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君に届け 愛の歌

作者: 多田緋月

僕は頭が良くないから

うまくいえないけれど

何が大切かは知ってるつもりだよ

君のことが大切なんだ


僕は争いごとが苦手だから

役には立たないかもしれないけれど

君をずっと見守り続けるつもりだよ

僕は君のことを好きだから


僕は歌がうまくないから

うまく歌えはしないけれど

何を歌えばいいかは知ってるつもりだよ

君のことを愛してる


暗く冷たい夜に

泣き出しそうな夜空の下で

もし君がひとりぼっちだったなら

どうか僕のことを思い出して欲しい

僕の心はいつも君と共にあるから


僕はお金持ちじゃないから

君にできることは少ないけれど

君のためにプレゼントするつもりだよ

君の大好きな白猫のぬいぐるみ


僕は顔が不出来だから

自慢の彼氏にはなれないけれど

精一杯おしゃれするつもりだよ

君の隣にいたいから


僕は文章が下手だから

うまく伝えられないけれど

何を伝えればいいかは知ってるつもりだよ

君を愛してる


もしも君がひとりきり

たとえば歯医者の待合室で

泣きたいほど孤独なときは

どうかこの歌を思い出して欲しい

君に届け 愛の歌

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― 新着の感想 ―
[良い点] わぁ〜 素敵な詩です! すごく優しい詩を書かれるのですね。 これ、とてもいいです。 私も男性視点の恋愛詩書くの好きなので、とても勉強になります! 素敵な詩を読ませていただき、ありがとうご…
2021/06/23 23:06 退会済み
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