第2話
次の日はいつもより早く目が覚めた
雨で外に出る気分ではなかった。
朝起きるとなぜか3件しかメールがきていなかったので
不思議に思ったぼくはいつも通りメールをチェックした。
2通はただの宣伝でもう1通が問題だった・・・・
やっと見つけてくれた
「ん?」
すごく誰かに見られているような気持ちになった。
非科学的なことはあまり信じない僕でも
あのチェーンメール・・・・・
と思ったりした。
でも何も僕は見つけていないし、ちゃんと10人以上にメールも回した。
何も怖がったり、何かに怯えたりする必要はないと
自分の心に言い聞かせ、また布団を被り深い眠りについた。
何時間眠っていたのだろうか
下からは何一つ音がしなかった。
ぼくは重い体を起こし壁にそりながら階段を下りた。
家には誰もいなく置き書きがしてあった。
起こしても起きないので放っておきました。
起きたら昼ご飯チンして食べるのよ。
ぼくの家は人のプライベートニハあまり関わらないというのがモットーで
あまり深くはぼくについて聞かないし
勝手に部屋に入ってきたり、もちろん携帯も見たりはしない。
小さい頃からそういう家庭だったので
寂しいだとか、かまって欲しいとは思ったことがあまりない。
たまに無関心すぎないか。
とは思うことがあったが、もうすっかり慣れてしまった。
ご飯を食べ終わりふと窓の外を見ると
雨がすっかり止んでいた。
ずっと家にいるのも退屈なので、友達と遊ぼうと連絡を取ろうとした。
だが、誰一人連絡を取ることは出来なかった。
メールや電話をするたんびにかからず、ぼくは苛立っていた。
気が付くと4時になっていた。
どうやら寝てしまったようだ・・・・
まだ家族は帰ってきておらず僕も出かけようと思い準備をした。
家を出ても、いく当てがなく公園でのんびりしていた。
♪~
「また・・・・・・・」
ねぇ、探して私のこと
また同じアドレスだった。
僕は胸の辺りがズキズキいたんだ
「うっ」
なんだこの感じ・・・・・
苦しい・・・・
ぼくはあの事件を調べなければという気持ちになった。
そう思うと気持ちがスッと楽になった。
さっきの苦しみが嘘のように消えていった。
跡地まではもう2回目だったので40分ぐらいで行けた。
今回の目的は火事にあった女の子のお墓に行く事だった。
あたりはもう薄暗くなってきていた。
その後以外にも早くお墓の場所を入手できたが
時刻は6時回っていたのでお墓に行くのは今度にすることのした。
もうすっかり暗くなっていた。
何だか怖くなった僕は家へ急いだ・・・・・。




