火の魔導師と死人
登場人物紹介 クランド (200)
五大魔導師一番の古株、創設された百年前から
生きている人間、ある誓いにより長い時を生きている、妻は80年前に亡くなり、息子や孫、曾孫、玄孫、昆孫は地上に降りている。
現在は神殿で静かに祈りを捧げている。
トーバ達はなんとか聖なる山までたどり着いた…
トーバ「ふむ…30年ぶりか…変わらぬのぅ…」
ミラール「私…雪は慣れているけど山は…」
ミーツ「ちゃんと登ればトーバさんと3時間同じ部屋に居させてあげます。」
メアリス「!ミーツ…」
ミラール「ほ、本当…?やった…やった。」
ボソボソ…
ミーツ「そんな事するわけありませんよ、ただの
疑似餌です…」
メアリス「なるほど。」
ロミス「よく見てみると…そんな高くないね…。」
トーバ「山を舐めたらいかんで?」
メアリス(…トーバの目付きが変わった…何かあったのだろうか…?)
トーバ達は山の中に入っていった…
もう一方の入り口では…
ルーバル「…やはり死人を使うのは嫌なもの…」
???「う…う…」
兵士「ルーバル将軍、この死人は一体何処の誰なので…?」
ルーバル「む…聞いた所によればある国の領主の
一人娘という所だ…」
兵士「なるほど…秘密兵器にはうってつけと言う訳ですか…」
ルーバル「侯爵の気持ちが分かるよ…」
一方…トーバの方は山のきつい道を登りきり、
神殿の近くまでに着いていた…
トーバ「80歳になってよくもまぁ登れたものよ…」
ミラール「ねぇ…山登りきったよ…トーバと三時間部屋に居させてくれるんでしょ…?」
ミーツ「あれ?そんな事を言ったかなぁ…?」
メアリス「そうだな、そうだよなっ!」
ロミス(やっぱりね…)
ミラール「そんなぁ…」
トーバ「そらっご褒美じゃ。」
トーバはミラールを見つめたあと頬を撫でた…
ミラール「ああっ…」
メアリス「トーバ…私にも触れてよっ!」
ミーツ「…何?」
ロミス「さぁ?」
トーバ「さぁて…奴、クランドに会いに行くか…」
一方ルーバルの方も神殿近く迄に到着した…
ルーバル「!あの人影は…トーバか!」
兵士「思ったよりも爺ですね…羨ましいことに女4人なんざ連れて歩いちゃって…」
ルーバル「バカ、あの中に辺境伯がいるんだ!
あーあ…多分老け専を見破られたかな…」
兵士「それでは…投入いたしますか?」
ルーバル「よし、良いだろう、放て!」
ガチャン!
???「う…う~」
トーバ「!何やら嫌な気配がする…早く神殿に
逃げ込むのじゃ!」
神殿の中…
トーバ「クランド~!クランド!!早く出てこぬか~!!」
神殿の奥まで行くと神の像があり、そこで静かに祈りを捧げる老人がいた…
トーバ「クランド!祈ってないで助けてくれ!」
クランド「騒々しいのぅ…や、トーバではないか…久しいのう…む、再会の喜びは後にしようか。」
メアリス「ご老体は一体おいくつなのだ!?」
クランド「わしか!?わしゃ当年200歳じゃ!
ある誓いによって生き長らえてる年寄りだ!」
ロミス「…に、200歳…」
ミラール「流石に三桁いくとなると…」
ロミス「来るっ!」
ミーツ「禍々しい…これは生きている者の気配
ではありません…」
クランド「お主がミーツか、噂には聞いていたが…よし、こうなれば百人力じゃ、そこにある
杖をおくれ。」
ロミス「は、はい。」
クランド「…ふん!」
ミーツ「わぁ…特に何も掛け声も無かったけど
凄い力がみなぎってくる…」
???「う~う~…」
クランド「…やはり死人…だが何やら力を加えられている…帝国の奴らか…」
トーバ「非道なり!」
トーバ達と帝国が放った秘密兵器の戦いの火蓋が
切って落とされたのだった…
帝国が放った秘密兵器…トーバ達は見事勝つことが出来るのか!?




