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老魔導師と猫耳従者  作者: 徳傳惣吉
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闇の谷と暗い森

闇の谷とは…闇属性の魔物が巣食う場所であり、

また高純度の闇水晶が手に入る場所でもある。

トーバとミーツは闇の谷に向かって歩き出した…



ミーツ「トーバさん、トーバさんは五大魔導師の人達とお会いになったことは有るのですか?」



トーバ「あぁ、あるよ、確か…あれは…10年前じゃったかな、儂等五大魔導師を束ねる魔導長が

老衰で死んだ時に集まったんじゃよ、儂はあのときまだ70歳で、風の魔導師はまだ9歳じゃった。」



ミーツ「…魔導長は強かったんですか?」


トーバ「儂等五大魔導師が束になっても勝てなかった…多分今生きていても勝てぬじゃろう…」



ミーツ「…何やら魔物の気配がします…」


トーバ「む…確かにのぅ。」


そこに現れたのは闇の谷に周辺に生息するブラックスライムだった…


ブラックスライム「ピッ!ピッ!」


トーバ「なぁんじゃ…こんな奴は脅かせば…」


ブラックスライム「ピッ!!」



ブラックスライムはトーバに向かって体当たりをしてきた…


ドンッ!!


トーバ「ぐふっ…こ、こんなダメージを与えるとは…恐るべし、闇属性…」


ミーツ「もう…ここの魔物はレベルが高いので

有名なんですよ…」


トーバ「な、なんでこんな所に連れてくるんじゃあぁ…」


ミーツ「分かりましたよ…光よりこれり古の精霊よ…この敵に裁きを!ルーブレック(光の剣)!」


ザクッ…プシューッ!!


ブラックスライム「ピキイイイッ!!」



トーバ「あ、あら…君、倒せちゃったみたいだね…」



ミーツ「ただ脅かそうとおもっていたんですけどね…まさか…倒せちゃうなんて…」



トーバ(な、なんて恐ろしい娘じゃ…)



ブラックスライムを倒した後、トーバとミーツは

荒れ果てた闇の谷を目の当たりにした…



トーバ「な、なんてことじゃ…木々は倒され…」


ミーツ「地面には魔法を放った跡が…これは早く村に急がないと…」



ミーツの予感は当たっていたのだ…。


闇の谷は魔法による傷跡や、木々が薙ぎ倒されており、散々たる有り様であった…一体何があったのか…謎が深まるばかりである…。

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