Worn
誰かの真似じゃ
心が泣くから
使い古した感情もろとも
踏みしめ確かに固めよ
信じたいのは
嘘じゃない未来
壊れかけでも
僕のままでいい
そうしたい
フィルムの中で笑ってた
あの日の僕に手を振るよ
夜明け前の街のノイズ
誰にも届かない歌を歌う
言葉にならない想いが
爆ぜて綯い交ぜようとする
それでもまだ
星屑みたいな残骸があって
多分それは誰も教えてくれない
「正しさ」なんだろうと
あとは風にまかせる
きっと予報通りじゃない明日も
今という瞬間の煌めきに
身を預けるべきだ