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シリーズ外

なろう系と言われてるものを外から眺めながら

作者: 発芽

なろう系について


読んでいて思ったのは、なにも知らない物語を一から読むのって体力がすごくいるってことです。


私は高校の時に電車の中で本を読む習慣があったんですが、ずっと同じ作者の作品を読み続けてました。時々、難しい文だったり、面白く思えない場面だったりもあるんですが、その場面も終盤になると主人公と繋がっていく。無駄な場面なんてないんだと知り、その作者さんの作風と信頼関係が結べて他の作品でも、読んでいくことができました。もちろんこの作者さんなら、読み終わった時の満足度が保証されてるので、次も読んでしまう。


本って漫画と違い、文章です。なので、読むまで自分の地雷だと分からずに読んでた時がありました。最後の方になってその地雷場面を読んでしまい、後に引く傷になってしまいました。新しい作者さんの本を発掘しようとしたら、それだったので怖かったです。その時以来、やっぱり信頼してる作者の作品しか読めなくなりました。(私の場合は、びびりすぎの地雷多い偏食家なんですけど)


そして、新しい本はその世界観や人間関係を一から自分の中で構成したり追っていく作業。いやー、新しい人間関係の構築は本当に大変!Webサイトの小説だと特に難しいと感じたりします。

この世界の文明や魔法はどこまで発達してる?制限は?この人の歳は? ここはどこ?など頭で作っていくんですが、説明が欲しい場面でないまま話が進んでいくものも多い(もちろん私も書けていないです)


そうすると欠けた状態で読んでると、世界に入り込めないし、主人公の目的が分からないとなにする話なのかも分からない。

新しいものを読むってすごく体力、いや精神力?いるなと思いました。


だけど知ってる話だと読みやすい。

二次創作だったり、異世界転生ものが読みやすく、人気のもそうなんだなって改めて思いました。

知ってる世界観。そして大好きな世界を使ってる作品だと分かって読む。それだけでストレスが結構減る!


書く方も、知ってる世界なので細部まで思い描けるので筆が進む。私は今、ロミオとジュリエットの転生ものを書いてますが、すごく書きやすいですね。資料も多いですし。十四世紀のイタリアの時代背景や価値観を調べるのは大変ですが、主人公が中世で育ちつつも、半分現代人みたいな考えでもいけるかな?って感じでなんとか書いております。

そして、書く人によっては他の作品など読みながら、自分ならこうする!などと妄想しながら、執筆に向かうんでしょうね。



なにより、はやりのジャンルで書ける作者さんはすごいなと感じてます。

プロになると編集者とどんな話を書くか打ち合わせや依頼があると聞きますが、それに合わせて書けるってすごくないですか??!

私は極端に好きなものが狭いので、自分の心にビビっときたものしか書けない!なんなら、お題出されて書くのも苦手!!


魔法あふれる異世界転生ものが今はやってますが、作者が自分の中で落とし込み、執筆中も楽しいって見出しながら書いてるのは、ジャンルの引き出しが多くて、何にでもなれて、器用な方だと思います。プロには絶対に必要な才能ですよね。


私は高校まで、家にゲーム機がありませんでした。PCはあるんですけど、特打とか英語の勉強がてら分岐ストーリーのあるソフトとか。ためになるものは、家にありました。あとはブラウザで農業や二次創作を読んだりしてました。


20歳になって初めて自分のお金でDSを買いました。

なので、ドラクエとかFFとか全くもってファンタジーの世界に親しんだことがない……。おかげでハリポタも指輪物語も自分には刺さらない人間になってしまいました。

みんなが、暗黙の了解で知ってる世界観を私は知らない……。

前にソシャゲで「他のゲームとだいたい一緒よ」ってキャラが説明省かれたですけど、私はRPGとかアクションゲームを全くやってないので、説明してくれ〜〜って泣きました。馴染みがないと、みんなが知ってることも知らない……。私には土台か何も無いので、なろう系と言われるものが、私には馴染みがないものとなってしまいました。これはわりと、執筆する上でも損してる気もしてます。



自分が慣れ親しんだ好きなものが、自分の書く上で血となり肉となる。そんな自分は偏食家だと自覚があるので、書いて投稿してあらすじの時点で、それ以上読まれなくてしかたないと思ったりします。



最後に。

にしても読まれる作品ってすごいですよね!?

こんなに投稿が多くて、更新しても流れてしまうなか、しっかりと読者の目にタイトルとあらすじが留まり、ページを開いてくれる。

まずはそもそもページ開いてもらうために何すればいいんだ???

投稿時間の工夫や取り扱うジャンルや、もちろんタイトルとあらすじも練り込むっとかあるかもしれないけど、私には途方もない世界です。




みなさん、こらからも執筆頑張ってください!楽しんで書いていきましょう!


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― 新着の感想 ―
>もちろんこの作者さんなら、読み終わった時の満足度が保証されてるので、次も読んでしまう。 そういえば、この感覚は無いな。 たぶん私は作家と言うか人に興味が無く、創作物と言う結果でしか評価してないんだ…
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