可愛い猫耳と闇の谷
トーバを見つめていたミーツ、口には出さなかったがトーバによるキブルーへの制裁を見届けた上で従者の契約を結んだのか…謎である…。
老人は朝焼けの荒れ果てた道を緑の魔術を唱えながら歩いていた…。
???(…後ろから誰か付いて来ているなぁ…先程の
商人の手先ではないと思うが…まぁ、調べてみるか…)
と老人が後ろを振り向くとそこには土埃に汚れたローブを纏ったキャルト人の女性がいた…
???「あなたが…緑魔術の…使い手トーバ様ですね?」
トーバ「…儂の名前を何故…」
???「あぁ、申し遅れました、私はあなた様の従者になるミーツと申します、さるお方から頼まれて参りました。」
トーバ「さるお方…ふむ、どうで聞いてくれるなと言う奴じゃろう、先ほど儂の従者になると言うたが…本気かね?」
ミーツ「嘘でこんな事は言いません…さぁ早く契約をしましょう…」
トーバ「む、たしか…契約の掟には女性を従者とする場合は接吻、男性は握手とあるな…ふむ…
じゃが、破ろうものなら…分かっておるな?」
ミーツ「はい、女性ならば魔導師、魔術師の妻に
なり、男性ならば護衛とするか性を転換させるか…でしたね…」
トーバ「ふむ、なれば人のいない今が最適と言えよう…」
ミーツとトーバは軽い接吻を交わした…
ミーツ「これで契約完了ですね、ご主人様。」
トーバ「ご主人様…か、どうもくすぐったい呼び方じゃ…トーバで構わん。」
ミーツ「…ならトーバさん?」
トーバ「それでも構わん。」
ミーツ「では…トーバさん、まず…どこに行かれますか?」
トーバ「ふむ…わしゃあ特に決めておらぬよ、
荒れ果てた大地があればそこに緑を繁らせる、
それだけじゃ。」
ミーツ「でしたら…闇の谷へ行きませんか?
あそこは年中光が入らず…植物も育たず…」
トーバ「む~そこは…最後辺りに行かねばならん所のような気がするぞ。」
ミーツ「トーバさんは五大要素はご存知ですね?」
トーバ「な、なんじゃな…藪から棒に…あぁ、
知ってはいるが…火、水、土、緑、風じゃろ。」
ミーツ「その風の魔導師がいるんですよ…闇の谷に…。」
トーバ「そういうのは風のなんちゃらに住んでいるんじゃないのか…」
ミーツ「風の魔導師は五大魔導師の中では一番若いから…修行中なんです…それで、風の魔力強化に闇の谷に…」
トーバ「なるほど…合点がいったわい、では行くとするかね…」
ミーツとトーバというコンビが今日誕生した、
さて…どうなりましょうか…
緑の魔術、それは大地を癒す魔術である…五大要素の一つであり、トーバは五大魔導師の一人である、ちなみに五大魔導師は年齢は関係なく、
一番上は100~10代とかけ離れているが、魔力の強さも影響する。




