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詩全集3

Worn

作者: 那須茄子

誰かの真似じゃ 

心が泣くから

使い古した感情もろとも

踏みしめ確かに固めよ


信じたいのは 

嘘じゃない未来

壊れかけでも 

僕のままでいい

そうしたい


フィルムの中で笑ってた

あの日の僕に手を振るよ


夜明け前の街のノイズ

誰にも届かない歌を歌う

言葉にならない想いが

爆ぜて綯い交ぜようとする

それでもまだ

星屑みたいな残骸があって

多分それは誰も教えてくれない

「正しさ」なんだろうと

あとは風にまかせる


きっと予報通りじゃない明日も

今という瞬間の煌めきに

身を預けるべきだ


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