表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
老魔導師と猫耳従者  作者: 徳傳惣吉
8/23

帝国の使者と五大魔導

オーバニア帝国 トーバ達の住む大陸の一番北にある帝国、前皇帝がクーデターにより廃位され、

今はその息子が皇帝になっている、最近は

五大魔導師の魔力に対して研究を進めている…

トーバの予想は当たっていた…怒号をかけていたのは白く足まで伸びた髭を蓄え杖を着いた老人だった…。



トーバ「誰を怒鳴っているのじゃ…?」



メアリス「あの二人じゃないか…?ん…あの軍服は…?」



ミーツ「多分…あの国…ですかね。」



???「やれやれ…流石は五大魔導一の堅物ですね…

今のうちに差し出せば安全な余生を送れると

言うのに…」



???2「貴殿には随分と手厳しいのだな、私にはいつでも来い、食べたいものはないか、とか

過保護だったが…?」



???「あなたは知らないのですよ…まだウブですからね、あの老人は大陸のあちらこちらに妻が

いて別名疾風のクードバルなんて言われているんですよ…」



???2「貴殿は良く知っているな…一応今日の夜にもう一度行くとしようか…私だけで…。」



トーバ「…なんだ…あの二人は…」



それからトーバ達は村に入っていった…



村長「おぉ…トーバ様、良くおいで下さいました…クードバル様がお待ちでございます。」



クードバル「おぉ…トーバか、10年振りじゃのぅ…おっとっと…そこの三人の娘さんは…?」



トーバ「儂の妻と従者と仲間じゃ、手をだそうもんなら明日の朝川辺に沈んでおるぞ…」



ロミス「なぁんだ、可愛いお爺さんじゃない、

トーバの言っていたのと違う…?」



ミーツ「いや…きっと猫被りしてるんですよ、

トーバさんとタイプが違うでしょう?」



メアリス「そうかもな。」



トーバ「褒められているのか…貶されているのか

良くわからん…」



クードバル「トーバ、先程の二人…どこから来たか分かるかね?」



トーバ「あの軍服からして…オーバニア帝国の

使者じゃないかのう?」



クードバル「ご明答、奴らは五大魔導の持つ

魔力を欲しがっているようじゃなあ…風のは

実力行使され掛けたようじゃがな…」



トーバ「まだ繋がっていたか…助平め、次妙な事があれば監獄行きじゃぞ…」



ロミス「うぅっ…お腹空いた…トーバ…早くご飯食べたい…」



トーバ「おぉ…済まないね、さぁ頼みますよ、

コックさん。」



ミーツ「最近魚を食べてなかったので嬉しいですね~。」



メアリス「私は…生魚を見たのは初めてだから

非常に楽しみだ…。」



ロミスの手料理を堪能したトーバ達はクードバルの話を聞いた…



クードバル「あのオーバニアの使者…確か男の方がクローヴィル子爵とか言ったな…可愛らしい女の子の方はレーミスと言って26歳、彼氏無し、

剣術一筋でな…騎士団長にしとくのは勿体ない

ものだよ…」



トーバ「やはり昔と変わらぬな…それと…この村にいる目的はなんじゃ?」



クードバル「ここは儂の生まれ故郷じゃ、帰って来て何が悪い…」



ロミス「ふぅん…お爺さんはここの生まれなんだ、100歳を越えても元気なのがなんとなく頷けるよ、長寿の実と言われる実が沢山生っているからね…」



ミーツ「あぁ…あなたの口元についていたあれですか、あれ一つで100年分の寿命がプラスされるそうです…」



メアリス「良く知ってるなぁ…」



トーバ「…世間話はここまで、クードバル、

今日あの騎士団長に来いと言っていたな?大丈夫か?」



クードバル「なぁに…お前様方がいるしなあ…

それに儂に何かしようとすれば生きては帰れぬ…」



トーバ「ふふふ…やはり抜け目ないのぅ、

さぁて…夜中に忍んで来る人を待ちましょうかね…」



トーバ達は夜中まで待つことにした…




登場人物 クードバル (106)


五大魔導師の中では二番目に年寄り、行動力が

早いのと女性に対しての行動も早いので、

疾風のクードバル、王様クードという渾名が

ある。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ