まで連れ込んでからだ。
まあ、ごねるようならなれば力ずくで連れて行けばいい。
「うん、千夏は一人だよ。」
素直な子だ、さらさら都合がいいな。
「じゃあ、おじさんと遊んでくれるかい?」
性的な意味で……な!!
「でも、もう病院に帰らないといけないから……」
「大丈夫、ちょっとだけだから」
微笑みの中に欲望を隠しながらオレは言った。
少女は、――千夏とかいったてな――は少し考え言った
「ちょっとだけなら」
ちょろいもんだ、子供なんて優しくすれば簡単についてくる。
「じゃあ、あっちの林の方に行こうか?」
「え、林の方に行くの?」
少し躊躇しているようだ。
「ほら、早く」
軽く急かす。
「うん」
オレの後ろをついてくる少女。
さあ、これから欲望の発散の始まりだ。
心の中で舌なめずりをしながらオレはほくそ笑んだ。
side:水屋寿 Fin
……正直すいませんでした。
こいつのセリフを考えている時、すっごい悶絶していました。