第一話異世界転生
初めまして緑ニットと申します。これからよろしくお願いします。
俺はごく一般の高校生。
成績は中の下。部活も入っておらず、運動もそれほどいい方ではない。
俺はいつも通りに放課後、自電車に乗って帰っていた。
その時、横断歩道で小学2、3年生くらいの子がトラック轢かれそうになっていた。
しかし俺は自電車に乗っているので、手を掴んで助けてやることも出来ず、
(もしできても足が遅いので一緒に引かれるのがオチだろう)少し目を塞いでいたがどうやらトラックはギリギリで曲がったらしい。
ってあれこっちに向かってきてないか、うわぁぁぁ。
目が覚めたら真っ白な空間で見知らぬおっさんに顔を覗かれていた。
『起きたか少年』
頭の整理つかず、黙っていると
『混乱しているところ悪いがここは死後の世界で
お主はトラックに追突して死んだのだ』
「あ、貴方は神様なのですか」
『いやただの管理者、、、まぁ神のようなものだとおもってくれていい』
話を聞くとどうやら俺は神の不手際のせいで死んでしまったらしい。死ぬと聞いたら取り乱すと思うのだが、
以外と冷静でいられた。いや死んだ実感が無いのかもしれない。
『不注意のせいで殺してしまったので2つの選択肢をやろう。このまま消滅するか、剣と魔法の世界に転生するかどうする?』
「転生します」
『そうか、なら早速準備をしよう』
「まっ待ってください、転生するにあたって強い能力などもらえないのでしょうか?」
『なにを言っている、お主はなにか偉業を成したか?
いやなにもしていないであろう、したがって強い能力などは上げられん』
『まぁ流石に(異世界言語)のスキルなどは授けてやろう』
「それだけですか?」
『まぁ6歳になるとギフトが与えられるその時まで待つが良い』
「わかりました」
『では行ってくるがよい』